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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ32」

2017年4月6日

100を切るための考え方

読者のみなさん、こんにちは。
今回は、100を切るための、もしくはスコアをまとめるための考え方を説明していきたいと思います。
 
ゴルフスイングは、大きく分けて4つのパーツ(体、クラブ、フェース、ボールポジション)から成ります。
 
*体は上下、左右のミスに注意
*クラブはアウトサイドイン、インサイドアウトのミスに注意
*フェースはオープン、クローズに注意
*ボールポジション(位置)は極端に右、左に置かないように注意となります。
 
この組み合わせを、チェックしていきましょう。

【設問】

1.スイング中、上半身を積極的に動かすイメージがある(はい・いいえ)
2.スイング中、下半身の膝の高さを動かさないイメージがある(はい・いいえ)
3.スイング中、腕の意識をなるべく持たず、ボディースイング(下半身リード)を意識している(はい・いいえ)
4.バックスイングでは、肩を回す事を優先するので、頭を右へ動いても良いと思う(はい・いいえ)
5.ダウンスイングでクラブはアウトサイドから来ている(はい・いいえ)
6.ダウンスイングでクラブはインサイドから来ている(はい・いいえ)
7.インパクトでフェースが閉じてあたるので、ボールが左へ飛ぶ(はい・いいえ)
8.インパクトでフェースが開いてあたるので、ボールが右へ飛ぶ(はい・いいえ)
9.ボールの位置はどちらかというと、左に置く癖がある(はい・いいえ)
10.ボールの位置はどちらかというと、右に置く癖がある(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。上半身は腕に引っ張られて、左肩がスタンスセンターまでで充分です。
2.いいえ。膝の高さを変えながら、右膝を積極的に伸ばします。これにより、腰が回り、飛距離が出ます。
3.いいえ。腕を振る意識を持ち、ボディーはインパクトでレスターンを意識します。
4.いいえ。頭(スイング軸)が動くとミート率が下がります。左肩はスタンスの中央までで大丈夫です。
5.いいえ。アウトサイドアタックの場合は、スピン量が増えて、距離をロスします。ヘッドカバーをボール右前におき、クラブ軌道を修正しましょう。
6.はい。右前に置いたヘッドカバーは、こすらずに打てます。
7.いいえ。インパクトフェース角に注意しましょう。アドレス時、トップ、インパクト時の角度が大切です。
8.いいえ。インパクトでフェース角が開く場合は、ダウンスイングでの右肘を絞らないように注意します。
9.いいえ。左過ぎるプレーヤーは、スライスが出やすい傾向にあります。
10.いいえ。右過ぎるプレーヤーは、フックが出やすい傾向にあります。
 

それでは解説していきましょう!

【解説】

■上半身を沢山回すことの弊害とは
1)左肩を右足前まで大きく回転させることにより、インサイドダウンがしやすい、もしくは飛距離が稼げると感じる事があります。しかし、実際は軸がブレ、ミート率が下がる傾向や、大きなバックスイングにより、振り遅れのミスや、アウトサイドインの多発があります。
2)大きく動かす方が、飛ぶという考えと、支点を固定して作用点を動かす考えがあります。同じ90度の回旋角をトップで作る場合、前者は肩も胸の90度ターンと位置図けます。後者は、コックを90度、左腕を45度、左肩を30度、左腰を60度ターンとします。つまり、動かす量の差を明確にして、それ以上動かさないようにして、コイルの力を発生させます。
3)弊害は、軸ブレによるダフリと、大きく回すことによるアウトサイドインアタックです。クラブを大きく回す事は、重心も右に流れやすく、結果、インパクトで体が開きやすくなる傾向があります。

■下半身不動は飛距離アップにつながる?
1)両膝を正面に向けたまま、ねじる方が飛ぶと思われるゴルファーが非常に多いと思われます。確かに傾斜地からのショットは、これに当てはまります。しかし、通常の状況では、右膝を伸ばした方が、インパクトで右腰の回転がしやすく、飛距離アップにつながります。
2)また、バックスイングで左膝を前(ボール側)へ出すことにより、インパクト付近で体の開きを防ぎ、パワーをためる事ができます。


■腕を使わないボディーターンは本当のボディーターンか?
1)腕を使わない方が飛ぶ、曲がらないとプロが雑誌で語っています。では、本当に腕を使用しないでボールが飛ぶでしょうか?腕はねじる、引く行為は回避したいことであり、本当は腕を積極的に使用します。
2)ダウンスイングの初期は、腰のリードで、腕は自然に下りて来る?では、多くのアマチュアの皆さんは、このようにトライして、結果はインサイドから成功したでしょうか?答えは、自由落下でなく、意識的に下ろします。
3)通常、遠心力は外側に発生して、クラブや腕は前に出やすくなります。この状況を回避するために、体の近くに下ろすドリルを行います。また、切り替えし以降、上半身のターンが早いプレーヤーもアウトサイドからクラブがおりやすい傾向にあります。

■肩の回旋よりも、軸ブレを優先?
1)飛距離を出すために、大きな回旋が必要だと思う。そのためには、多少右へ頭が動いてもいいと思う。しかしながら、軸ブレしないで、飛距離が伸びる事が一番重要です。新理論では、左肩の位置を規定しています。スタンスのセンターまでであり、右足前ではありません。
2)飛距離を伸ばすポイントは、肩を止めて、腕を内側に引っ張ることです。これにより、強いコイルが発生します。
3)肩を0度とした状態で、右に45度、左に45度動くイメージ、つまり90度の回旋角度を使用する事により、ロングドライブを実現します。

■アウトサイドインの軌道を治すには?
1)フェースをバックスイングで開く方は、どうしてもダウンスイングでクラブを閉じなければならず、クラブが外から来ます。先ずはフェースを開かない。
2)スイング中、両肘を曲げてたたむ方は、クラブが外側から降りやすい。
3)ボールポジションが極端に左に置かれる方は、右肩がダウンスイングでかぶり、アウトサイドアタックになる傾向があります。


■インサイドアタックで、クラブが寝てしまう場合は?
1)アンダーからのミスは、ダフリと右プツシュとなります。これを治すには、両肘にボールを挟み、インパクト付近で右肘が真上を向かないように意識します。
2)ドリルとして、アドレス時に右足踵を上げて、スイングすると好いですね。ダウンでクラブが寝ない・体が倒れない事が大切です。
3)アウトサイドインの素振りを繰り返す。その際、フェースオープンでのアウトサイドインなら、左へのミスにならない事を理解します。
 
■インパクトフェースを合わせるためには
1)ボールポジションを理解します。左踵よりも右に置く場合は、フェースオープンで、球筋はドローイメージ。
2)左踵よりも左に置く場合は、フェースシャットでフェードイメージとなります。
3)クラブが外からくる場合は、ボールポジションが中すぎると当たりません。
4)アドレス、トップ、インパクトの状況でフェースターンが過度に入っていないかを注意します。
 
■ボールポジションを知る、スイングを知る
1)大切なことは、イメージした弾道とボールポジションを合わせることです。
2)ドローの場合は、ボールを中、体の近くに置きます。フェースは少しオープンです。
3)フェードの場合は、ボールは左に、体の近くに置きます。フェースは少しクローズドです。
 
 
実際のラウンドでは、大きなチェンジが出来ません。
そこで、今回のように、ボールポジションやフェース角をイメージと合わせることで、修正していきます。スライスをドローに返るのは、コースでなくて、練習場です。コースでは、スライスをフェードするくらいのイメージにします。それには、今回の内容を理解して、実践してみましょう。
 頭脳プレーで100を切りましょう! 次回もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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