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小暮式1分間ゴルフ
【小暮式1分間ゴルフ】, ゴルフ用語

【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ11」

2016年10月19日

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ゴルファーを苦しめる“雨対策”を伝授する!

冷たい雨が降る中でも、ゴルファーはゲームを組み立てなくてはなりません。今回はずばり雨対策。マークシートに応えながら、一緒に進めて行きたいと思います。

傾向と対策、恒例の問題集、スタートとなります!

  

■設問

1.雨は体が濡れて、レインウエアは動きにくく、ボールも飛ばないから嫌いだ。(はい・いいえ)

2.前日の天気予報を見る習慣と準備することが日課だ。(はい・いいえ)

3.雨だと、みんなが諦めるので、逆に集中して良い結果を出したいと思う。(はい・いいえ)

4.ゴルフは自然の中で行うスポーツなので、雨、風の対策もゲームだと思っている。(はい・いいえ)

5.雨に濡れる事を前提にグローブ3枚、シャツ&靴下2枚、タオル、傘等を用意する。(はい・いいえ)

6.雨でランがなくなり飛ばないので、さらに飛距離を出そうと力む。(はい・いいえ)

7.Wでは、右に行かないように工夫している。(はい・いいえ)

8.アイアンでは、ボールの手前を打たないように工夫している。(はい・いいえ)

9.アプローチでは、ランニングよりもチップショットの場面が増えるので練習する。(はい・いいえ)

10.グリーンやバンカーは、晴天の状況と違うので、臨機応変に対応する。(はい・いいえ)

■解答

解答は以下になります。ご自身の答えと比較してみてください。

1.(いいえ)雨が嫌いな理由が二つあります。一つは水に濡れるという身体的な意味です。もう一つは、ボールフライトや正確性(アキュラシ)が落ちることです。よって、それぞれを解消していきましょう。

2.(はい)ゴルフゲームでは、情報収集力や準備力も求められます。当時の天候、気温、風、コース概要を知り、備えなければなりません。前日にレインウエアを着て練習することもリハーサルとして行いましょう。着用した際の動きになれることができ、ナイスショットが出やすくなります。

3.(はい)大抵の方は雨が嫌いです。だからこそ、スコアも伸びません。ミスを少なく心がけるだけで、順位があがるので、頑張りましょう。

4.(はい)自然の中で行うスポーツであり、ここは避けて通れません。雨の日に崩れないプレーをするには、球が上がりやすいクラブ選択、アイアン正確性、高い位置に切ってあるカップへの攻略が求められます。

5.(はい)グローブは3ホールに1枚乾いたものを使用します。靴下、シャツもハーフターンで、着替えます。濡れたグリップでは、スイング中に滑ってしまい、インパクトを正確に迎えることができません。

6.(いいえ)飛ばそうと力む事よりも、スムーズにスイングすることを心がけます。上半身に力が入り、ダウンで上からの軌道はショットを曲げる理由となります。

7.(はい)フェイス、ボールに水滴がつくので、ボールが滑りやすい傾向にあります。ダウンスイングを低い位置から入れるためにも、クローズドスタンスがお勧めです。

8.(はい)通常のボールロケーションより、内側にボール一個移動します。その分、クラブを少し短く持ちます。短いと振りぬきやすく、内側にすることにより、ダフリを防げます。

9.(はい)ボール状況を確認。ライが良い事を条件に、上げるショットを採用します。グリーンが雨で重くなり、ランニングが予測不能だからです。

10.(はい)雨の日のカップ位置は水はけの良い高い位置に切ります。よって、上りのスライス・上りのフックが多くなります。パッテイングでは上りを練習しましょう。また、バンカーは雨で締まる傾向になります。ショットの伝導率がまし、飛ぶようになるので注意が必要です。

■簡単なドリル

【アプローチ編】

*右踵を上げた姿勢で、右手の片手打ち、20ヤード。右手の角度を維持したまま、10球打ちます。これにより、正確なインパクトを得ることができます。

*ボールポジションを左踵よりに置き、スナップをやわらかくしてボールを上げる練習を10球行います。ボールから離れて構え、重心を下げ、ハンドダウンで構える。これにより、キャリーでピンの根本を狙えます。

【バンカー編】

*硬くしまった状況では、右サイドにボールを置きます。フェイスは開かず、上からヘッドをチョップします。これは、通常の状況に比べて、バンスが跳ねやすい傾向にあるからです。バンカーショットを5球打ちます。

【グリーン編】

*上りの傾斜と雨で転がりが悪いことで、2割増しで打ちます。10メートルの上りを12メートル打つイメージで10球打ちます。

*球の転がりを良くするために、ボールを左において、フォローを高くとります。アッパー軌道でストロークしましょう。15メートルを5球打ちます。

*雨では、転がりが悪くなり、曲り幅も小さくなります。また、強く打つので、通常よりもラインを薄く読む必要があります。ブレークポイントを通常よりも、カップ寄りにしましょう。

【ショット編】

*大き目の番手を短く持ち、コンパクトなスイングを心がけます。ボールを上げようとする動きは逆効果です。左足に体重をかけ、インパクト直前に左膝を伸ばす動きを取り入れて行きます。7番アイアンで左膝を意識して10球打ちます。

【ドライバー編】

*球が捕まらない。球が上がらない方は、3Wの練習も取り入れていきましょう。苦手な1wを打つよりも、安心してスイングできるクラブで5球練習します。

*ドライバーを安定して打つには、入射角をシャロにしなけばなりません。右ワキにヘッドカバーをして、ダウンスイングで、クラブがアウトサイドから来ないように、練習しましょう。5球練習します。

*クローズドスタンスを採用します。右足を左足よりも半分後ろに下げた状態で5球スイングします。これにより、スライスが改善されます。

雨の日はやることが増えます。傘をさし、グリップは濡れないように注意して、必要な時はバスタオルで拭くこともあります。前日には、レインウエアを着て、リハーサルして・・・。

数打縮めるためには、たくさんのことを備えるしかないかもしれません。上級者は、状況が難しくなればなるほど、スコアへの執着と集中力が増すと言えます。

雨ゴルフ攻略、皆さんのゴルフ参考書に加えて頂けると、うれしいです。

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