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2017年12月25日

冬のスタートホール攻略法!

今回お伝えするテーマは、冬のスタートホール攻略法です。

アマチュアゴルファーが何気なくスタートホールを迎える一方で、プロや上級者は準備に余念がありません。上級者が注意している事を身に付けて行ければ、大叩きを回避することが出来ます。

さっそく設問を進めていきましょう。

【設問】
1.練習場から、スタートホールの状況を意識している(はい・いいえ)
2.出だしホールから最初のショートまでのゲームプランが出来ている(はい・いいえ)
3.冬場のグリーン練習、硬さと転がりを把握している(はい・いいえ)
4.最初のロングホール、セカンドショットの使用クラブを練習している(はい・いいえ)
5.最初のミドルホール、1打目の危険サイドを避ける練習をしている(はい・いいえ)
6.最初のショートホール、使用クラブを想定して複数球練習している(はい・いいえ)
7.砲台グリーンが多い場合は、チップショットの練習をしている(はい・いいえ)
8.平らで大きいグリーンの場合は、ランニングアプローチを練習している(はい・いいえ)
9.バンカーが凍っているかを調べ、ゲームプランを立てている(はい・いいえ)
10.凍るグリーン、エッジまでの距離感を確かめてプランを立てている(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。ミスが多いのがスタートホールです。万全に注意しましょう。
2.はい。危険サイド、使用クラブ等を事前に練習して、スムーズな出だしを目指します。
3.はい。凍っている為上げたボールは跳ね、芝が長い為転がしたボールは止まる。
4.はい。地面から打つショットはミスが多く、安全にいきましょう。
5.はい。冬は上半身の開きが早く、右へのミスが多いと言えます。
6.はい。ロングアイアンを使用するショートほど注意が必要です。
7.はい。必要とされる種類の技術をあらかじめ練習します。
8.はい。ランニングは強くボールが出やすいので注意が必要です。
9.はい。凍る場合は、避けてプランをたてましょう。
10.はい。グリーン幅の半分、を総距離から引き、エッジまでの距離を把握します。

【解説】
<良いスタートを切る事が、好スコアの条件>
プロや上級者が考えていることで、初心者が重きを置いていない事があるとしたら、
スタートホールの攻略法と言えます。
ミスが多く出るのがゴルフゲームであり、その大半がスタートホールや最終ホールと言えます。リズムやタッチが出にくいスタートホールは、プロでもパーで切り抜けたいと思っています。スタートホールの攻略には、危険サイドを理解した上での使用クラブ練習が重要と言えます。

<全体を見渡したプランニング>
必ずスタートホールをパーで上がる事が、求められている訳ではありません。
距離は無くとも左右OBの狭いホールでは、ボギー発進も視野に入れて行く必要があります。コースは全体として強弱があります。難易度に合わせて、危険を冒さないゲームプランが好スコアの秘訣と言えます。同時に、スタートホールはミスが起きやく、注意が必要です。

<パッテインググリーンで知りえる情報とは?>
転がして距離を把握する以上に、やらなければいけない事があります。
実際にどの程度跳ねるか、下手投げで投げて調べる事が重要です。
上級者はランニングの高さやチップショットの高さからの落下直後、どの程度前に進むかを把握します。これにより、実際のラウンドで予測が立ちます。もちろん、シートがかけられているパッテインググリーンと、かけられていないホールのグリーンでは、違う場合があります。予測することにより、ゲームで優位に立てます。

<出だしのロングホール、その攻略法とは?>
全ホール集中する必要はありません。内訳はスタート3ホールズと最終3ホールズに注意を払います。スタートホールがロングの場合、1打目の緊張感は少ないと言えます。問題なのが、2打目と3打目となります。3打目をフルショットに近いクラブでスイングする為に、セカンドの使用クラブを選んで練習します。
3打目が止まりやすい距離とは、50ヤード以内を残すよりも80ヤード以上のこした方が、スピンが効いてゲームが良き、スコアが良く成ります。
また、3Wの選択よりも、ロフトが多い5Wや、比較的短いクラブで振りぬきが良いUTの使用をお勧めします。
これにより、ミスを少なしてスタートホールを切り抜けられます。

<ミドルホールの攻略法とは?>
左右に池やOBが広がるミドルホールでは、これを避けるクラブ選択や攻め方を考えなければなりません。第1の方法は、ハザードまで届かないクラブを選ぶことです。
3オンと思えれば、170ヤードでも十分と言えます。第2の方法は、右に行きにくい重心距離の近く、ロフトのあるクラブを練習する事です。スタートホールでのミスショットの大半が、スライスと言えます。ここを乗り切るには、このクラブでの練習が必要と言えます。第3の方法は、クローズドスタンスです。アウトサイドインのスイング軌道を軽減するには、右脚を半歩引いたクローズドスタンスがお勧めです。これにより、上からのアタックを軽減できます。引いては、スライスによるミスを軽減できます。

<大叩きはショートホールから始まる>
ロング、ミドルホールと無難にスタートできたとしても、ショートホールでダブルボギー以上打ってしまう場合があります。最初のショートホールまでをミスなしで進む事が大切と言えます。やるべきことは3つ。第1にショートホールで使用するクラブをスタート前に練習する事。第2にグリーンを外しても寄せやすい方向に狙いをつける事。第3に少し大きめなクラブを短く持って、バランス良く振り切ることです。緊張から、リズムが速くなりやすいのがショートホールです。ここを乗り越えていきましょう。

<冬場のアプローチ、基本は3つ>
上げると跳ねて距離感が難しい冬場のアプローチ。基本は3つあります。
第1に、ピンの手前から攻める。第2に、ランニングを基本としてピンサイドへ外さない。第3に、打ち急がない。ピンに近い方へ外した場合、ランニングしたボールが減速するまでに距離を必要とします。近距離ではボールを止める事が難しくなるので、ピンと反対側から攻める事が大切です。また、打ち急ぐと必要以上に上からクラブが入りやくトップのミスが出やすくなります。注意していきましょう。

<上げなければならない場合は、どうするか?>
冬場のアプローチが難しいとしたら、やはりボールを上げる時だと思います。
この場合、ボール状況を確認します。第1に、地面が凍っていないか調べます。開いたバンスが地面に当たり、跳ねる恐れがあるので、不適切と言えます。第2に、ラフなどの比較的浮いている状態かを確認します。第3に、地面が凍っている場合で、それでも上げなければならない場合は、フェースをあまり開かず、ネックの一点をボールの手前に入れて行きます。硬いバンカーからの脱出法と同様に、地面への接地面積を少なくして、はじかれることを回避します。

<冬場のバンカーは、避けて進むべし>
どんな状況からでも上手く打てるのがプロだとしたら、そんなプロが最も嫌がる状況が冬場のバンカーと言えます。なぜなら、刃がたたないからです。つまり、凍っていて、クラブヘッドが地面へ入りにくいからです。
この様な場合は、バンカーに入れないようにゲームプランを立てます。バンカーを避け、グリーンに横に外す方が、パーセーブしやすいと言えます。

<エッジまでの距離で十分です>
硬いグリーンは、ボールが前に飛ぶので、手前から攻めるのが定石です。センターまで150ヤードだとしたら、グリーン幅30ヤードだとしたら、15ヤードがエッジからセンターまでの距離となり、ボールからエッジまでの距離は135ヤードと言えます。
つまり9番もしくは8番で軽くて充分と言えます。
手前から攻める、短いようでちょうど良いのが冬場のゴルフです。

皆さん、最後までお読み下さりありがとうございます。スタートホールを無難に乗り越える事が、実は好スコアの条件と言えます。太陽が昇り、気温の上昇とともに、グリーンコンデイションも変化します。大切なのは、この変化に対応する柔軟性と言えます。風も吹き、さらに予測がしがたい状況になる冬場のゴルフ、準備と予知で乗り越えていきましょう。

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