大叩きからの“メンタルリカバー術”を学ぶ!
簡単にできるメンタルリカバリー術をご紹介いたします。
1.「仕方ないと思う/ミスをクラブや他人のせいにする」
ゲームが動いている最中に、ミスの原因に集中しても、懸命な対応とは言えません。ミスは他に置いておき、感情が引っ張られないようにします。
優秀なプレーヤーは、プレー中、ミスした場合でも表情があまり変わりません。
これは、結果と感情を切り離していると言えます。最初からダメージが受けにくい状態を作ることができるとしたら、たとえミスをしても、影響を受けずにいられます。
プレーが始まる前に行う完全なるマインドセットが実現できたら、素晴らしいでしょう。
2.「欲望を前面に出す」
“頑張れ、負けるな、あと少しだ”との言葉は、限界点で戦っているプレーヤーの耳には届きませんし、決して響きません。大切なのは心の底から湧き出る衝動であり欲望です。“勝ちたいのか、No.1になりたいのか”。
リカバリーとは、ミスの恐怖に打ち勝ち、高い集中力を出すことであるとするならば、強い欲望を前面に出すことにより、もう一度最高の状態(ゾーンの扉)を開くことが出来ます。
3.マインドセット「大たたきした状況からのスタートを設定し、その後のプレーを展開してみる」
1番ホールをスタートする前に、すでに3ホールで6オーバーしていると仮定します。焦りや苛立ち、落胆、逃避、あらゆる衝動が頭をぐるぐるとめぐります。
その中で、冷静さや積極的マインドを保ちプレーできるかを試していきます。
4. 「好きな食べ物、言葉や音楽、勇気がでる状態を確認しておく」
高い目標を掲げ、結果を出そうと強く思う競技者は孤独です。世界中の全ての人は異論を唱えても、自らの道を進むことができるくらいの強いマインドが求められます。
目標達成する過程では、ミスを最小限に思いはするが、致命的なミスをしてしまう場合があります。そのような時に重要なのが、“素の自分に戻れる状態”です。
大好物を食べている姿を想像するだけで、苛立ちや落胆を忘れることができるそのような状態が、リカバリーを早め、勝利への強い原動力となります。