徹底考察!使用パターにマッチした最適なグリップとは?
パターの構え方やグリップの仕方は定型なしと昔から言われています。
逆オーバーラッピング、オーバーラッピング、クロスハンド、クロウグリップ等、たくさんありますが、皆さんはどのようなグリップを採用されていますか?
考察していくと、使用パターにマッチした最適グリップがあると言えるのではないでしょうか?
歴史を振り返ってみましょう。
キャッシュインのT字、ラインに構えやすいL字、トウヒールのピン型、安心感のマレット型、フェイスバランスのツーボール型、直進性が増したセンターシャフト型等、時代にあったボールとパターが開発され、最適グリップが誕生した模様です。
ここで、ストローク別適正パターとグリップを見ていきましょう。
・ストレート軌道/フェイスバランスパター/クロスハンド ・イントウイン軌道/トウヒール、ピン型/逆オーバーラッピング ・イントウイン軌道/中尺・長尺/クロウグリップ
では、それぞれの利点を考えます。
*クロスハンドグリップ
左手首が下になるので、両肩を結んだラインが地面と平行になります。よって、肩のライン、膝のライン、フェイスラインが目標に合わせやすい。
同時に、インパクトで右手の角度が維持しやすい点と、ストレート軌道でストロークしやすい。
難点として、右手の繊細なタッチをセーブしてしまうので距離感&タッチが出しにくい。
*逆オーバーラッピンググリップ
右手の繊細なタッチが出しやすい。パターヘッドを自在に操作できる。
しかし、反面プレッシャー下ではインパクトでフェイスアングルが変わりやすい傾向がある。
*クロウグリップ
右手クロウ、左手クロウがあります。パターを挟むことにより、インパクトでフェイスの捻じれを無くし、オートマチックな動きを行うができます。
重量があり、フェイスが大きいパターに適しています。安定した動作が得れるも、繊細なタッチが出にくい傾向があります。
ご紹介した、すべてのパターと打ち方を試してみても良いでしょう。練習と実践を繰り返すことにより、自分自身に当てはまるストロークとパターとグリップが決まります。
どなたでも、パターのストロークで癖があります。パターで補う方法とグリップで補う方法があります。