ゴルファーの皆さん、
こんにちは。
軸ブレしない左重心スイング理論の本を世に出したところ、
見識ある多くの業界人から、バックスイングで左膝を前に出すなんて、ナンセンスだと指摘されました。
その1つ1つに応えることは、実際時間がかかることですし、もともと2軸スイング理論の場合と異なる考え方であり、説明や理解に時間がかかることでしょう。
でも、今回は少しだけ説明したいと思います。
なぜ、左足を前に出さなければいけないのか?
どのような効果が期待できるのか?
これを述べる前に、2軸スイングの足や腰の使い方を知らなければなりません。あることを理解するには、必ず対極にある事柄をおさえることにより、コントラストがききます。
2軸スイング理論曰く、
1.テークバックでは、左膝は右脚の方向へ動かす
2.トップからの切り替えしは、左膝を進行方向へ移動させる
3.インパクトでは、左足股関節に体重を感じながら、膝の高さを変えず、左腰で後ろに置いたイスをどかすように、腰や膝を切る
4.腰は30度オープンで、遅れてきたクラブヘッドをインパクトでリリース
5.腰や膝は、速く切れば速く切るほど、手打ちが無くなり、ボディースイングが完成する
残念ながら、、数十年の後、過度の負荷により 膝と腰は悲鳴をあげ、サポーターが手放せなくなるでしょう。
1軸スイング理論では、2軸スイング理論のような、膝の使い方を必要としません。
また、シンプルであり、飛距離に直結し、かつ故障しにくい本来の形となります。
皆さん、蝶番関節は、聞いたことがございますか?
簡単に説明しますと、肘と膝は一定方向にしか曲がらないという事です。
つまり、伸展させる方向を間違えたり、過度に回旋を必要とするスイングを行うと、壊れる危険があります。
1.テークバックでは、左膝を前に出す
2.トップから切り替えしでは、膝よりも、骨盤全体のヒップスライドを行う
3.インパクト直前から、徐々に前にでた膝の上に腰を乗せてゆく
4.インパクトでは、臀筋を突き上げ、左足が伸び、地面をキックする
5.腰の前傾角度が浅くなり、高速回転を行なう準備がととのう
2軸スイング理論の左膝→ 右>左>後ろ>曲げたまま(積極的に左右に動かす)
1軸スイング理論の左膝→ 前>横>後ろから突き上げた腰を受け止め>伸ばす(前に出し、その場で体重を受け止めて、伸ばす)
伸ばす際にも、大切なポイントがあります。
これを間違えると、ボールを飛ばすことはできませんし、前に出るだけでは、手元が前に浮き、ネックヒットシャンクとなるので注意がポイントを抑えた練習が必要です。
「正しく左膝を伸ばすポイントは?」
→膝頭の上に、左腰を突き出す形は正しく。膝頭を後ろに引きながら、膝を伸ばす方法では、膝への負担が強すぎてしまう。
「前に出した左膝へ腰を突出したあとに、どのようにしてインパクトをむかえるか?」
→ボールに踏み込むように、腰を前に突き出した場合、手元も前にでてしまう傾向にあります。角運動、インサイドイン、向心力を用いて、クラブが遠心力で外側に膨らまないように注意します。
右手角度維持も、大変重要です。
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