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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ68」

2018年5月1日

さまざまなアプローチの状況とは?

読者の皆さん、こんにちは。
今回はアプローチの様々な状況について、説明したいと思います。
早速、進めていきましょう!

【設問】
絶対に、寄せきらなければならない状況
1.カラーからボールが2M、カラーからピンまで8Mは、上手く打てる(はい・いいえ)
2.カラーからボールが5M、カラーからピンまで5Mは、上手く打てる(はい・いいえ)
3.カラーからボールが8M、カラーからピンまで2Mは、上手く打てる(はい・いいえ)

絶対に、打ってはいけない状況
4.奥ピンの奥外し、逆目、下りの傾斜、ピンが近いは上手く打てる(はい・いいえ)
5.左右からセンターへ向けてバンクがきつい状況でのピンサイドへの外しは、上手く打てる(はい・いいえ)
6.二段グリーンのピンは下にある中での、ピンハイ、左右への外しは、上手く打てる(はい・いいえ)

絶対に、上げてはいけない状況
7.ベアーグランドからのアプローチは、上手く打てる(はい・いいえ)
8.左脚下がりは、上手く打てる(はい・いいえ)
9.つま先下がりは、上手く打てる(はい・いいえ)

絶対に、直接グリーンへ落としてはいけない状況
10.フォローウインドからのアプローチは、上手く打てる(はい・いいえ)
11.左脚下がりからのアプローチは、上手く打てる(はい・いいえ)
12.ピン手前のアプローチは、上手く打てる(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。カラーの状態を通常のグリーンの2倍遅いと仮定した場合、2×2+8=12Mをイメージします。
2.はい。同様に、5×2+5=15Mをイメージしてうちます。
3.はい。この場合、さすがに、パターの選択をウエッジに変えます。5Mをキャリーさせてピッチエンドランをおこないましょう。
4.いいえ。このような状況はプロでも難しく、確率が低いといえます。状況が事前に知っていたなら、打たないように攻略します。
5.いいえ。外がから内側へのバンクは、落下したボールが傾斜の影響を受け、止めることが難しくなります。事前に、把握しておきましょう。
6.いいえ。2段グリーン下へのアプローチは、ボールが段を下りる際に加速していきます。
よって、ピンハイへのショットを打たないように攻略していきます。
7.いいえ。上げることのリスクが高いと言えます。ボールを右に置き、低めの球をイメージしてクリーンに当てて行きます。
8.はい。ボールが低い状態にある中で、フォローを低く取ることにより、ボールをキャッチする事ができます。
9.はい。比較的遠路にあるボールは、手元が低い状態をキープしてボールをとらえます。
10.はい。バックスピンが風でほどけ、前へ転がりやすくなります。
11.はい。ロフトが立ちやすく、低くボールが出るので、ランが出やすいと言えます。
12.はい。狭いエリアのグリーンへ落とすことを考えるよりも、手前から寄せるイメージを持ちます。

【解説】
<絶対に、寄せきらなければならない状況は、実はもっともミスが許されない>
ピンが近くにあるときほど、選択肢が多く存在し悩む事があります。
つまりイメージが定まらず、ふり幅やスピードが混在すると言えます。
成功の秘訣は単純化です。距離をグリーン上でのスピードに置き換えて見る事により、思い切って攻める事ができます。
また、悩んだ時の解決法は、グリーンに乗ってからが勝負との諦めた境地です。
多少オーバーしても、ショートしても、最初からそのような状況になること予知していたら、平然と対応できます。簡単なライから悩み、寄せ切れない事にショックを受け、パターが気持ちよく打てないような状況があるとしたら、どこかで立ちきりましょう。

<絶対に、打ってはいけない状況>
難易度が高い状況へ打たないことも、スコアを作る上で重要となります。
スコアが多い方ほど、打ってはいけない状況から打たされるといえます。
このような状況を事前に知ること、観察力を身に付けることから注意しましょう。
また、長いゴルフ人生でみますと、難しい状況から打つ回数の多い人ほど、イマジネーションがあると言えます。その時は痛い経験でも、回数を重ねると克服できると言えます。
諦めずに、チャレンジしていきましょう。

<絶対に、上げてはいけない状況>
あげることは、最後の選択である。なぜならば、上げたボールがグリーンへ着地した瞬間に、どのくらい跳ねるか、転がるか予測がつかないからです。
また、条件がそろって初めて、ボールを上げる事ができます。
ベアーグランドでは、バンスが地面に跳ねやすく、ボールが低い状況ではその下へヘッドを入れる事が難しいと言えます。上級者ほど、難しい状況から一番ミスの出ない打ち方を選択します。是非、この判断基準をポケットにいてときましょう!

<絶対に、直接グリーンへ落としてはいけない状況>
グリーンがある、あそこにボールを乗せようと思うよりは、
どのようなイメージで、ボールをグリーン上に止めようかと考えます。
因って、グリーンが硬い場合、フォローの場合、左脚下がりの場合等では、落とし場所の決定がポイントとなります。クラブを短く持ってしっかり打つことにより、緩まずスイングすることが出来ます。また、ピンがどこにあっても、エッジまで打つことも作法の1つです。
結果的にグリーンへ乗らないとしても、直接グリーンオンして奥へこぼれる場合からのアプローチをおこなうよりも、結果が良いと言えます。

大切なのは予測して行い、その場合の結果は全て受け入れることです。
観察力と決断がある方ほど、スキルが高いと言えます。

以上です。
皆さん、今回の内容はいかがでしたでしょうか?
セカンドショットを打つ時から、アプローチの打ちやすい場所を意識しておくことが大切と言えます。また、難しい状況に陥ったとしても、かりに寄らなかったとしても、パッテイングでしのぐメンタリティーを残しておくことが大切です。

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