ゴルファーに皆さん、
こんにちは。
世界的に有名なリアム・マクロウ氏がこのように言ってることをご存じですか?
「軌道に影響を与える要素は、入射角、フェース角、軌道、インパクトロフトです。スイングを変化させるよりも、セットアップを変えた方が圧倒的に簡単で効果的である。」
タイガーや、バッバ・ワトソンが同じスイングをしていないように、
動かしたい方向や振りやす打ち方があるので、そこを追求していくことが、上達への近道である。
スイングを変えるという動的修正よりも、
アドレスをかえる、ボールポジションをかえる静的修正のほうが、簡単で上達も早い。
皆さんは、どのように思いますか?
A,アドレスやボールポジションを変えると、確かに軌道が変わるが、正解に近くなるか判断が付かない
B,簡単で、直ぐに採用したい
C,現在も必死で練習しているので、いまさらいっじると、さらに安定しないだろう
マクロウ氏の話は、正論です。
私がフロリダへ学びに行った際も、ボールポジションの変化が、軌道に与える影響を伝えていました(新飛球理論)。
簡単には、左足踵よりも、右へ1個、内側へ1個動かすことで、ドローボールが打ちやすくなるという考えで、これの逆がフェードボールになル考えです。
また、軌道に影響を与える4つの要素からみた、ゴルフ上達が、ツアーの最先端であることは、否定できません。
しかし、120以上打つアマチュアゴルファーは、リピータぶるなスイングができる一流選手と同じ内容で、修正できるかは、
次元が違うことでしょう。
中には、1万回の自己練習調整を100回のトラックマン調整で済む、優秀なセンスのアマチュアがいて、
素晴らしい結果や上達を手にできるとしたら、このような方は直ぐに70台前半でラウンド出来て、プロツアーへ突入するでしょう。
私が伝えたいことは、
マクロウ氏や計測器の否定ではありません。
最先端とデーターを使用し、結果がのこせるプロ領域と、
初心者の領域とは、違いがある事です。
ここを注意しないと、ゴルフがさらに難しくなる場合があるでしょう。
たとえば、タイガーは、幼少期ローカルなレッスンをうけて、12歳からブッチハーモンのビデオレッスンを受けるようになりました。
幼少期撮影されたテレビ映像には、すでにストライカーとしての要素がありました。
軌道をかえる4つの要素さえも、実際に飛んでゆくボールや、クラブフェースから感じる感覚と、膨大な練習で、成りたい軌道を現実化させることができます。
才能があるからと言えば、それまでですが。
努力やセンスの違い、知りえた情報や理論の違いで、結果は確かに違います。
でも、4つの要素をデーターを駆使して、変えられる方と、
4つの要素をデーターを駆使しても、変えられない方と、
4つの要素をデーターを駆使しなくても、変えられる方と、
4つのデーターを駆使しなくて、変えられない方がいます。
ここまで、話せば、感の良い方はご理解されるはずです。
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静的修正のアドレスやボールポジション変化に注意点
例えば、ボールが吹き上がる場合や、ダフル場合は、ボールを1つ内側に移動することで、インパクトロフトが変えることができます。
これ自体、3日間続けて練習したことのある方なら、理解されている思います。
ボールを中に入れるアドレスでは、ハンドファーストが強い形になります。
しかし、これでは、球が上がらない、ボールが右へ飛んでしまう方が出てくるでしょう。
ボールを中に入れても、アウトサイドインや、リリース、手元の浮き、身体の開き(スピンアウト)が修正できないと、効果が出ません。
→アドレスやボールポジションの静的修正は、スイング軌道という動的修正を導くものであり、ここが上手く行かないと、機能しない。
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もう1つの視点として、
スイングは100人いて、100人同じスイングを行っている選手はいない。
だから、自分の上げやすい、振りやすい形を模索して、アドレスやボールポジションなどの、静的修正を目指すことが効果的だという考え。
皆さんは、すでに多くの時間や労力をかけて、ボールを打たれいます。
つまり、毎回自己調整機能を使用して、奮闘努力しているかたも多いはずです。
バッバのような変則的な自分にあったアドレスを作るも、バッバのような身体能力も、マスターズ優勝も、現実的な結果は起きないでしょうし、
アドレスを幾らいじっても、個性的なスイングが固まるだけで、飛距離や方向性が格段に進歩することは、少ないでしょう。
他方、韓国の選手は、バランスのとれたスイングを形成して、皆同じスイングに見える特徴があります。
デイやマキロイのスイングが酷似している最近の傾向が示す事実は、
軌道に影響を与える4つの要素の、最高のパフォーマンスは、個人差があれど、特定のエリアに収まっていることです。
だから、動的修正も同じくらい重要であると。
バッバ・ワトソン、ジム・フューリック、ダスティン・ジョンソンが、個性的であり、成績を出しているから、アマチュアの皆さんも、個性的で良いとする考えではなく、
効果的効率的に上達する為に、データーを駆使して、静的修正から動的修正をかけて行く、
それには、膨大な労力を少し軽くすることはできても、ゼロにすることはできない。
さあ、一緒に練習しましょう。