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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ96」

2018年10月31日

スキルアップは時間の使い方次第!

皆さん、こんにちは!

今回は上達と時間について説明したいと思います。
『なかなか上達できないのは、実は時間の使い方に問題がある!』、ではいったいどのようなことに取り組んだらよいか?

その辺りを説明できたらと思います。さっそく設問へ進んで行きたいと思います。

【設問】
1.他人のミスを良くみてしまう(はい・いいえ)
2.ミスの原因を調べる(はい・いいえ)
3.ミスを修正しようと時間をさく(はい・いいえ)
4.正しい動きを調べようと時間をさく(はい・いいえ)
5.頭で考えて表現しようとする(はい・いいえ)
6.頭で理解したことと動作のギャップ解消に、時間をさく(はい・いいえ)
7.適した体ができるまえに無理に動かそうとする(はい・いいえ)
8.ミス動作を誤った理論でパターン化してしまう(はい・いいえ)
9.多くの時間を悩みの中で費やしていることが多い(はい・いいえ)
10.上手く行かないことに悩み、練習からはなれてしまう(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。他人のミスを見てしまい、その悪い動きを正確に記憶する時間を過ごしています。
2.いいえ。ミスの原因を調べるよりも、成功の要因を練習するために時間をさきます。
3.いいえ。ミスから始まる動作ではなく、正しい動きしか行う時間を割きません。
4.いいえ。動きを調べる以上に、身体に動きを覚え込ませることが大切です。
5.いいえ。頭で考えてからでは遅く、五感を動員して行うことが最も良い時間の過ごし方です。
6.いいえ。動作のギャップではなく。動作にセンサーがあり、頭に記憶させることが大切です。
7.いいえ。正しい動作を行うには、しっかりとした体を整えることが大切です。
8.いいえ。誤った理論で修正する為に時間を費やしてはならない。
9.いいえ。悩みに時間をさくよりも、成功に時間を割くべきです。
10.いいえ。本来はやるべき課題に取り組む時間が足りないくらいが、適切な過ごし方である。

【解答】
<初心者同士でのラウンドが一番危険なわけ?>
上級者は人の他人のスイングをめったに見ません。リズムやテンポが影響を受けやすい理由と、ミスの記憶を鮮明にしたくない為です。
上手な人とラウンドする機会を多くつくることが、実力をあげる最短コースです。
その一番の理由は、良いイメージを植え付け、成功を表現しようと細胞の一つ一つが活性化される時を過ごせるからです。
ミスを沢山するもの同士では、こうはいきません。

<ミスの原因を調べることは、本当に必要か?>
天才と言われる人は、「わかった、分かったが多い」ことが言えます。
考えの起点は、ミスの原因ではなく、成功する為に何を行えばよいかが「わかった、分かった」の起点になります。
これを行えば必ず上手く行く、仮説を立てて、実証を繰り返し、先に進む。
本当に必要なのは、ミスの原因ではなく、成功の要因です。
これが最も時間を有効に使用していると言えます。

<一番やってはいけない練習が、ミスの修正である>
悪い動きを記憶してしまうことを、一回も行わなければ、だれでもすぐに上手くなるはずです。
大抵は、当たらない状況が続くと、その原因を探そうと、修正しようとします。
しかしながら、短期間に成功をおさめる一部の人は、これとは全く違う回路を持っています。
「ミスは、記憶する価値も、気に病む必要もない。ただ、成功のみを追う」
正しい動きを追いかけ、その途中で起きるミスは、先を見据える探究者には見えません!

<正しい動きを調べる、学者になるならそれも良し!>
いやいや、ちょっとお待ちください。
動作を正しく調べて、本を書くならまだしも、殆んどゴルフスイングに影響を及ぼすことはありません。辞書や雑誌を持って、コースのプレーを行うことができないように、パフォーマンスは頭を使うだけ落ちる傾向があります。
ゴルフでの頭は、スイングを考える時間での使用ではなく、距離、状況判断、コースマネージメント、傾向、経験を引き出すし、判断するために使用されるべきものです。
よって、正しい動きを調べる必要性はなく、正しい動きが分かる感覚を養うことが大切です。

<全くの愚策である。例えば茶わんを左手でもつことを頭で考える人はいない!>
例えば、食事や食欲は、本能に近い行為である。左手の役目、右手の役目は、後から決められたことに過ぎない。口に食べ物を入れる行為に、頭で考える時間は限りなく少ない。
今、本能で球を飛ばすことができるかと、問われたならば、最初はできないと言わるざる負えない。
しかし、上級者や超一流は、これと違う。みな本能、戦闘能力でボールを飛ばしている。
今、頭で理解して、動作が不十分な方がいます。
他方、頭で理解しなくても、動作が十分機能する方がいます。
動作を行う場合は、頭の回路を遮断して、動作の感覚に身をゆだねる必要があると仮定します。
その補足として、スイング動作の細部までテキストを読み込むのに、1時間以上かかるとします。
実際のスイングは1.5秒以内で終える訳で、読んだり書いたり覚えたことを表現する時間はないと言えます。
動作感覚が優れているプロにヒアリングした場合、多くの答えは、「俺には分かない、何も考えていないから」と答えが返ってきます。
最終的に行きつくポイントが、この領域だとしたならば、この方向に向かって時間を投下すべきです。
いったいどのようにして、正しい動作を頭は使わず習得できるか?
「ダンス」のようにリズムにあわせて、学習できる方法が適してると考えています。このあたりはまた別の機会にご紹介できればと思います。

今回の内容はいかがでしたでしょうか?次回も、上達をめざして取り組んでいきましょう。

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