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小暮式1分間ゴルフ
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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ60」

2018年1月25日

ゲーム運びで覚えておきたいこと

読者の皆さん、こんにちは。
今回ご紹介するのは、ゲーム展開です。試合に出たことの有無を問わず、ゲーム運びで参考になることがあると思います。

さあ、さっそく進んでいきましょう!!

【設問】
1.試合(ゲーム)中、相手のスコアが気になってしまう(はい・いいえ)
2.相手のグットショットに眼が奪われ、自滅している事がある(はい・いいえ)
3.自らが良いゲームを行うことよりも、相手のミスを願う(はい・いいえ)
4.戦う前から、自分のスタイルが決まっていない(はい・いいえ)
5.攻めるホールと守るホールが、試合前に決まっている(はい・いいえ)
6.ゲーム中、リードを失い、逆転されると、焦る自分がいる(はい・いいえ)
7.ゲーム中、追いついて逆転しても、最後まで相手を侮ってはいけない(はい・いいえ)
8.優勝は確実と思われていても、挑戦者として臨むことが大切である(はい・いいえ)
9.失うことを恐れず、ゲームに臨むからこそ、大胆なゲームができる(はい・いいえ)
10.本当の負けは、負けを認めた時にやってくる(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。スコアは結果であり、変えることは出来ない。そこに行くまでの過程に眼を向け、残りホールを戦わなければならない。
2.いいえ。良いショットが先に相手に出たからと言って、自分が打てないことにはならない。気にしない、見ていない位の気持ちが試合には向いています。
3.いいえ。相手のミスを願うとは、期待が外れた時に大きなダメージとなる。
4.いいえ。飛ばないのでセカンド多用するUTに磨きをかける事にしている等。
5.はい。スライサーは右サイドが広いホールは攻めやすく、狭いホールは注意します。
6.いいえ。試合中のUp&Downでは一喜一憂してはならない。
7.はい。自分が逆転したように、相手の逆転が起きても当然と覚悟しなければならない。
8.はい。試合に確実はなく、挑戦者として臨む気持ちが集中力を極限まで高めてくれます。
9.はい。難易度が高くなるほど、確率がさがり、挑戦しなければ回避できないことがある。
10.はい。やる気がない挑戦者は、一番取るに足りない競争相手です。

【解説】
<相手のスコアを気にする以上に大切な事があります>
勝つべく秘策は、相手のミスを引き出す自分自身の堅実なプレーである。相手のプレーを気にして自らのプレーに集中できない状況では、到底勝つことは出来ない。
スコアは結果、そこに行くまでの内容が大切である。自らのプレーが良いにも関わらず、Downしているとしたら、気に病むことなはし。相手のプレーが落ち着くまでじっと我慢し時をまちます。相手のミスもしくは、自らのスーパーショットで形勢逆転が訪れるまで、ミスを最小限に食い止めることに努めます。

<見ていいものは、状況観察。相手の良さは気にしない。自分の良さを第一とする>
対戦相手が如何に優秀だからと言っても、自分のゲームを助けてくれることはない。
ゆえに、見ていいものは、風やグリーン面のコンパクション、ピン位置の傾斜、スピードである。相手がピンそばにセカンドショットを付けたからと言って、必ず入るわけでもなく、自分がグリーンを外したからと言って、パーセーブが出来ないわけではない。
優先すべきは自分自身、如何に好ゲームを引き出すかである。
例えば、歌が好きで自分の世界に入れるなら、ラウンド中口ずさむくらいで丁度いい!

<あらゆる事態に準備することはあっても、期待することはない>
自らの努力や行為に関係ない所で起きる結果(相手のミス)に期待したところで、何も意味を持たない。そればかりか、期待は落胆へもつながってしまう。強者に期待なし。唯、自らが突き進む事のみ期待している。ゲーム中、頭の中は自分自身のプランが高速回転します。
FWをキープして、セカンドショットでピン下を狙い、チャンスに付け、パッテイングを決める。このようなサイクルの中で、相手のミスを願う暇は絶対にありません。

<飛んで、ラフに入ってもショートアイアンで攻める。もしくはFWをキープすることを心がける>
飛距離を持ってゲームを力でねじ伏せる方法と、FWをキープしてアプローチ&パッテイングで攻略する方法があります。前者は1Wを多く練習し、後者はセカンドで多用するクラブを磨きます。どちらが有利とのことではなく、プレーの生命線をしっかりと理解して行うことです。

<全部のホールを攻めることは疲弊しかねない。全部のホールを守っていてはチャンスを逃してしまう>
コースには難しいホールと易しいホールがあります。距離の短く広いミドルやロングホールです。ここは、バーディーを狙い攻めていきましょう。
設計家は長いホールの前後にサービスホールをつくります。2ホールズの合計スコアがイーブンになるように図られています。ゆえに、攻める事が必要です。
同時に、難しいホールでは、ボギーで切り抜けことも必要です。無理して1Wから振りに行くよりは、セカンド&サードショットでパーをセーブしましょう。

<リードしている事さえも忘れてゲームに集中している人がいる>
自分が掲げたスコアを目指す。その数字を出すことに全力で臨む。相手が強ければ、そのスコアが高いレベルでないと勝てない。つまり、相手のショットが影響を与えることはなく、自分の目標を果たす事が勝者の方程式である。リードは、相手のミスでも自分の好ゲームでも起きる。相手のミスや好ゲームは最終ホールまで続くとは限らず、これを忘れ、ゲームに集中している方のみ、勝者へと導いてくれます。

<リードしているからこそ、相手の追撃を受ける場面があることを知る>
敗者を追いかける人はいない。勝者ほど追われる立場にある。同時に最初からの勝者は少なく、敗者を経験して勝者の階段を昇る。ゆえに、今後塵を拝している人を侮ってはいけない。そのものが牙をむいた時に逃げるだけの準備を怠ってはならない。
残りホール数が少なくなればなるほど、挑戦者は勝負を挑みます。なぜなら、今のままでは勝てないからです。勝利の為に、安全策を捨て、ハイリスクを狙います。リードしてる方はこのことを忘れてはならない。

<初めての勝利は自然の中にあり、二回目の勝利は挑戦の中にある>
無欲の勝利とは、勝ちたい自然の気持ちの中に訪れた勝利と言えます。勝利を望まず試合に挑む人はいないので、自然の中で手中に収めた形と言えます。難しいのが、2回目以降の勝利です。当然勝てるだろうと思いきや、つまらないミスで自滅する場合が多いようです。同時に勝てて当然との思いも、プレッシャーになる場合があります。このような状態を克服する方法は、勝ちを強く渇望していた挑戦者時代の精神状態で試合へ臨むことが重要です。

<ミスを最小限にと思いきや、土壇場では死地に活路を見出す>
全体的に、ミスを最小限に食い止める丁寧なプレーを心がけることを上策とします。
けれども、非常に確率が悪いショット(40ヤードのバディーパットや、左足下がりからの砲台グリーン、ピン手前)では、果敢に攻めて行きます。理由は成功法で攻めても、非常に低い確率(例えば10回に1回の成功)だかです。
この様な状況では、確率を挙げる為に、挑戦して集中力を高めます。これにより、難しい局面から脱出することが出来ます。

<一回の負けは負けの数に入らない、勝つ人は多くの負けを味わった人のみである>
自然界に大雨があるように、大敗も起こり得る。晴天があるように、当然大勝も起こりうる。けれども、諦めている方には、敗戦しか待っていない。なぜなら、強い相手に勝利するには、心も強靭でなければ勝てないからです。
最後に残る勝者は必ず自分を信じて戦ったと言うでしょう。これすなわち、諦めた方は勝者となっていないと言えます。

皆さん、いかがでしたでしょうか?
最後に、前半、後半、最終をUp Down Win Loseで表しました。

1)Up Up UP   (Win)  完全勝利(上の世界で戦えます)
2)Up Up Down  (Lose)  体力、集中力、油断に注意
3)Up Down Up  (Win)  粘り強い
4)UP Down Down (Lose)  体力、技術力に問題あり
5)Down Up Up (Win)   スタート前の準備とメンタル強化
6)Down Up Down(Lose)  継続力、持続力、モチベーション強化
7)Down Down Up(Win)  素晴らしいメンタルと低い技術力
8)Down Down Down(Lose) 完全敗者(力が足りません)

以上です。
次回も上達をめざしてとりくんでいきましょう!

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