上達をあきらめるものを知ることが上達の近道
皆さん、こんにちは!
今回は上達をあきらめてしまうものについて、考えて行きたいと思います。戦うべき相手が誰なのかをしることこそ、努力や練習の方向性が一致して効果が出やすいと言えます。
さっそく今回も進んでいきましょう。
【設問】
1.何回チャレンジしても結果出ないから、つまらない(はい・いいえ)
2.たくさん練習しラウンドしてもすぐに結果出ない(はい・いいえ)
3.友人からも向いてないと言われた(はい・いいえ)
4.ストレスが溜まり、やらないほうが良いと思う(はい・いいえ)
5.元来運動センスがない(はい・いいえ)
6.これ以上時間も大金をかけられない(はい・いいえ)
7.一瞬の動きを完璧にコントロールすることは難しい(はい・いいえ)
8.飛ばない、当たらない、曲がる(はい・いいえ)
9.ゴルフ理論は感覚的であり理解できない(はい・いいえ)
10.努力と反比例して上達しないスポーツがゴルフである(はい・いいえ)
【解答】
1.いいえ。難しい理論を実践しようとしているから。
2.いいえ。最初の100ラウンドは経験のストックです。
3.いいえ。他人の評価に納得感を求めては道を誤る恐れがある。
4.いいえ。諦める理由より、克服した時の高揚感を大切に想う。
5.いいえ。体を動かすことで活性化。使用しないとさらに退化する悪循環。
6.いいえ。誤った理論を捨てることが時短である。
7.いいえ。コントロール不要。軸ブレしないスイングはオートマチック。
8.いいえ。採用した理論が間違っている。
9.いいえ。1軸は理論的で感覚的な部分は少ないので理解しやすい。
10.いいえ。間違った方向への努力では、結果を出すことができない。
【解説】
<楽しさは、どこにあるか?>
上手くなると、楽しい。でも、それには正しい理論や練習が必要となる。
また、結果だけでなく、上達の過程を楽しむ事が大切です。
もし、中々結果だせないとしたら、取り組んできた内容を再度チェックしていきましょう。
<経験がストックされる>
雨や風、夏のラフや、冬の北風アゲンストを経験しなければ、コースでの結果を出すことは難しいと言えます。基礎ベースで100ラウンドが必要と仮定した場合、1年10回のラウンドで10年であり、1年33回のラウンドで3年となります。上達を考えた場合は、頻度を上げて行くことと、それを維持することが求められます。
ゴルフ上達だけでなく、維持することが、長いゴルフ人生を楽しむ秘訣であり、改善や気付きが重要となります。
<妥協してもよい理由に耳を貸さない>
学生時代から行っていたジュニアが上手だからと言って、生涯にわたってゴルフが上達できないということではありません。
向いていないとは、根拠のない言葉であり、これに妥協してしまうと折角訪れた上達のチャンスを逃してしまう危険があります。
最初から72でラウンドできるプレーヤーが居ないことから、ゴルフは段階的に上手くなると言えます。
上達できないことはなく、必ず正しい方向で進む事ができれば上達することができます。
<上達という自己実現を叶える>
スコアが良いからすごいのではなく、今まで到達できなかった領域へ辿りつくこと、そのことが実現できることが喜びとなります。
諦めてしまっては、そこから先の喜びを得る機会は一生訪れません。
<運動センスを向上させるためのスポーツ>
道具を使用することで、肉体的な差よりもスキルの差となりえる。
スキルを磨く過程で、運動センスを磨くことができます。
135メーターを飛ばすことでホームランとなる野球と比べて、ゴルフは道具を上手に使用することができれば簡単に飛距離をだすことができます。
ポイントは、遠心力を最大にするために、インパクト付近でグリップエンドを引きつける(向心力)を最大にすることです。両脇を締め、引きつける事に取り組んでいきましょう。
<ポイントは3つ>
軸ブレしないスイングのポイントは、体重移動を行わないことではなく、
体重移動を必要としない、軸の使い方であり、具体的にはサイドベンドである。
左脚に55%の体重をかける状態から、左サイドを曲げて、右サイドを伸ばすこと。
また、ヒップスライド(上半身と下半身の左へのスライド)により、身体を開くことなくインパクトをむかえる事ができます。腕を返すことなく、ハンドファーストのまま腕を通過させるには、左手を動かす必要があり、その上では左腕や左肩、左首の柔軟性、可動域が必要です。マスターする上での効果的な手法は、両肩を壁に付け、左腕を左右に動かします。壁から肩が離れなきようしていくことで、バックスイングとフォロースルーの腕の使い方を練習できます。
<スイングをコントロールすることは難しい>
体重移動しながら、軸ブレ、インパクトでのリリース、スイング軌道。このようなことを全てコントロールすることは難しいと言えます。
しかし、体重移動を抑え、軸ブレを防ぐことで、スイング軌道をコントロールすることが容易となります。また、右手の角度維持、ここを意識することで、インパクトの打点が合います。
最大は、スイング軌道に再現性を得る事です。
その為に重要なことは、トップまでに上がる際に、1.右肩に向かうシャフト2.左手親指方向への縦のコッキング3.左ワキを締め、腕をインサイドへ上げる4.右肘の回旋を抑え5.クラブシャフトを寝かさない
以上を、1つ1つ確認しながら行います。そして最終的には、1回の動作で全てが行えるようにします。
以上です。今回の内容はいかがでしたでしょうか?諦めてしまう理由を反転できれば、上達も近いと思います。次回も一緒に上達を楽しんでいきましょう。