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小暮式1分間ゴルフ
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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ64」

2018年2月19日

知らないとマズい!?球筋とシャフトの話

今回は球筋とシャフトやスイングについての問題です。

知っているようで、知らない事があるとしたら、要注意です。

さっそく問題を進めていきましょう!!

【設問】
1.球は左へ出て、右へスライスする(はい・いいえ)
2.球は右へ出て、右へスライスする(はい・いいえ)
3.球はストレートに出て、右へ曲がる(はい・いいえ)
4.球は右へ出て、左へ曲がる(はい・いえ)
5.球は左へ出て、左へ曲がる(はい・いいえ)
6.球はストレートに出て、左へ曲がる(はい・いいえ)
7.球は高く、フックボールである(はい・いいえ)
8.球は高く、スライスボールである(はい・いいえ)
9.球は低く、フックボールである(はい・いいえ)
10.球は低く、スライスボールである(はい・いいえ)

【解答】
1.インパクトフェース(クローズド)・スイング軌道(アウトサイドイン)
2.インパクトフェース(オープン)・スイング軌道(アウトサイドイン)
3.インパクトフェース(スクエア)・スイング軌道(アウトサイドイン)
4.インパクトフェース(オープン)・スイング軌道(インサイドアウト)
5.インパクトフェース(クローズド)・スイング軌道(インサイドアウト)
6.インパクトフェース(スクエア)・スイング軌道(インサイドアウト)
7.インパクトフェース(オープン)・スイング軌道(インサイドアウト)
8.インパクトフェース(オープン)・スイング軌道(アウトサイドイン)
9.インパクトフェース(シャット)・スイング軌道(インサイドアウト)
10.インパクトフェース(シャット)・スイング軌道(アウトサイドイン)

【解説】
<フェース角度は方向を、スイング軌道が曲がりを決めます>
最も、大切な話があるとしたら、上記の内容です。
オープンフェースは右へ飛ぶだけで、スライスの原因ではありません。
スライスはアウトサイドインの軌道に寄ります。
故に、オープンフェース&アウトサイドインの軌道は、右へ飛出し、スライスしていきます。

<フックや、スライスの球筋を見分ける>
「右も左も両方でてしまう」このような状態は確かにあるでしょう。
暫くして、スイングが固まってくると、片方のボールが多くでることになります。
その次の段階として、ボールが飛び出す方向を左・中央・右を調べます。
フックでも、右に出てから曲がるボールと、中央に出て左へ曲がるボール、
左へ出て、左へ曲がるボールがあります。

<球筋が決まると、ティーグランドの使用法も変わる>
左へ出て右に曲がるフックも右へ出て左へ曲がるスライスも、ティーグランドセンターで構えて打つことをおすすめします。
また、中央に出て左へ曲がる方は、右端へ構えます。中央に出て右へ曲がる方は左端に構えます。これにより、フェアーウエイを広く使うことが出来ます。

<右へでてしまう方は、ティーグランド2つの選択肢がある>
左端に立ち、右へスライダーを打つ場合と、右端へ立ち、左サイドへ被せて打つ方法です。
アウトサイドインのスライサーにとって、身体の開きが早くなるほど、サイドスピンが増え、スライスの度合いが増します。また、フェースを閉じ気味に当てることにより、右へ飛び出す危険を少なくすることが出来ます。

<シャフトの選び方により、球筋を補うことができる>
スライサーは先調子、フッカーは元・中調子を選びましょう。これにより、左右の曲がり幅を少なくすることが出来ます。但し、注意しなければならない点がございます。
根本原因を修正していない事と同時に、スイングの改善とともに選んだシャフトが合わなくなってきます。スライサーが先調子を選ぶと、右に行かなくなり、スイングスピードが上がると左へ球が出やすくなります。ここは、次のスイング改造と、シャフト交換が必要となります。

<スライサーにはパターンがあります>
アウトサイドイン&オープンフェースから始まり(右へ出て、スライス)
1)アウトサイドインのシャットフェース(左へ出て、スライス)
2)クローズドスタンスのシャットフェース(左へ出て、ヒッカケ)
3)クローズドスタンスのスクエアフェース(まっすぐ出て、左へ)
4)スクエアスタンスのスクエア(ストレートに)
5)スクエアスタンスのオープンフェース(右へ出て、ドロー)

<シャフトの重さにより、高さを変えることが出来ます>
軽いものは、球が上がりやすく、重いものは、抑えることが出来ます。
高くてよいのはドローで、低くてよいのがフェードです。その逆に、高いスライスは風の影響を受けやすく、低いドローは、アゲンストに強いですが、落下が早く雨の日に不向きです。

<低い→高くは飛距離を伸ばすことができるが、曲り幅を増大させる>
球が低いから飛ばないと嘆く人かいます。曲り幅が少なくて済むことも利点としましょう。
スライサーは低く打ち出すイメージを持ちます。フッカーは、高く打ち出すイメージを持つ事が自然です。

<高い→低いはシャフトを重くすることにより、可能となります>
高すぎるとお悩みの方は、中調子とする場合と、重くする事がお勧めです。
振り切れる範囲内の最適バランスが最も適しています。
軽すぎるシャフトは手打ちを助長し、スイングが安定しないとも言われています。
ただ、重すぎるシャフトはトップで左ひじが曲がってしまい、癖のあるスイングが形成されるので注意が必要です。

<オープンフェースとシャットフェース、どちらが得策か?>
実に難しい質問です(笑)
正解は、やはりスクエアに近い、オープン(ドロー)、クローズド(フェード)と言えます。
一般的に、1wは、スライス系の方が多く、フェースを閉じてあげることを進めるコーチが多いようです。またアイアンでは、極端にシャット過ぎると、地面に刺さり、手首を痛めてします危険があるので、オープンが良いでしょう。
また、インパクト付近の体重が右足にかかる方も、フェースコントロールを難しくしています。
身体が開きやすく、フェースも開き、その為右へ飛ぶ傾向があります。これを避ける為にシャットバックを採用することになります。
やはり、根本治癒として、左重心でインパクトをむかえる練習をおこないましょう。

<この話は聞いたことがある?>
バックスイングの際、時計回りに右肘を回旋させるとフェースが開きます。
開くと右へ飛びやすくなるので、今度はフェースだけシャットにします。
次に起こることが、実は重要かもしれません。
ダウンスイングにかけて、今度は逆の動きがおきます。
右肘は、反時計回りに、手首はオープンフェースに。
では、どのように修正するか?

皆さん、今回の内容はいかがでしたでしょうか?
ボールフライト法則、シャフトの話、ティーグランドの話等が出ていたので、実践でお試しください。

「最後の問いの答えが知りたい」との声が聞こえてきましたネ!

特別に、ご紹介いたします。他の方には、内緒にしましょう。

右肘の向きとフェース面の向きを揃えるドリルがあります。
*胸の前でクラブを横に構えます
*両腕のクラブを握ります
*その際、親指が向き合うように握ります
*右腕は右肩の前に、左腕は左肩の前に位置しています
*前傾して、
*左右に45度動かしてみましょう
*ポイントは、両肘が向き合うように、ターンを抑えることです。

これにより、正しい肘の向きをマスターする事が出来ます。

次回もまたお会いしましょう!!

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