ショートパットから行う、実践上達法
ショートパットから行う実践上達法をご紹介してきます。
では早速、質問です。普段一緒にプレーする中で、一番パターの上手い方を頭に思い描いてください。
1.どのようなストロークをしていますか?(しっかりとヒット、弱くヒット)
2.練習方法に独自性がありますか?(必ずスタート前に行う練習法がある、特になし)
3.ルーティーンはありますか?(明確にある、ない)
4.構えをしていますか?(自信がみなぎる、不安でしかたがない)
5.構えてから打つまでの時間は?(短い、長い)
6.パッテイングが非常に(好きそうに、嫌いそうに)見える。
7.最後に質問です。一番パターが上手なのは?(ご自身、他の方)
つまり、パターの上手な方は・・・
1.ハートが強い。
2.自分自身の長短所を熟知し、練習に工夫している。
3.何時でも同じ精神状況。緊張やプレッシャーをコントロールできる
4.結果を気にせず、大きく構える。自信がある。
5.イメージ力、集中力、決断力がある。
6.難易度が高いものを好きだといえる、プラス思考のメンタリティーがある。
7.自分に酔える。それだけ質の高い練習と良い結果を出し、自信がある。
といえます。
スタートする前からパターが好きな方と嫌いな方では、結果が明らかに違うものとなるでしょう。では、どのような練習をすると効果的に上達できて、自信をもてるかをお伝え致します。
簡単にできる練習法と忍耐力が必要な練習法を紹介します。
1.シングルハンド打ち(DELOFTING、ADD LOFTしない)
3フィート(約90センチ)を片手で5球ずつ打ちます。
ライトハンドストローク(右手だけでストローク、右手の角度維持、ロフトを立てない)
レフトハンドストローク(左手の角度を変えない、ロフトを加えない)
2.バックストローク無しのフォロードリル
フォロースルーでも、クラブフェイスをコントロールする。
3.強め、弱目、ジャストの三種類の交互打ち
6フィート(約180センチ)を5球打ちます。
最大値と最小値を知る。距離感を養います。
4.カップを見たまま打つ
インパクトをスムースにする目的と、距離感を養えます。
5.放射線状に打つ
スタート前に40、50、60フィート (約10、12,5、15メーター)を練習し、カップから3フィート(約90センチ)の距離までに入れます。
普段からの練習方法として、カップから3フィート(約90センチ)の場所に、放射線状に10本のティーをさします。そこから、さらに30センチ間隔で10本ずつ、合計100本をさし、練習します。ボールは10球を10回練習します。入らなければ、最初に戻る。約4メータまでを完全に練習します。
ポイントはスムースに動く事です。目標の100球に近くなるほどプレッシャーがかかります。これこそ、練習の目的です。緊張下でのスムースな動きの練習こそ、名手の条件となります。
同時に、加速度を一定に保つように練習します。ストロークの長さは、距離や、グリーンスピード、傾斜(上り、下り)に影響を受けます。しかし、加速度は一定に保たなけならない。距離に応じて、加速度を変えるプレーヤーは、距離感が安定しないからです。
ぜひお試しください。