@PFGAinterlessonさんをフォロー
小暮式1分間ゴルフ
【小暮式1分間ゴルフ】, ゴルフ用語

オーバースイングを治す為の3つの方法②

2016年9月8日

CIMG8423

鳥の頭上には、沢山の巣がある、
同様にオーバースイングには沢山の原因があり、これをもって対応法を考えることができる

先ずは、3つの原因です。

1.オーバースイング気味の方は、バックスイングの際に体重移動を伴うことが多い。そのため、左膝は右へ流れてしまい、肩は水平に回りやすく、両肘は回旋し、腕はたたまれ、トップでクラブが大きく動いてしまう。

2.オーバースイング気味の方は、テークバックの際に飛球線上を真っ直ぐテークバックする傾向にあり、レートコックを採用する。そのためトップ付近でコッキングが行われ、トップでの手首とシャフトの挙動をおさえられない。

3.オーバースイング気味の方は、クラブフェース面を保つ意識が少なく。コッキングをした際に、シャフトが倒れ、フェースが開く方向にコックしてしる場合が多く、トップ付近でシャフトクロスになる傾向が見受けられる。

これを修正するには、3つのドリルをコツコツと行っていく必要があります。

そのドリルとは?

1.オーバースイング気味の方は、右への体重移動を行いやすく、これを修正するために、体重を左へキープして、その為にバックスイングの初期に左膝を前に出す。けれども、左へ乗りすぎる心配をする人の中には、リバース気味になると、ますますオーバースイングになってしまうのではと考える方も見受けられる。そのような心配はいらない、リバースは背中や腰が反る人に多く、胸と背中の面を変えないように上げるべきだ。(水泳経験のある方に、背中をそる動きが見受けらえる。伸展は飛ばす方法ではあるが、必要のないうねりはすべきではない。

2.オーバースイング気味の方は、ストレートに上げやすく、これを修正するために、アリーコックとインサイドバックを採用する。けれども、インサイドにクラブを引いた場合、クラブが寝て上がりやすく、かえってオーバースイングを助長してしまう場合がある。心配はいらない、縦にコックする感覚を磨き、腕はインサイドに、シャフトは右肩を目指すように上げて行く。ショルダープレーンに沿ってあげ、シャフトプレーンに近い(ライトエルボープレーン)にそって下ろすことを目指した場合に比べて、クラブは飛球線に沿ってストレートに上げる必要はなく、同時にショルダープレーンの下にある、シャフトプレーンよりも低くインサイドに上げて行く必要もない。要するに、インサイドにクラブを上げても、シャフトを立ててあげるべきであり、もし寝かしてあげてしまった場合は、シャフトクロスの原因となってしまう。(コッキングとインサイドバックのドリルを、瞬間的に行う)

3.オーバースイング気味の方は、手首の固定ができない傾向にあり、これを修正する為に、ショートサムとフィンガーグリップを採用べきだ。また、バックスイングで左ワキが空いてしまうと、クラブ軌道をコントロールすることはできなくなってしまうので注意が必要。左ワキが空いてしまう原因の一つに、左肘の向きがある。蝶番関節である肘や膝と特徴として、曲がる、上がるが挙げられる。もし、アドレス時、正面から見た際に、左肘が見えてしまう場合は早急に*ドクターにみてもらった方が良い。大叩きすることを防げる大切なポイントであるからだ。(ショートサム、フィンガーグリップ、左肘、左ワキのチェックドリル)*ドクター=コーチ

補足
4.オーバースイング気味の方は、トップでコッキングを完了させるが故に、親指の付け根に大きなダメージをうけてしまい、長期離脱を余儀なくされる。この症状を抱える人にとっては、悩ましい問題であるが、対処法はある。
アドレス時の、左手の親指を見て欲しい。必ずと言ってよいほど、ロングサムで、シャフトの中央に親指をおいているに違いない。このような方は早急に改善した方が良い。さすれば、オーバースイングも治り、痛さも消え、スコアも良くなり、ゴルフが楽しめるからだ。親指の置き方「一生ブレないスイング理論」をご参照。

5.オーバースイング気味の方は、バックスイングで肩を大きく回すことを重視している傾向にある。本当に大切なのは、インパクトで左肩を開かないことであり、大きく肩を回すことではない。クラブヘッドの運動量を増すには、リストセット、アームセット、左肩30度、右腰60度で十分である。左肩はスタンスのセンターに留めることにより、オーバースイングを治すことができる。
ただ、1つだけ難点がのこされていることを伝えなければならない。今まで、大きく左肩を右へ動かしていた人にくらべて、左肩の右への運動量は少なくなる、つまり、インパクトまでの移動距離は近く、時間も早く感じられる。よって、従来の大きく左肩を動かしていたスイングに比べて、身体の正面で打つ感覚であり、クラブが体の正面を通過するまで、左肩を開かない感覚、待つ感覚が求められる。(詳しくは、赤坂スタジオにて)

 

Tag : , ,

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

*

1分間で上達するメルマガ

     

© HIRONORI KOGURE. all rights reserved.