小暮式1分間ゴルフ

【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ127」

ミスを防ぐ!10のポイント

皆さん、こんにちは!
今回は上達の考え方を説明したいとおもいます。
打つ前にチェックするだけで、ミスを防げるポイントを10個集めて見ました。

早速、今回も進んでいきましょう。

【設問】
1.1W、ターゲットとボールを結んだ後方ラインからアドレスを行う(はい・いいえ)
2.1W、危険方向を避ける工夫を素振りで行いながらアドレスする(はい・いいえ)
3.セカンドショット、距離とピン位置、入れてはいけないバンカーを確認(はい・いいえ)
4.セカンドショット、使用クラブとふり幅を事前に素振りで確認(はい・いいえ)
5.セカンドショット、ボールが転がる状況までイメージする(はい・いいえ)
6.アプローチ、落とし場所を判断している(はい・いいえ)
7.アプローチ、実際の距離に合致した素振りを行う(はい・いいえ)
8.アプローチ、ボールが傾斜の影響をうけて転がり止まるまでイメージする(はい・いいえ)
9.バンカーショット、顎が高い場合、膝を深く曲げアドレスしている(はい・いいえ)
10.パッティング、ストローク中、両膝が動かさない(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。真後ろから入ることで、右を向き過ぎるアドレスを修正できます。
2.はい。右OBなら、インサイドからの閉じ気味のフェースを練習します。
3.はい。距離だけのクラブ判断ではなく、ボールを運ぶ、止めるを考えます。
4.はい。使用クラブと振る強さから、正確にボールを運ぶリハーサルをします。
5.はい。7番アイアンでもランが出るので、手前から攻めることを視野に置く。
6.はい。正確な落とし場所は成功する確率の高いアプローチの条件になります。
7.はい。素振りの正しさが、本番の正確さを表します。
8.はい。高いイメージは、集中力と結果に結びつきます。
9.はい。膝を曲げて、低重心にします。
10.はい。軸ブレしないストロークは、両膝を動かさないようにします。

【解説】
<事前に決まるドライバーショット>
ゴルファーの皆さん、右を構えてアドレスしていませんか?
そのまま、打ったらOB、これを左へ引っ張る動きでは、ボールが低く飛び出すことになるでしょう。これでは、スコアを良くすることはできません。
プロや上級者が一番基本に置いているのは、ターゲットに対して、アドレスをしっかりと構える事が出来るかです。
200ヤード先に1度も狂いたくないのがアドレスの難しいところです。
後方から入る癖、ボールとターゲットを結んだ先にスパット(目印)を見つけ、そこを基準にアドレスをはいります。
コースは、林や池、OBを配置し、正しいアドレスが取れないように造っています。
これに打ち勝ちましょう。

<例えば、右サイドOBを避ける3つの工夫素振り>
朝一、スタートホール、右サイドにOBが広がる。
この様な状況を聞いただけで、汗が出てしまう方も多いはず。
今回は、3つのポイントをご紹介いたします。
1)インサイド、低い位置からの入射角
2)右腰で、フェース面が斜め下を向く
3)体が開く前に、クラブをインサイドインに振りぬく

インサイド、低い位置からの入射角とは、ダウンスイングでアウトサイドインから降りる軌道と対極にあります。
右肘を体の前ではなく、身体の側面やや後方へおろし、インサイドインに腕を振る感覚を持ってクラブをふります。
ポイントは、スイング中に右肘をあまり強くたたまない事です。右肘をたたんでしまうと、ダウンスイングで伸ばすことにつながり、鋭角的にアタックしやすく成るからです。
右肘は90度以上までをキープしてスイングを行うことで、低い入射角を得る事ができます。

<セカンドショットは、頭を使う>
アイアンを選んで、クラブを振るだけではなく、
ボールをどこに運ぶかを考えるのがセカンドショットの要です。
1)グリーン上
2)アプローチのしやすい花道
3)危険サイドをさける
4)ボールの転がりも計算
5)難しい状況なら、ショートアイアン+ウエッジのフルショットを選択

<アプローチは、傾斜まで読む>
距離だけで、アプローチを打ってしまうと、完璧なアプローチはできない。
落とし場所を選び、傾斜を読み、素振りを行い、スイングを行う。
つまり、事前情報と動作のマッチングが大切です。
当初は煩わしい手順であっても、慣れてくると比較的短期間に判断し、スムーズに行うことができ、スコアも解消されます。

<バンカーショットを打つ前に>
ホームランや、ザックリミスがあり、恐怖心が先にでてしまうゴルファーが見受けられます。
ホームランが出る方は、腕が縮み、ザックリがでる方は砂を薄くとろうとする傾向にあります。
ここで、大切なのは、フェースを開いて、ボールの手前の砂にクラブヘッドを打ち込む事です。
フェースを開くと、砂の中にクラブヘッドがもぐることはありません。
また、砂に打ち込むことで、ホームランの危険も無くなります。
ミスに怯えるのではなく、やるべきことを行うことに、集中します。

以上です。
今回の内容はいかがでしたか?
良いゲームを行いたい、それにはいったい何から手を付けたら良いのか?
この答えが、実は一番ゴルファーが知りたかったことだと思います。
沢山あるスイング理論よりも、1つの実践できる方法、効果的な方法がもっとも重要である。次回もゴルフ上達を楽しんでいきましょう。