インパクトにかけて、下半身を伸展させ、腰の前傾角度を浅くすることにより、飛距離がアップできます!
POINT7.左ヒザを深く曲げる
■重要ポイント
左ヒザをボール側に突き出すように深く曲げ、左足に加重します。
■詳細
左ヒザをボール側に突き出すようにして、より深く曲げます。前に付き出して曲げるため体重は左ツマ先側にかかり、同時に腰のラインは左側がさらに下がります。また左足に自然に加重され、体重配分もアドレス時の左足55対右足45からトップオブスイングでは左足60対右足40になります。
[ダウンスイング~フォロースルーで気をつける4つの動作]
■ダウンスイングからフォロースルーの動き・まとめ
ダウンスイングからフォロースルーの特徴的な動きは、5点です。①腰を左に振る、②尻を左に押し込む、③左脚とカラダを伸ばす、④腰と肩を回す、⑤腕をインサイドに振る、です。
バックスイングで右に振った腰を、ダウンスイングで左に振り戻します。このときさらに、尻をトップオブスイングで左ヒザ頭があった地点の上に押し込むように動かします。この動きと平行して左脚を踏み込んでトップオブスイングで曲げた左ヒザを伸ばします。同時に、腰と肩を回していきます。
腕はバックスイングで45度インサイドに入れましたが、ダウンスイングでは内側に入れた45度分振り戻すだけでなく、インパクトからフォロースルーにかけてさらに45度インサイドに振り抜きます。こうすることで大きな回転が得られ、飛ばしの原動力となります。
POINT8.腰を左に振る
■重要ポイント
腰を左にスライドさせるようにヨコに振る
■詳細
バックスイングで右に振った腰を、ダウンスイングからフォロースルーにかけて左に振り戻します。このとき反動で上半身が右に傾きやすくなるので、そうならないよう注意しましょう。切り返しで上半身をさらに左に傾ける意識を持つと、上半身が右に傾くミスは起こりません。
POINT9.尻を左に押し込む
■重要ポイント
左ヒザ頭があった位置めがけて、尻を強く押しこむ
■詳細
腰を左に振ったら、さらに尻をトップオブスイングで左ヒザ頭があった位置目指して、“グッ”と強く押し込みます。尻という重量のあるパーツを押し込むことで、大きなパワーが得られます。
POINT10. 左脚とカラダを伸ばす
■重要ポイント
左足で地面を蹴り、左脚を伸ばし、同時にカラダを伸ばす
■詳細
左ツマ先側に加重していた左足を踏み込み、左脚を真っすぐ伸ばします。トップオブスイングでは左ツマ先側に加重されていたため、左ツマ先側に力を入れ左足を踏み込みます。左ヒザを深く曲げていたため、左脚はスムーズに伸ばせます。また左脚を伸ばすことで、カラダ全体も伸びます。
POINT11.腰と肩を回す
■重要ポイント
腰と肩を回していく
■詳細
腰と肩を回します。ただし、従来のスイングのように左腰を先行させて回しません。そのためインパクトは左腰が先行して回る形にならず、腰のラインがボールと正対する形でインパクトを迎えます。
POINT12.腕をインサイドから、さらにインサイドに振り抜く
■重要ポイント
腕をインサイドから振り下し、インパクト後さらにインサイドに振り抜いていく
■詳細
トップオブスイングで、腕を45度インサイドに振り上げました。ダウンスイングでは、振り上げた軌道に沿って振り下します。グリップエンドをカラダに引きつけて振り下せば、腕はインサイドから振り下せます。右ワキを締め、左腕を伸ばして振り下します。
さらにインパクト後は、手を真っすぐ振り抜いていかず、45度インサイドに振り抜いていきます。