小暮式1分間ゴルフ

【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ137」

よく入るパッティングのポイント

皆さん、こんにちは!
今回はプロのようによく入るパッティングのポイントについて説明したいと思います。
デンジャボーはつり気味の形、タイガー、マキロイはピンタイプで細いグリップ。
強くヒットするタイプと、ストロークするタイプ。
さっそく今回も進んでいきましょう。

【設問】
1.パッティングが得意だ(はい・いいえ)
2.昔からパターヘッドは変えていない(はい・いいえ)
3.ピンタイプを愛用している(はい・いいえ)
4.グリップは細いタイプを好んで使用している(はい・いいえ)
5.パッティングが苦手だ(はい・いいえ)
6.距離感も方向性も良くない(はい・いいえ)
7.ヘッドは大きく、安心感がある(はい・いいえ)
8.グリップは太い形が好きだ(はい・いいえ)
9.強くヒットするタイプである(はい・いいえ)
10.ストロークで、ラインにのせるタイプである(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。クラブヘッドの上げ方ばかり気にして、しっかりと打てない。
2.いいえ。良い物がでれば、ころころと変える。
3.いいえ。そもそも、パターにこだわりがない。
4.いいえ。グリップがストロークに及ぼす影響は知りません。
5.はい。30パット以上打つことが多く、ストロークを失ってしまうことが多い。
6.はい。方向性を出すと距離が合わない。距離感を出すと方向性が合わない。
7.いいえ。太い方が安定している。細い方が繊細なタッチが出やすい。
8.いいえ。フィニッシュでは左足に体重が乗る。
9.いいえ。強くヒットはラインを自分で作るタイプ。弱くヒットするタイプはラインに乗せるタイプ。
10.いいえ。ラインを気にしすぎて、ショートしてしまう。

【解説】
<アドレスへの工夫>
オーソドックな形か、もしくは中尺を使用しハンドアップに構えることで、転がりを安定させる。肘から下がパターシャフトと同じ角度になるように構える形がオーソドックな構えとなります。しかし、簡単なのは、パターシャフトのライ角を80度近くまで上げて、パターシャフトと両肘が垂直になるようにつって(もしくは中尺)を使用することで、上手く行きます。

<細いグリップは繊細、太いグリップは安定>
クラブを握るグリップが重要です。細いグリップで上手くゆく場合は、太くする必要はありません。繊細な感じが、フェースコントロールに高い操作性を出すことが出来ます。
もし、インパクトで過度にフェースが変化してしまうとしたら、太いグリップを採用します。グリップが太ければ、フェースは開きにくく、フェースが開かなければ、安定してボールを打つことができます。

<左サイドがストローク中、崩れない>
上手な選手は、左肩、左腕、左肘がスムーズに動く。
バックストロークで、左サイドが崩れることなく、動くことが大切です。
固めて動かすことで、インパクトがずれなくなります。
難しいのは、固めすぎて、動かなくなることです。
このようになった場合に、初めてコーチのアドバイスが必要となるでしょう。
ポイントは、左手を添えるだけにして、握らない事です。
クロウグリップがこれにあたります。

<コツとしっかり打てる>
パターが打てることができる、常にオーバーする事が出来ることは、大変な才能です。
高速グリーンでも、打つことが大切です。
ラインに乗せる技術も、身に付けることが求められ、ストロークのスピードを調整しながら、しっかりと打てる技術を得意とします。
「流し込む、なでる打ち方」を変えるポイントは、テークバックを上げ過ぎないことです。
沢山上げてインパクトで緩む動きを変えることで、ボールの転がりが安定します。

<上級者が守っていること>
上級者は、カップをオーバーさせて打ちます。
実はそのあとが違います。
何が違うかと言いますと、自分が読んだラインが間違っていたのか、ボールスピードが強くて抜けてしまったのか、グリーン傾斜が予想以上にきつく、影響を受けたのかを瞬時に判断して、返しのパットのラインや強うさを高速で分析し行動に移すことができる点です。
そのうえでは、カップを通過したボールの球足をじっと見ていて、感情を抑え、冷静に分析しています。諦めた表情は見受けられません。返しを入れることを信じて疑わない。普段から厳しい環境でゲームを行っているので、最後まで可能性にかけて戦います。

以上です。
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
次回も一緒に上達を楽しんでいきましょう。