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2020年4月4日

風の中でのゴルフ対策</h1>

皆さん、こんにちは!

今回は、風の中でのゴルフ対策を考えて行きたいと思います。
ゴルフプレーで一番スコアを崩す原因が高いのは、風の中でのラウンドです。
ここを攻略することができると、風の日でも良いゲームができます。
さっそく今回も進んでいきましょう。

【質問】
1.ドライバーショットがスライスする(はい・いいえ)
2.スピン量が多く、球が高い(はい・いいえ)
3.アイアンがダフってばかりいる(はい・いいえ)
4.ターフが厚くとれる傾向にある(はい・いいえ)
5.フォローで、左肘が引ける打ち方である(はい・いいえ)
6.フィニッシュで体重が右へ残る(はい・いいえ)
7.手打ちで、クラブヘッド先端の運動量が多い(はい・いいえ)
8.アドレスが硬くなり、肩の回転が浅くなる(はい・いいえ)
9.クラブ軌道がアウトサイドインになる(はい・いいえ)
10.入射角が鋭角である。(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。インサイドから、入射角が浅く入るので、捕まったボールが打てます。
2.いいえ。右手の角度を維持して、フェースを閉じ気味に使用しています。
3.いいえ。ボールの先のターフをとるように、左腰を回転していきます。
4.いいえ。右肘を体の近くにおさめ、伸ばさないようにしています。
5.いいえ。インパクトで左肩が浮かないようして、左腕リードを心がけます。
6.いいえ。左足荷重をアドレス時におこないます。
7.いいえ。手首の返しによるスイングを防ぎ、シャフトを押すように意識しています。
8.いいえ。肩がスムーズに回るように、右腰を後ろに60度意識して回します。
9.いいえ。左ワキを締め、インサイドに40度テークバックすることを心がけています。
10.いいえ。インサイドの低い位置から降りるように、意識して右足を上げないように意識しています。

【解説】
<スピン量が増える理由>
オープンフェース、鋭角的な入射角、アウトサイドインのスイング軌道、インパクトロフトが付きすぎる傾向が、スピン量が増える状態であり、風の影響をもっとも受けやすいと言えます。よって、これの逆を行きます。
閉じ気味のフェース、浅い入射角、インサイドインのスイング軌道、インパクトでハンドファーストです。ダウンブローは鋭角的になるので、これではなく、ハンドファーストを用います。ハンドファーストは、ダウンブローと違い、クラブを上から下ろす動きや、右手の角度を解く動きはありません。
ここを区別していきましょう。

<インサイドからの軌道をマスターするドリル>
クラブがアウトサイドインの軌道に成りやすい場合は、
こちらのドリルがお勧めです。
*右足を15cm後ろに引き、右カカトを上げて、左足体重にする
*バックスイングではインサイドにあげる
*左ワキを締めてダウンスイングを行う
*右手の角度を維持してインパクト
*身体を開かないように、クラブをインサイドインに振る

<バックスイングでフェースを開かないポイント>
テークバックでフェースを開いてしまう場合と、トップからダウンにかけてフェースを開いてしまう場合があります。前者は、左手の甲が空を向くようになることが影響を与えるので、左手甲が斜め下を向くように意識して改善します。
後者は、左ワキが開いてしまう場合や、右肘を絞りすぎ、グリップエンドがボールより先を示すダウンの状態で起こりやすい傾向にあります。
シャフトを寝かさないように心がけていきましょう。

<クラブシャフトを倒し、シャットフェースに使うことは間違いの基>
クラブシャフトを倒すと、入射角が浅くなります。
フェースを閉じると、右へ飛ばなくなり、ボールも低くなります。
だから、安易にこれを採用する傾向がありますが、チーピンと、ダフリやトップの原因となります。
クラブのライ角以上にシャフトを寝かす動きは、本来的に、フェースの芯で当たる確率をさげてしまう怖れがあり、注意が必要です。

<風を味方にする作戦と、風にぶつける作戦>
たとえば左から風の影響を受ける場合は、左に打ち出して風に乗せて右へ運ぶ打ち方がります。これ自体は風に乗せる作戦です。
他方、左からの風にドローボールを打ち、風にぶつける打ち方があります。
持ち球がドローの場合は、後者を用います。
また、スピン量の多いスライス系の場合は、風による曲り幅は、約2倍となります。

<曲りを抑えようと、肩に力が入る弊害>
ボールが吹き上がらないように、ハンドダウンに構えて、グリップに力を入れすぎる場合があります。ハンドダウンのアドレスでは、アップライトにクラブが上がりやすく、アップライトに上がったクラブは鋭角的に下りて、スピン量を増やす傾向となり、風の影響を受けます。肩の力を抜き、右腰を60度後方にひくようにすることで、左肩が動き、ボールを捕まえることができます。

今回の内容はいかがでしょうか?
ベアーグランドからアイアンを上手にうつ練習を行った場合、右手のフリップが強いプレーヤーは、入射が安定しない為に、正確なインパクトが出来ない傾向にあります。
風の日に良いゲームを行うには、クラブの軌道や入射角を一定に保つ練習を普段から行うことをおすすめいたします。
次回もどうぞお楽しみに。

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