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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ105」

2019年2月2日

クラブが通過するために必要なスペース

皆さん、こんにちは!今回は、クラブが通過する為に必要な「スペース」について考えて行きたいと思います。スペースが出来ないと、スライスしやすくなるとしたら。
スライスに悩んでいる、飛距離不足を解消したい方は、さっそく進めて行きましょう。

【設問】
1.身体が硬く、首や肩が回らない(はい・いいえ)
2.バックスイングで動かそうとすると痛みがある(はい・いいえ)
3.スライスが嫌いで、大きくテークバックすると視界に右が見え、これを避さけたい気持ちがある(はい・いいえ)
4.スライスを避ける為に、アドレスで左を向きやすい(はい・いいえ)
5.腰や膝の向きが、アドレス時からオープンになりやすい(はい・いいえ)
6.足首も硬く、インパクトで直ぐに右カカトが浮く(はい・いいえ)
7.右肩の可動域は少なく、後方に腕を動かすことが苦手だ(はい・いいえ)
8.下半身リードの為、インパクトスペースが狭く、腕が上手く振れない(はい・いいえ)
9.フェースを閉じ気味に使い、ボールを捕まえようと上から入れる傾向がある(はい・いいえ)
10.とにかく、身体の開きが速くなる傾向にある(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。ストレッチを行い、可動域と柔軟性の確保を心がけます。
2.いいえ。痛みを伴うのなら、筋温を上げ、血行を良くする有酸素トレーニングを、15分おこないましょう。
3.いいえ。左肩はスタンスのセンターへまでしっかりと回しましょう。
4.いいえ。アドレスがオープン過ぎて、インパクトで体が開いてしまいやすい。
5.いいえ。最初から左を広く、右を前に出す為に、スライスしやすい。
6.いいえ。クラブが通過するまで、右足首がうかないように注意します。
7.いいえ。クラブを2本持ち、正面から後方に3回大車輪のように動かします。
8.いいえ。飛球線に対して、バックスイングで得たスペースを確保します。
9.いいえ。上から入りすぎると、左へ飛びやすくなります。
10.いいえ。腕の振りが身体のスピードと一致するように、速くふります。

【解説】
テークバックやバックスイングの目的は、ダウンスイングでクラブを通過させる為のスペースを作ることである。もし、テークバックが浅すぎると、クラブはアウトサイドから入りやすくなり、スライスが多発しかねません。
同時に、せっかくバックスイングでスペースを確保できたとしても、ダウンスイングにかけて、下半身リードを採用しすぎて、スペースを失ってしまうことによるスライスも見受けられます。

<極端なオープンスタンスをとらない>
右へ飛ぶから、そのぶん左を向けばいい。
このように考えて、安易に体を開いてしまうことが、スライスを助長してしまう原因の1つです。スペースを確保するには、オープンに構えず、左肩や左腰は、フェアーウェイセンターを向けておきましょう。

<ニーフレックスを採用し、下半身を積極的に使う>
ニーフレックスとは、左ひざを前に出し、右脚を伸ばす動きを指します。
これにより、右腰の60度回旋を得やすくなります。また、左脚を前に出すことにより、インパクトでの左サイドの壁ができる利点もあります。テークバックの運動量不足に悩んでいるとしたら、積極的にこの動きを取り入れて、ダウンスイングのクラブを通過させるためのスペースを確保します。

<左右の肩を動かす>
トップの位置では、左肩はスタンスセンターまで移動します。
また右肩は90度後方に動きます。また、腕はさらに後方に45度動かす必要があります。胸の前にクラブシャフトを横に置き、クラブの先端が地面を指すまで(90度)動かしていきます。ニーフレックスを意識するだけで、簡単に90度ターンを得ることが出来ます(右腰60度+左肩30度)。

<ダウンスイングにかけて、腰のスライド>
トップの位置が完成するだけでは、効果的にボールを打つことはできません。
スライスの原因の大半は、ダウンスイングでの下半身リードと、右肘の絞りだしからくるクラブの振り遅れとフェースオープンが原因と言えます。
腰の開かず、横へスライドさせる意味は、バックスイングで得た60度回旋が0度に戻る前に、腕を通過させる必要があり、その為のスペース作りが、腰のスライドの目的となります。よって、左腰のリードと言われる回転する手法とことなり、左肩と左腰はトップで出来た角度を維持したまま、左へ平行移動する様子に似ています。

<インパクトでの伸展+回転>
インパクト付近で、左腰が引けしまう場合、クラブがアウトサイドから入りやすい原因となります。大切なのは、身体を開かない下半身の使い方であり、前に出した左脚の上に腰を乗せる動作です。膝を伸ばし、そのあとに回転が始まります。この順番を守ることが大切です。いきなり左腰を切ってしまうと、ダウンスイングでのスペースが無くなり、クラブのアウトサイドインを直すことができません。

皆さん今回の内容はいかがでしたでしょうか?
クラブを効果的に振る為には、スペースが大切であり、スペースが確保できれば、スライスを克服する事ができるという考え方や練習法を取り入れていきたいと思います。
次回も上達をめざして、取り組んでいきましょう!

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