小暮式1分間ゴルフ

【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ97」

同じミスを繰り返さない方法

皆さん、こんにちは!
今回はラウンド中に発生するミスに対して打ち方や考え方を伝えていきたいとおもいます。
「何回も同じミスをくりかえしてしまう」状況で、どのようなことに取り組んだらよいか?
その辺りを説明できたらと思います。
さっそく設問へ進んで行きたいと思います。

【設問】
1.スタートホールのティーショットが苦手だ(はい・いいえ)
2.右サイドが池では必ず右へミスしてしまう(はい・いいえ)
3.左サイドがOBだと左へうちこんでしまう(はい・いいえ)
4.池越、130ヤードが苦手だ(はい・いいえ)
5.打ち上げセカンドショットがミスが多い(はい・いいえ)
6.砲台グリーンへのセカンドショットはオーバーしてしまう(はい・いいえ)
7.左下リのアプローチが苦手だ(はい・いいえ)
8.左足上がりアプローチからミスが多い(はい・いいえ)
9.つま先上がりのアプローチは打ち方がわからない(はい・いいえ)
10.つま先下リのアプローチはトップしてしまう(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。緊張状態で陥りやすい内容をおさえればミスを減らすことができます。
2.いいえ。体が反応してしまう右足や右肩が前にでるミスを防ぐことができます。
3.いいえ。左へいく原因に対処してこれを防ぐことが、できます。
4.いいえ。うち急ぎからくるセカンドミスに対応していきます。
5.いいえ。バックスイングでの右への移動をさけ、ミスを防ぐことができます。
6.いいえ。凸面のグリーンは前に弾かれやすいので、これに対応していきます。
7.いいえ。低く長いフォローをとり、これに対応します。
8.いいえ。ロフト管理をおこない、ボールを押せるようになります。
9.いいえ。極端なインサイドインをさけ、アウトサイドインでクラブを使用します。
10.いいえ。下半身を深くおり、フェースが、ボールをつかまえられるようにアウトサイドからクラブをいれます。

【解説】
<スタートホールでの緊張に対処する>
誰もが緊張してスタートホールをむかえます。緊張は固くなり、スムーズなスイングを妨げる場合と、スイングリズムが早くなる場合があります。
これをさけることは、難しく。
リズムが早くなっても、そこそこ当たる対処法を身につけます。
先ずは、ストレッチをおこないます。
ポイントは2ヶ所、左肩と右腰です。
左肩はトップスイングの浅さの原因に、
右腰はダウンスイングでのアウトサイドインの原因になります。
方法として、左肩はトップの位置をしっかりととります。朝は体が固くなるので、左脇をしめてきつい感じが正しいです。右腰は四頭筋をのばすようにします。右腰が早く前にでますと、右肩も連動し、クラブはアウトサイドから入りますくなります。これに対応していきましょう。

<右サイドの池やOB>
避けたいとの思いが、右肩の外からの動きを助長します。
効果的な方法は2つ。
1つは、ティーグランドの右サイドへ立ち、フェアウェイ左サイドへ打つ場合と、
クローズドスタンスを採用して、アウトサイドインからの軌道をかえます。
前者は対角線で打ち出すことにより
万が一右へ飛び出した時の保険となります。
後者はスライスspinの原因、高いspin量を低く押さえることができます。

<左サイドが危険である場合>
2つのミスが考えれます。
左をさけ、右を向きすぎてしまう場合からくる右へのpushボールと、体がとまり、腕がかえり左へミスしてしまうことがあります。
右へ打ち出してしまうなら、捕まりの良い3wを使用します。
これなら、右サイドへ飛んだとしても、ミスを許容範囲でおさめることができます。
上級者は、左からフェードを打つ場合があります。
ただ、普段からボールポジションとフェース角度を練習しておく必要があるでしょう。

<池ごえ、セカンドミスを防ぐ>
3つのミスの原因が考えられます。越えたいとのおもいが、クラブの救い上げにつながり、左肘がひけてしまいトップミスになる場合です。
また、硬直してしまい、バックスイングがしっかりととれない場合からのスライスによる飛距離ロスがあります。
そして、一番さけなければならないのがザックリミスです。
下半身の使いすぎる軸ブレと、右手角度がほどけてしまう場合におきるので、注意が必要です。
振りすぎよりも、ミート率を考えていきましょう。

<打ち上げセカンドショット>
簡単に見えて、ミスが多いのが打ち上げのセカンドショットです。
クラブがボールへ届かないトップミス、これは、バックスイングの右サイドへの体重移動が原因です。
右足内側でしっかりと体重をうけとめて、軸ブレしないようにします。
もし、打ち上げで右へミスがあるとしたら、少しだけオープンスタンスを採用します。これにより、インサイドへフォローを取りやすくなります。

<砲台グリーンは要注意!>
砲台で凸面のグリーンでは、ピン位置にかかわりなく、センターが狙い目となります。
また、奥や横からのアプローチは難しいだけに、ティーショットの正否がポイントです。
よって、アイアンショットでは、クラブを少し短くもち、コンパクトなスイングを心がけます。

<アプローチの基本>
平らな状況でない場合には、ボールをセンターにおきます。
アウトサイドから入れること、膝の高さを一定に保つこと、重心を左へ保つことが、大切です。
状況が難しくなればなるほど、脱出を優先します。
一打を失ってもよい覚悟があれば、ミスにミスを重ねてしまうことをさけれます。

以上です。
皆さん、今回の内容はいかがでしたでしょうか。また次回、お会いしましょう。