小暮式1分間ゴルフ

【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ1」

 徹底考察!使用パターにマッチした最適なグリップとは?

パターの構え方やグリップの仕方は定型なしと昔から言われています。

逆オーバーラッピング、オーバーラッピング、クロスハンド、クロウグリップ等、たくさんありますが、皆さんはどのようなグリップを採用されていますか?

考察していくと、使用パターにマッチした最適グリップがあると言えるのではないでしょうか?

歴史を振り返ってみましょう。

キャッシュインのT字、ラインに構えやすいL字、トウヒールのピン型、安心感のマレット型、フェイスバランスのツーボール型、直進性が増したセンターシャフト型等、時代にあったボールとパターが開発され、最適グリップが誕生した模様です。

ここで、ストローク別適正パターとグリップを見ていきましょう。

・ストレート軌道/フェイスバランスパター/クロスハンド ・イントウイン軌道/トウヒール、ピン型/逆オーバーラッピング ・イントウイン軌道/中尺・長尺/クロウグリップ

では、それぞれの利点を考えます。

*クロスハンドグリップ

左手首が下になるので、両肩を結んだラインが地面と平行になります。よって、肩のライン、膝のライン、フェイスラインが目標に合わせやすい。

同時に、インパクトで右手の角度が維持しやすい点と、ストレート軌道でストロークしやすい。

難点として、右手の繊細なタッチをセーブしてしまうので距離感&タッチが出しにくい。

*逆オーバーラッピンググリップ

右手の繊細なタッチが出しやすい。パターヘッドを自在に操作できる。

しかし、反面プレッシャー下ではインパクトでフェイスアングルが変わりやすい傾向がある。

*クロウグリップ

右手クロウ、左手クロウがあります。パターを挟むことにより、インパクトでフェイスの捻じれを無くし、オートマチックな動きを行うができます。

重量があり、フェイスが大きいパターに適しています。安定した動作が得れるも、繊細なタッチが出にくい傾向があります。

ご紹介した、すべてのパターと打ち方を試してみても良いでしょう。練習と実践を繰り返すことにより、自分自身に当てはまるストロークとパターとグリップが決まります。

どなたでも、パターのストロークで癖があります。パターで補う方法とグリップで補う方法があります。