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小暮式1分間ゴルフ
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【厳選】「小暮式1分間ゴルフ」14

2016年8月31日

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プロゴルファーが雨よりも風の影響を嫌う理由とは?

風が吹いているときの対応法はどうすればいいのか? グリーンとティーの位置、風向きをどのように使うかを考えてみましょう。

1.風はゴルフの中で、一番難しい

アマチュアゴルファーの大半は、きっと雨の中のラウンドを嫌がる方が多いと思われます。けれども、プロのゴルファーは、違います。雨以上に、風の影響を嫌う場合が多い。その理由を簡単に整理してみましょう。

<雨の影響>
*ランが出ないため、飛ばない
*グリーンが軟らかく、止まりやすくなる
*スピンがかかりにくくなる
*ボールが上がりにくくなる

<風の影響>
*アゲンストの風

アゲンストの風では、バックスピンの量が増えてしまう傾向があります。ショートアイアンでは、特にこの影響を受けます。見た目よりも、大きく打つことや、低い球を求められます。

*スイングリズムが変わる

風の影響を計算しハザードの上に目標をセットする場合があり、視野的な抵抗感がある。FWを向いて、構えることに慣れているゴルファーが多いため、ひとたび強風が吹いてしまうと、ハザードの上に構えて打たなければならない。このギャップからボールを置きに行き、スイングリズムが変わってしまう場合がある。

*風の影響を考慮する

正確な判断を求められる。風はどのくらいの強さであるか、それによる影響を計算し、風に乗せるショットを選ぶ場合と、風に逆らうショットを選ぶ場合がある。高さ、強さ、回転をコントロールし、必要とされるショットを瞬時に判断し、これを実行しなければならない。

*打ちやすい球筋やルート

風が強く吹くコースには、打ちやすい球筋やルートがあり、持ち球が準ずる場合は打ちやすく、これに逆らう場合は難しい。

例:
・左ドック+右からの風+持ち球ドロー=優勢
・左ドック+左からの風+持ち球フェード=劣勢

*ティーグランドの使用方法

例えば、右が広く左がOBのコースで、風が右からのフォローの場合を想定してみよう。ティーグランドの左へ立ち、右へ大きくプッシュボールを打ったとしても、風に救われ、FWへ球が戻ってくる安心感がある。
・右風+右狭い場合=ティーグランド右へ立ち、ストレートorドロー
・右風+右が広い場合=ティーグランド左へ立ち、ドローorプッシュ
・左風+左狭い場合=ティーグランド左へ立ち、ストレートorフェード
・左風+左広い場合=ティーグランド右へ立ち、フェードorプル

2.風が苦手なプレーヤーの共通項

風の中では、何回ラウンドしても良いスコアで上がってくることができません。そんなゴルファーには、実は共通点がありました。以下内容をご確認ください。

*スライスボール
*スピン量が多い
*抑えた球が打てない
*高い入射角
*風上からのアプローチを打たされる
*フォローのバンカーショットで、ピンが近い
*アゲンストのバンカーヨットで、ピンが遠い

3.風が得意なプレーヤーの共通項

スピン量があまり多くない、低い入射角のプレーヤーが該当します。以下内容をご確認ください。

*ドローボール
*スピン量が少ない
*抑えた球が打てる
*低い入射角
*ピンと反対側に外している為、ランニングやロブも選択できる
*フォローの状況で、ピンが近いバンカーへは入れない
*アゲンストの状況で、ピンが遠いバンカーへは入れない

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