ミスショットの原因から上達への近道を探る!
読者の皆さん、こんにちは。
今回は、ミスショットの原因から上達を導いていきたいと思います。現状を変えることが、上達に不可欠と思うなら、原因の解明ほど重要なことはないでしょう。
さっそく問題を進めていきたいと思います!
【設問】
1.アプローチがトップしてしまう(はい・いいえ)
2.アプローチでシャンクしてしまう(はい・いいえ)
3.アイアンがダフリやすい(はい・いいえ)
4.アイアンがスライスしやすい(はい・いいえ)
5.ドライバーが飛ばない(はい・いいえ)
6.ドライバーが左へ曲がる(はい・いいえ)
7.ドライバーがスライスする(はい・いいえ)
8.パターがショートする(はい・いいえ)
9.バンカーショットがトップして出ない(はい・いいえ)
10.バンカーショットでダフリが多い(はい・いいえ)
【解答】
1.はい。インパクトでボールをとらえる前に、上体が起きてしまうことがあります。
2.はい。クラブのネックに当り、ボールが右へ飛んでしまう事があります。
3.はい。強く打とうと思い、右サイドが下がり、地面に近くなるようです。
4.はい。飛ばそうと思い、右サイドが早く前にでて、アウトサイドからのダウンになるようです。
5.はい。軸ブレから、スムーズにクラブを加速する事が出来ません。
6.はい。クラブを寝かして、インパクト付近で返すイメージが強いようです。
7.はい。極端にアウトサイドからフェースオープンで降りる事が多いようです。
8.はい。テークバックを慎重に考えすぎて、インパクトで緩む傾向にあります。
9.はい。右脚体重からの救い打ちなので、トップミスが多いようです。
10.はい。右サイドに置き、フェースを閉じる傾向が強く、クラブが刺さるようです。
【解説】
<アプローチ、ザックリを嫌いトップしてしまう>
本来、アプローチには2種類あります。
一つは、ボールを右サイドに置いたクリーンヒットのランニングアプローチと、
一つは、ボールを左サイドに置いたバンスを滑らせたピットショットです。
つまり、それぞれの状況でボールの置く位置とスイングイメージが変化していきます。
ボールを右サイドに置いた場合が、クラブを短くもつ事が出来るのに対して、
左サイドに置いた場合は、クラブを長く持つことが求められます。
仮に、左サイドに置いてクラブを短く持つことがあるとしたら、トップミスも出やすいと言えます。
<アプローチがシャンクしてしまう>
ネックに当り、ボールが右の飛ぶとしたら、2つの原因を考えていきましょう。
一つは、極端に近く構えている場合があります。バックスイングでアウトサイドへ上げて、インパクトでカットになりやすい傾向からのミスヒットが考えられます。
一つは、通常のアドレスでも、インサイドバックでシャフトを寝かしてあげる場合が考えらえます。開き過ぎたインサイドへのシャフトは、ネックヒットを助長します。
<アイアンが当たらない>
最も多いミスと言えます。ここは、3つ原因をあげていきましょう。
一つはクラブが開いて入る場合です。テークバックやダウンスイングに置いてクラブが開き過ぎるとインパクトでダフリ易い傾向にあります。
一つはクラブが下に下がる場合があります。トウダウンと呼ばれる症状が強く働くと、インパクトで刺さる傾向があります。右手の親指、人差し指をつまみ、上側に力を入れ続けるイメージでこれを防ぎます。
一つはクラブが前にでる動きです。遠心力が加わると、クラブヘッドは前に行く傾向があります。これに拮抗する為に、ひきつけてスイングする事が重要となります。
<アイアンのスライスを止めるには>
一つ、試して頂きたいドリルがございます。
パターで行うストロークドリルをアイアイに転用できたら、インサイドからのアタックを実現しやすいと言えます。パッテイングでは、ネックにボールを構えて、これをセンターでヒットするように練習してください。
これにより、上げた軌道より、インサイドからの軌道でストロークする事が実現できます。
アイアンも同様に行います。ネックで構えて、インサイドワークの軌道で、引きつけながらセンターヒットを行います。右肘が右 の脇腹をするような感覚を持ちましょう。
<ドライバーを飛ばしたい>
これには、かなりの練習が必要なんです(笑)
しかしながら、簡単に出来き、最も効果的なドリルをご紹介します。
一つは、グリッププレッシャーをソフトにします。
一つは、コッキング90度を使用します。
一つは、左肩がボールを向いている状態でクラブを素早く通過させます。
一つは、インパクト付近で左膝を伸ばしながら、左腰を前に突き出します。
一つは、バックスイングで右脚を伸ばし、右腰を60度回旋します。
以上、5つのドリルをお試しください!
<ドライバーショット、下からのあおり打ちがとまらない>
左サイドがOBや池が続くホールでは、左を避けて右へ打とうと試みます。
普段、スイングプレーンよりもアンダーから来やすいプレーヤーにとっては、
この傾向が強くなり、チーピンになりやすいと言えます。
バックスイングでの両肘のターンを少なくして、ダウンでは右肘が斜め下を向くイメージでスイングをおこないましょう。また、ドリルとしては、左つま先延長線上で、ボールの先に、タオルを置きます。スイング中、極端なインサイドアウトではタオルにぶつかるので、これを矯正する事ができます。
<ドライバーのスライスを止めるには、スプリットハンドを行う>
どうしてもクラブがアウトサイドから降りてしまう場合は、両手を離したグリップがお勧めです。これにより、右肘がインサイドから来やすい軌道を得ることが出来ます。
さらに行うには、クロスハンドで、右ワキが体の近くを通過するイメージを持つと良いでしょう。必ず効果が現れます。
<パッテイングが打ちきれない、これが一番悩ましい>
ジャストタッチ程よく入ると言われていますが、ミスパットのその殆んどがショートしていると言えます。これを補う最も効果的なドリルを紹介します。
一つは、インパクトでの加速を覚える為に、フォローだけでボールをカップインさせる。
一つは、インパクトでの右手の角度を維持する為にストローク直後にパターを後ろに引く。
一つは、ストローク中、右手の親指と人指ゆびを固定してフェース面を安定させる。
一つは、テークバックの際、フェースを目で追わない。
一つは、カップからラインを描き、ボールへ視線を移したら直ぐにテークバックを始める。
以上、5つのドリルを練習ください!
<バンカーショットがトップしていますとしたら、スコアが幾つあっても足りない>
ミスショットの中で、一番多数を占めるとしたらバンカーショットと言えます。
顎は高く、ボールを上げたいので、右脚体重で救い打ちを行ってしまう。
以下の内容をご確認ください。
一つは、左脚体重
一つは、重心を下げる為に、ワイドスタンス
一つは、ハンドレイト
一つは、アウトサイドフェースオープン
一つは、インパクト以降、フェースが自分の顔を向くように。
<バンカーショットでダフリが多いとしたら?>
フェースが開けない方が多いと言えます。
ボールを直接打つのではなく、砂を打つバンカーショットに置いては、フェースを開くことの方が効果があります。フェースを開くことにより、砂の爆発力を得れ、鋭角ヒットによるダフリを防げます。沢山ひらいて、ボールの手前に打ち込んでみましょう。
力の目安は、通常のショットの3倍です。
10ヤードのバンカーショットなら、30ヤードを打つイメージで砂とファイトしましょう。
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
ミスを補うことが、上達の近道と言えます。
さあ、早速練習していきましょう!!