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2017年11月14日

上達のステップを考える「探す・見る・知る・取り入れる・判断する」

読者の皆さん、こんにちは。
今回は、上達の過程を考えていきたいと思います。

『探す・見る・知る・取り入れる・判断する』このステップをご紹介したいと思います。

良いと思われる全ての事柄を試す時間は、決してありません。目標を達成する方は必ず、次の手法を取っています。それは、無駄に時間を過ごさないことです。
最良の手法を得るには、その手法を実践している方から話を聞くのが一番である。

つまり、上達している方の口コミを探すことからおこないましょう。

【設問】
1.常に自分に合ったクラブを探している(はい・いいえ)
2.常に理想のスイングを探している(はい・いいえ)
3.常に良い練習環境を探している(はい・いいえ)
4.良いコーチを探している(はい・いいえ)
5.取り入れるべき内容の全体像を見ることが出来る(はい・いいえ)
6.次回ラウンドするコースを知っている(はい・いいえ)
7.なりたい自分と現状の差を知っている(はい・いいえ)
8.最良の手法を取り入れている(はい・いいえ)
9.短期的な目標達成を果たしていると判断している(はい・いいえ)
10.中長期的な視点に立ち、良い方向に向いていると判断している(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。年齢や体力、スイングにより使用クラブが変化します。
2.はい。これで良いは現状維持であり、改良を重ねる姿勢こそ、上達の進む手法です。
3.はい。練習しやすい環境は、それだけ気持ちがのり、上達が進みます。
4.はい。スキルアップを可能としてくれるコーチを探しています。
5.はい。全体を見えるからこそ、スコアの乱れに動じる事がない。
6.はい。使用クラブや危険サイドまで調べています。
7.はい。違いを理解することにより、その差を埋めようと練習します。
8.はい。取るべき手法が決まったら、ただちにこれを行います。
9.はい。結果の改善が見受けられます。
10.はい。ロングスパンで見ることにより、一喜一憂しないですみます。

【解説】
<クラブを探す>
アイアン、ウッドを数球ずつ打ってみましょう。
球筋により、クラブを硬くしたり、軟らかくしたり、ロフトやフェース角も変える事が出来ます。硬いクラブはボールが上がりにくい傾向があります。またへッドスピードが出すぎて球が右へ行く場合は、シャフトが軟らかいと言えます。同時にスイング中クラブを開く傾向にある方は重心距離の近いクラブがお勧めです。これにより、ボールコントロールがしやすくなります。

<クラブの重さ>
振れる限りの一番重いクラブを選ぶ事が定説です。
但し、1wに関しては長く軽いクラブが一番飛距離を出せる傾向にあります。
また、先調子のクラブは、ボールを上げたい方や、球を捕まえたい方に向いています。

<スイングを選ぶ>
年齢や体力、柔軟性に応じて、選ぶべきスイングが変化して参ります。
10代、20代の若い世代は、柔軟性に富み、下半身リードで振り遅れた状態からのねじり戻しスイングでも可能です。一方、関節の可動域が狭くなり、硬くなってくる身体に合ったスイングは、体重移動の少ない、身体の正面でスイングする事が適しています。

<コーチを選ぶ>
お住まいに近いところに住んでいるコーチが一番身近で良いと言う考えも同感です。
けれども、何年習っても、一向に改善されないとしたら、チェンジすることをお勧め致します。耳に痛い話でも上達には欠かせない話があります。巧言令色では、上手くしようとする仁にかけます。判断材料として、以下の質問を聞いてください。
「何が一体ダメなのでしょうか?」その答えこそ、コーチが真剣に考えている事が理解できます。

<全体像からの現状改善>
改善しそうで、元へ戻ってしまう方の殆んどが、同じ原因に陥っていると言えます。
それは、全体の行程が描けず、途中で以前のスイング状態の方が良い結果が出ていたと懐疑的になってしまうことです。
このような心理的状態では、先に進むことは出来ません。なりたい自分をしっかりと描き、目先の進退は気にせず、一喜一憂せずに頑張っていきましょう。

<知ることは、準備が出来る事です>
たとえば、戦いで相手が強いか、弱いか知ることは、こちらの取るべき戦法も変化するので当然と言えます。ゴルフに於いて長いコースでは、セカンド以降使用するクラブが変化します。UTやFWを練習しておきましょう。短いホールが多い場合は1Wの正確性とショートアイアンを練習しましょう。また、右OBのホールが多ければ、3Wを練習しておきます。グリーンが大きければ、ロングパットを練習しましょう。

<理想と現実、その差を埋める>
今までに一度も夢を描いた事の無い人はいないでしょう。
けれども、現実との差を感じて夢の中までその差を埋めようと考えをめぐらせた方はきっと少ないに違いない。夢を追うだけでは、現実は変わらず、現実をただ過ごすだけでは、夢には辿り着かない。大切なことは、その差を埋めるべき行動をとることです。
飛距離アップやスイング改造の為に、具体的にどのような手法を取りくんでいますか?
重たい練習器具による素振りや、鏡を利用してのスイングチェックは、回数に比例して効果が期待できます。身近なところから、現実を変えていきましょう。

<最良の手法とは、自分が納得した瞬間に現れる>
知人からの口コミであっても、当人が懐疑的であったら、実践することは難しいでしょう。
「これだ!!」と思う瞬間が必ず訪れます。すべては、今まで抱えていた難題の解決法を知りえたと言えます。この瞬間以降、この手法を取り入れ、上達を進める事が出来ます。

<判断の難しさ>
短期判断が良いからと言って、その手法が小手先の手法ではないとは言えない。
また、短期判断が悪いからと言って、その手法が間違っているとは言えない。
とかく、スイング改善は見極めが難しいと言えます。何故なら、一時しのぎのレッスン(左へ飛ぶならフェースを開き、右へ飛ぶなら手首を返して)になりかねないからです。
プロが思う「良い方向に進んでいる」とは、直近の結果よりも中長期のスパンで考えていることが多いと言えます。今までのスイングを治した当初は違和感があるのが当然で、スコアの乱れもおきるでしょう。これに一喜一憂せず、進んでいきましょう。

<改善している事に気付かないとは、笑顔を忘れてコメディーを見る事と似ている>
改良や改善が進んだ先に、停滞期が訪れます。その理由は、大きな変化が起きない為、興味が薄れるからです。しまいには、改善が進んだその手法まで変えようと奔走します。
これでは何時まで経っても辿り着きません。笑顔を持たず、コメディーを見ても満足できないでしょう。同様に、改善に気が付かないとしたらその先の行程に進む事は難しいと言えます。
ビックチェンジは当初に置き、スモールチェンジとメンテナンスが絶え間なく続きます。
一緒に頑張っていきましょう。

以上です。
今回の内容はいかがでしたでしょうか?

上達するには、いろいろな手法があるようです。
その一つ一つに真実があり、試す価値があると思います。

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