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2018年9月1日

バックスイングをシンプルに考える

皆さん、こんにちは!

今回は、バックスイングについて、考えて行きたいと思います。
真っ直ぐ上げる、外に上げる、インサイドに上げる?
押すように上げる、引くように上げる?
骨盤が後傾しているので?
複雑怪奇な考えを、シンプルなものへと解消していきたいと思います。
さあ、さっそく進んでいきましょう。

【設問】
1.両膝の高さは、同じ高さを保つ(はい・いいえ)
2.左膝は前に、右膝は伸ばすことを良いと思う(はい・いいえ)
3.クラブヘッドは、ストレートに上げる(はい・いいえ)
4.クラブヘッドは、外に上げる(はい・いいえ)
5.腕はインサイドへ、クラブヘッドは立てて上げる(はい・いいえ)
6.左肩は、地面と平行に、右脚の上まで移動させる(はい・いいえ)
7.左肩は、下がるようにして行う(はい・いいえ)
8.右肘は、たたむ(はい・いいえ)
9.体重は、右へ移動させる(はい・いいえ)
10.体重は、左へ多くかける(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。積極的に膝の高さを変えて行きます
2.はい。これにより、腰を大きく回旋することができます
3.いいえ。左ワキを空けることなく、インサイドに上げます
4.いいえ。トップからダウンへの切り替えしのタイミングが早いと左へミスします
5.はい。コッキングを使用し、クラブを立てて上げて行きます
6.いいえ。これでは、軸が動いてしまいます
7.はい。左肩を下げることにより、クラブが上がります
8.いいえ。両腕をなるべくストレートに使う意識を持ちます
9.いいえ。体重を左へキープします
10.はい。これにより、強いコイルが完成できます

【解説】
<膝の高さを一定に保つ必要はない>
従来の方法では、体重移動をさせながら、打点を安定させるために、膝の高さを一定に保つ必要がありました。これでは、膝の高さを一定にするあまり、右腰の十分な回旋を得ることは難しく、飛ばすことが出来ませんでした。
しかも、膝を正面にむけたまま、腰を回す行為は、膝や腰に負担をかけてしまう危険がありました。左重心スイング理論では、「左膝を前に、右膝を伸ばす」ことを採用することにより、
右腰の回旋角60度を得やすくなる利点があります。

<クラブヘッドはストレートに上げる必要はない>
従来の手法では、ボールを真っ直ぐ飛ばすために、出来るだけ長くまっすぐ上げることが標準でした。これでは、軸が右へ流れる必要があり、スピードを加速して上げる事や、軸ブレを防ぐことができませんでした。しかも、ストレートから急激にインサイドへ上げる為に、肘を曲げてたたみ、フェース面がコントロールできなくなる危険がありました。
左重心スイング理論では、「インサイドバック&リストセット」を採用することにより、
スイングスピードを上げる事や、スイング軌道のブレを少なくすることができます。
ストレートに上げることは、楕円軌道であり、楕円軌道より真円軌道、角運動の方が遠心力を強くする事が出来ます。これを有効に使うことにより、飛距離アップを実現できます。

<右肘を回旋させながら、スイングプレーン上にクラブを上げる必要はない>
従来の手法では、スイングプレーンにクラブを乗せる為に、クラブヘッドを開いて上げなければなりませんでした。これでは、ダウンスイングでフェースを閉じる必要があり、タイミングの影響で成否がきまる不確実性の多い打ち方でした。しかも、開き過ぎると右へ行きやすく、ダウンで腕を返すと左へ行きやすい危険がありました。
左重心スイング理論では、「腕を右に45度、内側に40度引く」ことを採用することにより、
フェースの開閉を少なくすることができます。
腕を積極的に使い、フェースローテーションは極力少なくすることによる、直進性の高いボールヒットを実現させることができます。

<左肩を平行に移動させることはない>
従来の手法では、ボールをしっかり捕まえるために、右肩を左肩まで回す必要がありました。これでは、軸が右へ流れる必要があり、同時に苦しさのあまり、ダウンスイングで早く体が開いてしまう弊害がありました。
左重心スイング理論では、「左肩をスタンスのセンターまでしか回さない」ことを採用することにより、回しすぎる事による軸ブレと体の開きによるスライスをふせぐことができます。
手順は簡単です。
左肩を止め、腕をインサイドへ移動したのちに、徐々に左肩をスタンスのセンターへ動かしていきます。これにより、左サイドの筋肉群が伸張し、ダウンスイングでのエネルギーを出すことができます。同時に、左肩を下げることにより、クラブは自然と上がって行き、肩を平行に回すプレーヤーに多く見られる、クラブを寝かす動きを解消することができます。

<右肘を素早くたたんではいけない>
従来の方法では、トップの位置を安定させるために、右ワキを締め、右肘をたたんでおりました。
これでは、右肘をたたむがあまり、フェース面は開きやすく、ダウンスイングで畳んだ肘を伸ばし、開いたフェースを返す複雑な動きを避ける事は出来ませんでした。
しかも、クラブを返そうとして、アウトサイドインの傾向が強く働く場合と、右肘が寝てしまいアンダーからのヒッカケの危険がありました。
左重心スイング理論では、「右肘をできるだけ、伸ばす」ことを採用することにより、ローテーションを抑え、アウトサイドインの軌道を軽減し、再現性の高いショットで且つ、伸張反射を用いた飛距離アップを実現することができます。

<体重は右ではなく、左へ多くかける>
従来の方法では、体重移動による飛距離アップを行うために、右へ大きく移動しておりました。
その為、右膝を正面に向け、右サイドが右へ流れないように、ロックする必要がありました。
これでは、右股関節を回すことが不十分となります。
左重心スイング理論では、「左へ55%の体重をかけます」これにより、右への軸ブレを抑え、右膝を開放し右股関節を60度回すことが可能となります。
同時に、左サイドへ重心をかけることにより、アンカーリングの役目を果たし、右腕を遠くにはることができます。ダウンスイングでのスピードを出す反射のエネルギーを蓄えることができます。

読者の皆さん、
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
春のベストシーズンが来月となりました。今すぐ、ゴルフの練習や予定を確認していきましょう。
皆さんの、ベストゲームを私も願っております。

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