小暮式1分間ゴルフ

1-9-2【パッティング-グリップ-クロスハンドグリップ 】

■クロスにしたからと言って、全てのパッティングを1回で決められるわけではない。しかしながら、順手よりも安定してストロークでき、悩むことが少なくなるとしたら、トータルでゴルフゲームに及ぼす影響力は計り知れない!

本当にゴルフが上手くなる為には、 動作に意味を持たせ、シンプルにしていくことが大切です。「1分間ゴルフ」では簡単、短期間、効果的に上達できる小暮メソッドを簡略化して、
初心者の皆さんから中上級者の皆さんへ、お届けしています。

パッティングでは、当初順手グリップからスタートする人が殆んどだと思われます。
しかし、順手のストロークではどうしても、ミスしてしまう人も見受けられます。

インパクトでフェース面が安定してコントロールできない場合、
右手の器用さが過敏に反応してしまう場合、
インパクト打感が手元に響き、誤作動を起こしてしまう場合は、

クロスハンドグリップ(左手が下に、右手を上にした状態で握る)をお試しください。

手順として、
1.左手をの伸ばして構える
2.左手を伸ばして、両肩のラインが地面と平行にして、左手を下に、右手を上にしてグリップする
3.テークバックバックでは、左サイド(左肩、左肘、左手首)を一体にして動かす(角度を変えない)
4.インパクトでは、左手甲がボールに対して、直角に当たる
5.10M以内は、比較的距離感が合いやすく、ロングパットの練習を必要とする

 

<クロスハンドグリップのポイント>

*フェース面が低く動くので、転がりが安定している
*左手が右手の動きを抑えるので、フェース面が安定している
*左肩のラインのを基準とするので、極端に右へ向く構えがなくなる
*器用な右手を使うことなく、緊張した場面でも毎回同じ動きを導きやすい
*フォローを意識し、テークバックでの軌道やフェース面を考える必要がなくなり、スムーズに動ける

 

<練習の工夫>
プレッシャーには強い利点がありますが、順手に比べて距離感が合わない場合があります。
■ロングパットがショートしやすいので、10M以上を沢山練習する
■フェース面による微調整が出来ない分、アドレスの狂いが許されない。アドレス時の肩、肘、スタンスをターゲットに対して綿密に調整する
■上りのパットを打てるように、左手のグリッププレッシャーを考える(強く握る=直進性向上。弱く握る=距離感向上)

クロスハンドでも、しっくりこないゴルファーが最終的にたどり着くグリップは?

次号へ、続く。

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