小暮式1分間ゴルフ

【厳選】「小暮式1分間ゴルフ」5

パットの恐怖…いかに克服するか、その方法とは?

 

「入らなくても、気にしなくていい」

「過程が正しければ、必ず結果はついてくる」

「何度でもトライすればいいんだ」

このような考えで解消できるほど、パットの恐怖からの克服は容易ではありません。パットの恐怖は回避することはできません。向き合うことしか方法はありません。

Face to fear(恐怖に向き合う)」

これはアニカ・ソレンスタム選手の帽子のツバに書かれていた言葉です。

プロであっても、苦手な状態と向き合い、課題を一つ一つ解消していき、練習をしていくことが大事なのです。

以下に「技術的な問題」「メンタル的な問題」「肉体的・身体的問題」と向き合う方法をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

・技術的な問題→ 押し出す・ひっかけるは、パターの形状や長さ、重さでも対応できる

・メンタル的な問題→ 目の前の1打は大切な1打ではあるが、生涯打ち続けるパットの1打に過ぎない(過緊張を取り除く考え方)

・肉体的・身体的問題→ 呼吸法を変えてみる、感覚を鈍化させる太いグリップにする、グリップ方法をアレンジ、インパクトを感じさせないクラブやグリップにする。

パターの恐怖心は、一見非常に大変な問題だと思えますが、ゴルフの旅に出たプレーヤーが長いゴルフ人生の中で良い状態と難しい状態とを乗り越えてゆくことであり、これ自体がゴルフなのです。

パターに悩んでいる人の多くは、以前パターが上手な人だったことも興味深いです。