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小暮式1分間ゴルフ
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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ63」

2018年2月17日

4クールに分けて上達!春までにやっておくべきこと

今回お伝えするテーマは、「春までにやっておくべきこと」です。

さっそく設問を進めていきましょう。

【設問】
1.明確な目標がある(はい・いいえ)
2.期間を決めて、スイング改造、ショートゲーム、体力作りを行う(はい・いいえ)
3.コーチについて、指導を受けている(はい・いいえ)
4.進捗状況が良い(はい・いいえ)
5.今までより、飛距離が伸びている(はい・いいえ)
6.今までより、方向性が安定している(はい・いいえ)
7.ドロー、フェードとコントロールできている(はい・いいえ)
8.スコアが安定してだせる(はい・いいえ)
9.ショートゲームの向上に時間を割いている(はい・いいえ)
10.日を追うごとに、自信を深めている(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。クラブ選手権で優勝したい。試合で活躍したい明確な目標があります。
2.はい。春までのたとえば60日間を4分割して、スケジュールを立てます。
3.はい。スイング、体力とそれぞれに、コーチが必要です。
4.はい。行程の進み具合を把握して、足りないところに注力します。
5.はい。スイング改造が進み、ミート率、ボール初速が向上しています。
6.はい。フェース面、スイング軌道が安定し、方向性が向上しています。
7.はい。意図的にボールを曲げる事が出来ています。
8.はい。ショットの左右ブレが少なく、縦の距離が安定しています。
9.はい。ショットからショートゲームへ、時間をかけられるようになります。
10.はい。練習、トレーニングが順調に進み、結果が表れ、自信に満ちています。

【解説】
<目標と期間を決める>
何事も動機付けが大切となります。そのため、大きな目標を掲げましょう。
たとえば春までの8週間を4クールでわけます。
これに、スイング、体力を同時並行して進めていきます。
第1クール。スイングの土台作り&ジョギング
第2クール。ミドルアイアンの打ち込み&マラソン
第3クール。UT、FWのバランスディスク&ダッシュ
第4クール。1Wのボールコントロール&連続素振り

・第1クール。スイングの土台作り&ジョギング
練習やトレーニングにさける時間は、人それぞれで構いません。大切なのは、段階を踏んで、2ヶ月間を過ごすことです。練習の最初から1wを振り回しても、飛距離や方向性を得ることは難しいと言えます。
スイングの土台作りは、主にショートアイアンを中心に練習を行います。
ここでは、フェース面をキープして、体と腕を同調させる事を記憶する必要があります。
体重を左脚にかけ、両脇にバスタオルを挟み、ハーフショットを練習します。これにより手打ちを撲滅できます。軸ブレしない、前傾角度維持、フェース面が斜め下を向くように注意します。(右手打ち、左手打ち、クロスハンドドリルも可)
ジョギングの目的は、有酸素運動を行い、基礎体力向上と図ります。
大切なのは、最初から飛ばしすぎないことです。軽いジョギングから進めていきましょう。

・第2クール。ミドルアイアンの打ち込み&マラソン
前期2週間がフェース面をコントロールすることに注意を払うとしたら、今期は体のキレを出すことを主眼とします。大きなスイングでは、体重、軸、スイングプレーン、フェース角が変化しやすい点が挙げられます。ここでのドリルは、バックスイングで左ワキを、インパクトフォローでは右ワキにプレッシャーを感じるように注意します。
これにより、スイングプレーンが安定します。
30~40分間のマラソン効果は、心肺機能の強化を進め、忍耐力をつける事ができます。

・第3クール。UT、FWのバランスディスク&ダッシュ
長いクラブほど、バランスが重要です。フェース角、スイング軌道がチェックできた後、バランス感覚を向上させる必要があります。ダフリやトップの上下のミス、スライスやフックの左右のミスを軽減するには、下半身と上半身のバランスを磨くことが大切です。
右サイドが下がり、左サイドが開く(ダウン&オープン)を撲滅しましょう。
ダッシュトレーニングを行うことによって、下半身と上半身の強化、瞬発力向上を図ることができます。ジョギング~ランニング~ダッシュと段階を踏むことが大切であり、この頃になると、飛距離の源となる脚力を実感できます。

・第4クール。1Wのボールコントロール&連続素振り
1wで重要なことは、飛距離と方向です。方向性は、ボールが飛び出す方向を管理する力と、ボールが230ヤード先からの曲がりをコントロールする力が重要です。
その意味では、ボールポジションの変化とスイング特性を理解して練習しなければなりません。
フェードのボールポジション、ドローのボールポジションとは?
ドリルとして、飛球線方向にタコ糸を30センチはります。打ち出されたボールとイメージしたボールの出球が一緒になるように意識します。
連続素振りの効用とは、長いものを速く振ることにより、腕の余分な力みがとれ、スイングプレーンが真円に近くなることです。切り替えしもスムーズに行えるようになり、
ダウンスイングでのスイング軌道も安定します。

・フェードのボールポジション、ドローのボールポジションとは?
安定してボールをコントロールするには、その原理を理解する必要があります。
フェードボールのボールポジションは通常の位置よりも、左へ、そして近く置きます。
ドローボールのボールポジションは通常の位置よりも、右へ、そして近く置きます。

・フェードのフェース角、ドローのフェース角とは?
左へ置いたボールに対して、フェース角は当然閉じてきます。
また、右へ置いたボールに対して、フェース角は開いてきます。

・ボールポジションの変化で、ボール曲りをコントロールするには?
軸ブレしないスイングが必要です。軸ブレしないとは、右への体重移動を必要としないスイングと言えます。アドレスでは、55%左脚に荷重させます。トップでは60%左へかけます。

<飛距離アップは下半身のパワーを使う>
脚は腕の3倍の力が発揮できます。因って、下半身の力を有効に使えるスイングこそ、最も飛距離が出るスイングと言えます。では、一体どのように下半身を使用するのか?
答えは簡単です。両足を伸ばすこと(バックスイングでは左ひざを曲げ、右脚を伸ばし・インパクトでは左ひざを伸ばす)により、エネルギーを出していきます。
インパクト付近の左脚の伸展は、上半身もぶれず、腕も速く振れるようになります。

・トップで右脚を伸ばす効果?
右膝を曲げたままのプレーヤーより、右脚を伸ばしたプレーヤーの方が、右ヒップのターンがしやすいと言えます。ヒップターンが出来ることは、それだけ回旋角度が増し、飛距離アップが容易になります。

<試合会場で一番強い状況>
高いメンタリティーを持ち、2か月前から練習に向かう選手は、苦しい試合展開になったとしても、諦めず結果を出すことができます。
調子が良い時に、良いスコアは当然であり、調子が悪い時でも、崩れない選手が強い選手と言えます。
また、試合会場見渡し、ショートゲームに時間を割いている選手こそ一番調子が良いと言えます。なぜならスイングでの不安が少なく、グリーン周辺のタッチに集中できる状態だかです。

・感覚は練習に宿る
「彼は生まれつきセンスがいい」と良く耳にします。本当は「素晴らしセンスが感じられるほど彼は練習している」と言えます。センスは移ろいやすく、不確かと言えます。
厳しい状況下、集中力を高めて練習に向かう継続的な姿勢が重要です。

皆様、今回も最後までご購読頂きありがとうございます。
結果から言いますと、冬に忙しくて何もできなかった場合でも、間に合う練習方法があるという事です。

次回のテーマでまたお会いしましょう!

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