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ゴルフレッスンで速攻上達、ゲームマネージメントの注意点とは!

2018年1月12日

【スコアが10打縮まるゲームマネージメント!】

From.PFGA赤坂

こんにちは、プロゴルファーの小暮博則です。

今回は、スイングを変えなくても、考え方を変えるだけで、100以上打たなくて済む、ゲームマネージメントについてお話いたします。

ゲームマネージメントを勉強したらスコアが10打縮まるって、信じられませんよね。

でも実際、プロがついてゲームマネージメントを勉強しながらランドしてみると、

池やバンカーに落とすことなく、

アプローチもミスなく攻めることができ、

パッティングも簡単なライから打つことができ、

スコアをガラリと変えることができます。

毎回スコアを100以上打ってしまう、
大事なコンペで大叩きしてしまう、
いつも同じミスを繰り返して嫌だ。

実は難しい状況から打たされてる場合があり、これらを避けることができのがゲームマネージメントです。

難しい状況とは…

1)左足下がり

2)深いラフ

3)顎の高いバンカー、距離のあるバンカーショット

4)傾斜がきつい下りのロングパット

5)池越え、谷越え

6)長いクラブ、ロフトの少ないクラブを打たされる

ゲームマネジメントで重要なことは3つあります。

1つ目のポイントは自分を知ることです。
例えば持ち球がスライスしてしまう場合は、右にあるバンカーや池が危険となります。
逆を言えば、左サイドのOBは気にしなくてすみます。
だから思い切って左を向いてスイングを行ってきます。

中途半端にフェアウェイに対して後です行ってしまうと、
ボールが右に曲がった時に手痛いミスとなります。

またバンカーが苦手な場合は徹底的に、入れないようにゲームを組み立てていきます。
セカンドで持つクラブを注意することによって、バンカーに入れないクラブを選択します。
セカンドでフェアウェイウッドで飛ばそうと思うより、
9番を用いてバンカーの手前に置くことが大切です。
このようにすることによって大叩きすることなくーゲームの主導権を握ることができます。

深いバンカーに入れ苦手なバンカーから大叩きてしまうことを避けることができるので、焦ることなくゲームを進められます。そして集中力を一定に保てることができるので、ショートパットを高い確率で決めることができます。

2つ目のポイントは、コースを知る事です。
コースを理解することで、危険サイドをさけることや、ベストルートを通過することで、スコアアップが期待できます。
たとえば、ホールによって難易度が変わるがあります。
距離が短い易しいホール、
平均的な長さのミドルレベルのホール、
距離が長くグリーン周辺も傾斜がきつい難しいホールと、
3つに分かれます。

そして、同じホールであっても、林間コースで1打目が難しい場合や、
グリーン手前に池が配置され、2打目が難しい場合や、
グリーンの傾斜や、左右からのバンク(傾斜)の影響から3打目以降が難しい場合があります。
これらに対して、積極策、安全策を選んでいきます。

3つ目のポイントは、リスクを分散することです。
池越えや顎の高いバンカーに対するリスクを得意クラブを複数回利用しながら、分散していきます。
たとえば、180ヤード先にある池を超えるショットを打たされる状況では、PWを2回使用することで、リスクを分散することができます。
ここで大切なのは、リスクは分散することはできても、リスクを消すことはできないことです。
そのため、2回うつPWショットの、1回目のショットは、次の池越えのリハーサルと思って臨みます。
こうすることで、ナイスショットの確率があがり、スコアを失わなくてすみます。

そうはいっても、具体的にどのような準備をしたらよいかと、悩まれているゴルファーも多いと思われます。

そこで、効果的な方法をまとめておきましたので、ご覧ください。

1.ラウンドでは、メモ帳を使用する
2.スタート前に、個別クラブの曲り幅、調子を確認する
3.実際のラウンドでは、苦手なクラブは極力使用しない
4.距離よりも、方向性、方向性よりもピンから逆算したルートに運ぶ
5.ゲームマネージメントは忍耐、成否はショートパットにかかっています

1.ラウンドでは、メモ帳を使用する
メモ帳には、池やOB、深いバンカーの位置や距離を書いていきます。そして、使用クラブと飛距離、成否を書いていきます。
風向きも、グリーンの傾斜やスピード、芝目も水路も調べて行きます。奥から寄せやすいか、芝目は逆目になっていないかも確認します。
たとえば、ピンが左奥に切ってある状況では、花道は右手前と考えるのが妥当です。しかし、コースでカップを切る人は、花道からの30ヤード近いアプローチでは、寄せる事が難しいことも理解して、
敢て、左奥に切ることがあります。そのような場合、グリーンセンターオーバーした右奥からの状況を事前に確認することで、ベストルートを選ぶことができ、スコアを失わなくてすみます。

2.スタート前に、個別クラブの曲り幅、調子を確認する
ラウンドで結果を出すために、調子を把握する事が大切です。これを基にコースマネージメントを組み立てて行きます。
たとえば、スタート前にスライスしかでない状況であっても、同伴競技者が右から綺麗なドローを打つと、自分も打てる、打ちたくなってしまい、右サイドに広がる危険エリアへアドレスを構えてしまう傾向があります。
良い球筋を求めることと、スコアは別物です。練習場で打てる球をもってゲームを組み立てることを忘れてはいけません。

3.実際のラウンドでは、苦手なクラブは極力使用しない
5番アイアンは、7番やUTに比べて難しい傾向にあります。最終的にはスコアが大切であって、使用クラブと飛距離を競うゲームではないことを理解する必要があります。
たとえば、セカンドで届きそうな状態から、短いクラブを使用してレイアップ(手前に刻む)すると、「勇気がない」「男らしくない」「つまらない」と揶揄されます。
けれども、大切なのは、ボールを運び、ゲームプランが試されているのであって、攻めることだけを競うものではありません。
苦手なクラブを使用することは、リズムが狂いやすく、力きみも重なり、良い結果の確率が下がります。ロフトがある、短いクラブを積極的に使用して、1打でも少ないスコアに全力を尽くします。その姿勢こそ、男らしい。

4.距離よりも、方向性、方向性よりもピンから逆算したルートに運ぶ
スコアを伸ばすゲームと、スコアを失わないゲームの違いは、持っている力量によって、打ち手が変わります。
そうであっても、基本はピンからのベストルートにボールを運ぶことです。
たとえば、ロングヒッターは、ロングホールで2オンを狙ってきます。しかし、大抵は手前のバンカーや花道からのアプローチが残ります。
そして、そこから3打目を寄せて、バーディーパットを決めます。
実は4打目を決めるルートこそ、ピンからのベストルートなのです。ピン下からのパッティングを打つために、セカンドやサードショットを考えて狙っていきます。
距離が出ない状況や、バンカーが苦手な状況では、如何にこれを避けて、ピン下からの上りのパッティング(ベストルート)へボールを運べるかが問われています。

5.ゲームマネージメントは忍耐、成否はショートパットにかかっています
ゲームマネージメントにおいて大切なのは、飛距離でもアイアンの精度でもなく、忍耐力です。
忍耐力を繋いで、ショートパットを確実に決めて、ゲームを戦っていきます。
たとえば、飛ばない、曲がる、スイングがおかしい。このような方でも、スコアが良い、80台前半や、70台後半でラウンドされるゴルファーは沢山います。
そのようなゴルファーの共通項は、高い集中力、誰にも負けない忍耐力、ショートパットへの執念と、ゴルフへの情熱です。
飛ぶ選手は、曲りやOBと戦い、飛ばない選手はショートパットと戦い、最終的に自分に勝った人だけが、勝者として最後にグリーン上に残ることができます。

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