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小暮式1分間ゴルフ
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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ122」

2019年5月23日

数字を意識しよう

皆さん、こんにちは!
今回は数字についてです。数字を意識しておくことが大切である。パッティングが悪いのかアプローチが悪いのか、アイアンショット悪いのかドライバーショット悪いのか、問題あるところを明確に理解して初めてを治すことができます。

【設問】
1.スリーパットを3回以上してしまう(はい・いいえ)
2.1ホールでアプローチを2回ミスしてしまう(はい・いいえ)
3.バンカーショットは1回でないことがある(はい・いいえ)
4.バンカーショットはトップすることが多い(はい・いいえ)
5.バンカーショットは砂を多く取りすぎることが多い(はい・いいえ)
6.アイアンショットはスライスすることが多い(はい・いいえ)
7.アイアンショットは左に行くことが多い(はい・いいえ)
8.ドライバーショットでは天ぷらすることがある(はい・いいえ)
9.ドライバーショットが飛ばない(はい・いいえ)
10.自信を持ってスイングできることが1回もない(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。距離感と方向性をあわせる必要があります。
2.はい。打ち方が整っていない場合と、状況に適していない場合があります。
3.はい。1回ででることを不安視している。
4.はい。打ち込むことを大切にします。
5.はい。クラブが抜けることを大切にします。
6.はい。クラブを立てて、インサイドダウン。
7.はい。アウトサイドからフェースが被ることをさける。
8.はい。鋭角的に打ち込まないように右肘を注意。
9.はい。腕が上手くふれていない。
10.はい。考えている中は、マフォーマンスは上がりません。

【解説】
<距離感と方向性>
例えば、20mのパッティングを打たなければいけない状況だとします。

〇読む力
距離を歩測し、認識します。傾斜も把握し、狙いを決め、方向性を出す。読みが甘いと、伝える力やストロークがよくても、成功しません。

〇伝える力
求められたエネルギーを、ストロークによってボールに伝える。読む事が正しくできても、身体が反応できない、ふり幅が正確に表現できていない(本来なら20mのエネルギーなのに、緊張したために10m分しか、ふり幅をおこなっていない)

〇ストロークする力
読む力や、伝える力が高い確率であったとしても、ストロークが毎回違うテンポリズムであったり、極端にインサイドアウト、アウトサイドイン、フェースを被せて構えた状態からインパクトで開いて当てるような、アジャスト(調整)する、再現性の低いストロークする力では、最少ストロークでゲームを戦うことはできません。

上達のドリルとして、声に出して、練習を行います。
「距離は20m、傾斜とラインは上って下りのフックスライス、狙い目はカップ3つ右サイドへ。タッチは上りの影響より下りの影響が強いので、傾斜の頂点まで届けば十分、ソフトに、強くヒットしすぎない・・。」
声にだすことで、実際の結果とのギャップが明確になります。上りの影響が予想よりも強い場合(読む力)はショートするでしょうし、読む力は正しくできていても、伝える力が足りない場合も、ショートします。

因って、普段から、同じ結果(ショートミス)であっても、読む力、伝える力、ストロークする力(ヒッカケ、プッシュ、緩む、パンチが入る)を見て行きます。

<アプローチミスの3大要因>
例えば、ボールからエッジまで12m、エッジからピンまで3mのアプローチがあります。

〇状況判断力ができていない
距離だけを見て、打ってしまうと、精度をあげることはできません。
ボールの置かれている状況をしっかりと見て行きます。
刈り込まれた芝、裸地、左足下がり、ラフ、落とし場所の地面が硬い場合や、柔らかい場合によって、使用クラブとボールの高さが変わってきます。
優先順位は、1.ボール状況2.ピンまでの距離3.落とし場所の策定4.スイングイメージ5.使用クラブを選ぶ6.決断

〇読みと選択と実際の動きが違う
ボールが左足下がりの傾斜に止まっていた場合、ランニングアプローチを選択したとします。
しかし、実際に行っている動作が、右手の角度が維持されず、手首が解けてしまう打ち方では、ダフリやトップミスに。

〇捨てることができない
最悪な状況は、アプローチした状態から、さらにアプローチをしなければならないことです。ラフから打ったボールが、右へそれバンカーに入ってしまう。
もしくは、グリーン手前から打ったボールが、トップして奥のバンカーへ飛んでしまう。これらは、ボールだけに意識が向いているときに置きやすい。
つまり、最大の罠は、集中しすぎることで、周りが見えなくなる事です。
打ち方に悩むことなく、簡単にうち、ボールをグリーンに乗せてあげる。
ここをしっかり行う為には、「綺麗に、きちっとスピンをかけてよせてやろう」という欲を捨て、「トップしても、手前から転がってでも、よせてやる」という気持ちが大切です。

<バンカーショットが苦手だ>

〇メンタルで、すでに負けている
予期したことは、現実に起きる可能性が高くなる。
予期したこと以上には、中々好転しない。やろうとしたことを実際に行うことでも、100%の確率で行うことができないのだから、悪い予期を良い結果に変えるには、さらに確率は下がる。
「でない、だせない」⇒「出すために最善を尽くす」

〇トップする原因
トップする原因は、ボールの結果を気にしてのヘッドアップ(頭が上がる)からだ・・。
実は、違います。クラブを地面に打ち付けることができないだけです。
何故これができないか?
1つは、クラブを立てて上げる事が出来ていないからです。
クラブを立てるには、アドレスが重要です。アップライトに上げるには、重心を下げる、ハンドダウンが必要です。青木功プロは、アイアンやバンカーの名手であり、ハンドダウンの見本です。

〇砂を多くとる原因
プロでも、砂を多くかき出しています。
けれども、ボールは出ています。
その理由は、クラブヘッドの抜けが良いからです。
クラブの抜けを良くするには、フェースを開いて入るように、バンスが滑るように使う必要があります。
プロが意識している唯一のポイントは、フォローで、フェースが自分の顔を向くように。つまり、インパクトで、右手の平が空を向くようにします。

<アイアンの成否>
スライスもひっかけも、正しいスイングが出来れば治る。
正しいスイングの根本は、クラブを立てることと、インサイドダウンです。

〇クラブを立てる。
バックスイングでクラブが寝てしまう場合と、ダウンスイングでクラブが寝てしまう場合があります。クラブを寝かすことなく、スイングプレーンにのせることが大切です。
チェックポイントは、左手親指方向へのコッキングです。
もし、横にコッキングしてしまうと、フェースは開きやすく、インパクトでねじる動きを必要とします。

〇インサイドダウン
右肘と、右肩の間くらいからクラブが下りてくる必要があります。
もし、クラブが右肘よりも、下から降りる場合は、ダフリや右プッシュ、これを嫌っての左ひっかけとなります。
テークバックからトップ、ダウンスイングと、クラブを寝かしてスイングプレーンに乗せようとした場合、このように、ショットが不安定になる傾向があります。
また、右肩よりも外からおりるアウトサイドインを防ぐには、トップからダウンスイングにかけて、右の肩を後方に動かす必要があります。
右腰の前への動きを抑えることで、右肩の出る動きを抑えることができ、そのために、右足をべたあしにすることが重要です。右脚べた足>右腰>右肩

<ドライバーショットで飛距離を稼ぐ>
テンプラ、スライス、左へのミスが連発してしまうと、自信を失うには十分すぎます。

〇右肘を伸ばさない
ダウンスイングで、右肘を強く伸ばしてしまうと、クラブがアウトサイドから降りやすくなります。
右肘を体の近くに引きつける感覚を身に付けてインパクトしましょう。

〇腕が上手くふれない
体が先に開いてしまうと、腕が差し込まれた状態となり、腕がふれなくなります。
トップからダウンスイングにかけて、積極的に腕をふります。
手首が早くほどけないように注意します。

以上です。
今回の内容はいかがでしたでしょうか?次回もゴルフ上達を楽しんでいきましょう。

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