小暮式1分間ゴルフ

【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ31」

超一流プレーヤーのメンタルタフネスとは?

読者のみなさん、こんにちは。
今回は超一流プレーヤーの強さの秘訣、メンタルタフネスに迫りたいと思います。
さっそく、設問を解いていきましょう。
 
【設問】

1.池があると、必ず入るイメージが湧いてしまう(はい・いいえ)
2.OBがあると、気になってしまい、いつものスイングができない(はい・いいえ)
3.谷越えは、ボールが吸い込まれるようなイメージがわいてしまう(はい・いいえ)
4.スタートホールの衆人観衆が特に気になり、いつもどうり打てない(はい・いいえ)
5.最終ホールは、スコアを気にして必ず大たたきしてしまう(はい・いいえ)
6.同伴者が知っている方でないと、落ち着かない(はい・いいえ)
7.雨のラウンドは特に嫌いだ(はい・いいえ)
8.風のラウンドは、難易度が高く、遣り甲斐がある(はい・いいえ)
9.競技等のプレッシャーが好きだ(はい。いいえ)
10.スコアを気にしすぎて、大崩することがある(はい・いいえ)

 
【解答】

1.いいえ。池までの距離を知り、一番信頼しているクラブを選択します。
2.いいえ。すべてのOB杭に注意を向けるより、FWセンターを狙います。
3.いいえ。普通に当たれば、超える距離に建設されています。早いリズムになりがちです。
4.いいえ。衆人は、自分が思うほど、他人の事を気にかけていません。
5.いいえ。最後といえども、18ホールの一つです。最後まで気を緩めず進みます。
6.いいえ。知らない人ほど、親切、紳士である場合が多いです。
7.いいえ。自然現象を受け入れます。
8.はい。工夫できる。普段の練習成果を試す絶好のラウンドです。
9.はい。プレッシャーのない人生が味気ないのと同じく、プレッシャーこそ、最大の楽しさです。
10.いいえ。スコアは結果にすぎません。過去を振り返るより、今やるべきことに注目しましょう。

それは解説にいきましょう!
 
 
【解説】

■池やOBから逃れると、攻める事の違いは?
プロは、危険サイドからボールを曲げて、ターゲットを攻めます。
アマチュアは、危険サイドをさけるように祈りながら、安全を狙います。
同じ狙いでも、安全とされる方向をしっかりと攻め切れるかどうかが重要となります。

■いつものスイングと、そうでないスイング、どちらが本物?
答えは、どちらも自分のスイングです。
緊張した場合は、心拍数があがり、スイングリズムが速くなります。このような場合では、いつも違うショットが出るが自然です。極端なスライスや、テンプラは、肩の入りが浅いせいです。緊張した場面では、呼吸が浅くなるので、深呼吸を取り入れて行きましょう。

■過去のミスショットイメージを引きずると一流になれない?
プレー経験が多い方ほど、ミスショットの回数も多くなります。ミスの記憶が付いてしまうと、なかなかここから、脱出できません。ミスを忘れること、今やるべきことに集中することが、重要と言えます。

■成功の鍵は、人の視線に注意向けるよりもやるべきことに集中できるか?
例えどんなによく見られようと考えても、人の考えをコントロールすることは出来ません。
大切なのは、自分のボールの行方です。この行方を良い方向にするために、集中して、ルーティーンワークを行います。衆人は、見ているようで、景色しか見ていません。

■いったいどれだけ多くのミスショットを無意識に打たされていますか?
プロは自分の間合いを持っています。これが合わない場合は仕切り直しを行います。
アマチュアの方は、打つよりも、打たされている場合が実に多い気がします。
つまり。主体的にやるべきことを理解している状況が重要と言えます。

■同伴者が知らない人の方が、ゲームに集中できる事実!!
最初のベストスコア更新は緊張の中、自然に更新している事が多いようです。
つまり、適度な緊張状態が無ければ、ゾーンに入れないと言えます。

■雨は自然現象。これに逆らっても、天気は変えられず、スコアも改善しない。
雨を避ける努力をするよりも、雨の状況下で如何にゲームを組み立てるかが重要です。
沢山でてしまうミスを、一つでも少なくすることこそ、雨の中の最高のゲームと言えます。

■風と遊んでこそ、ゲームの幅がひろがる。
快晴無風で良いゲームが出来ることは、皆さん理解されていると思います。大切なのは、風の中で創意工夫を発揮できるかです。右からの風にドローで乗せるか、フェードでぶつけるかを考えます。同じ100ヤードでもアゲンストで打つ5Iと、フォローでうつSWは違います。この経験が、ゴルフの幅を広げ、快晴無風時の好条件化でのビックスコアにつながります。

■プレッシャーを感じるからこそ、ゴルフは魅力的なスポーツだ。
心拍数が上がり、手に汗を握る。期待と不安、緊張感は、生きている証拠と言えます。
ここを味わい、打つ勝ために、厳しい練習に耐えられるのです。
目標があるからこそ、頑張れる。さあ、一緒に乗り越えていきましょう!!

■大たたきの原因。良く思う事と欲く重う事は違う。
ミスを受け入れて、自分なら挽回できると良く思う事と、もう一つ取ろう、ここをパーで上がればベストスコア更新と欲く重う事は違います。
大切なのは、今から目を離さない。やるべき事を進めて行けば、必ず結果が付いてきます。
現実への対処方法で防げます。難しい状況からは、ボギーを払う勇気が必要です。
そのほうが、次のホールで返せるチャンスが巡って参ります。



皆さん、今回も最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
超一流プレーヤーのメンタルタフネスについて学んでみてください!