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小暮式1分間ゴルフ
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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ33」

2017年4月7日

ほかスポーツから有効利用できる要素とは?

今回は皆さんが、今までに経験したスポーツから、ゴルフに有効利用できる何かを探していきたいと思います。

例えば、スキーのプレーヤーは、両ひざを絞り、体重移動が外側にかかります。また、スノーボードやサーフィンでは、踵体重のプレーヤーが多く見受けられます。野球では、右ワキが空きやすい。テニスでは、肘がたたまれて、トップしやすい傾向があります。

他方、ゴルフより、多くの体力を必要とするので、飛距離が出せるプレーヤーが多いと言えます。これらを踏まえて、ゴルフスイングへ活用できたら、上達も早いと考えられます。

スポーツは、主に三つに分類されます。競技特性、筋肉筋力の発達、巧みさです。

早速、設問にいきましょう。

【設問】
1.私は、スポーツが大好きだ(はい・いいえ)
2.私は、学生時代に運動部に所属していた(はい・いいえ)
3.ゴルフを除いて、2種目以上の運動を経験したことがある(はい・いいえ)
4.団体競技スポーツから学んだ事は、ゴルフにも役立つと思う(はい・いいえ)
5.運動センスは、ゴルフに必要ないと思う(はい・いいえ)
6.動的な俊敏さと静的な丁寧さがゴルフに必要だと思う(はい・いいえ)
7.基礎体力以上飛ばすことはできない(はい・いいえ)
8.スポーツこそ、頭脳明晰が必要だと思う(じゃい・いいえ)
9.ゴルフは運動センスと頭脳が問われるスポーツだと思う(はい・いいえ)
10.幼少期から始めたゴルファーには、勝てないと思う(はい・いいえ)

【解答】

1.はい。仮に、いいえと答えたとしても、競争社会から一人だけ戦わずして、抜け出すことは出来ない。
2.はい。仮に、文化部だとしても、コンテストでは競争して優勝を勝ち取らなければならない。
3.はい。できれば、道具を使う球技と、体を使う水泳、空手等の組み合わせがベスト。
4.はい。団体競技、個人競技等があり、それぞれのメリットとデメリットがあります。それを理解した上で行うゴルフこそ、魅力が違います。
5.いいえ。道具を使うゴルフこそ、運動センスを用いて、クラブの動き方を予測する必要があります。
6.はい。1wの豪快さは動的、パッテイングの繊細さは静的なセンスと言えます。
7.はい。効率を高めることが出来ても、最大筋力を上回ることはできません。
8.はい。状況分析、距離測定、過去のデーターからの情報分析、イマジネーション、集中と決断は、展開できる頭脳を必要とします。
9.はい。打つ前の分析は頭脳、スイング中の動きは運動センスが必要です。
10.いいえ。後天的に上達することが出来るのがゴルフです。ジュニア期に始めたゴルファーはショートゲームが上手いだけです。ここは工夫練習でカバーできます。

【解説】

<なぜ、スポーツなのか?>
スポーツは、ルールの中で行われる競技と言えます。スポーツを行うとは、ルールに従うということです。ゴルフでは、プレーヤーが、競技者と審判を兼務している特殊性があります。しかしながら、ルールに従うことが求まれ、これは社会通念に共通しています。

<文化部出身でも、ゴルフは上手くなる?>
ゴルフに求められる技術は、静的な動きと動的な動きと言えます。細かい動きが得意な文化部こそ、パッティングでのフェース管理やショートゲームのタッチを磨いていると言えます。ドライバー等の動的な動きを練習すれば、ゴルフ上達も早いと言えます。

<最適な運動部の組み合わせとは>
スポーツは大きく2つに分けられます。一つは、ラケットやバットを使う球技系と、道具を使用しない水泳や空手、体操等です。道具を使用するには、道具の特性を理解する必要があります。また、体操系は、自分自身の体を極限まで高める必要があります。また、対戦型は、相手を読まなければ勝てず、自己完結型は、自分のワザを極めなければ勝てません。総じて、ゴルフはコース状況を確認(対戦型)、スイングでは最大限の力を発揮(自己完結型)の複合と言えます。
よって、最適な組み合わせは、2種類別々競技を選ぶ事がお勧めです。

<団体競技のメリットとは?>
自分が活躍しなくても、チームが優勝してくれる。これが、本当のメリットでしょうか? いいえ、違います。団体競技のメリットとは、自分自身の力の所在地を明らかにしてくれることです。己の弱点を競争相手の存在によって、意識し、さらなる高みに挑戦できることです。「疲れて休みたい」と思っても、強いライバルは休んでいません。これこそ、スキルアップに欠かせないトレーニングと言えます。

<ゴルフに必要な運動センスとは>
ショートゲームでは、空間認知力。タッチでは、繊細さ。飛距離は動的な筋力、瞬発力、バランス力、体幹。スイングでは、クラブヘッド、スイング軌道、インパクト等の全体の動きを感じる目や手の末端神経。距離感と球筋は、ボディースピード、クラブ操作技術、イメージ力が必要です。

<ゴルフに体力は必要ない?>
同じ効率なら、基礎体力の高い方が、ボールを安定して遠くへ飛ばす事ができる。同時に、もし体力に自信にない方でも、効率を高めることができたら、基礎体力の高い方の低効率ショットを上回る事が可能です。そのうえでは、効率化を図り、基礎体力の向上に取り組むことが、長いゴルフ人生で勝利を収める最善の方法と言えます。

<一流こそ、頭も一流?>
どの世界でも、結果を出すために、最大限の研究と努力を惜しみません。一夜にして、誰もが驚く飛距離を手にすることは、不可能です。強く望む、継続して挑戦する事、工夫や改善に取り組む事、状況を分析する事、自分のワザを極める事、多くの経験から最良の方法を見つける事。怠惰な己と戦い、常に磨く事。

いかがでしたでしょうか? 次回は各スポーツについて競技特性をもう少しご説明したいと思います。

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