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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ143」

2020年3月31日

ミスショットを回避する方法

皆さん、こんにちは!
今回は、ミスショットを回避する内容をお伝えします。
コース中での、痛い想いも、ラウンドが過ぎると忘れてしまいます。
このあたりをしっかりと理解できると、上達が進みます。
さっそく今回も進んでいきましょう。

【設問】
1.ドライバーショットがスライスしてしまう(はい・いいえ)
2.ドライバーでの右へのミスを嫌い、左を向きすぎて、左へひっかける(はい・いいえ)
3.アイアンショットがダフる。(はい・いいえ)
4.アイアンショットでダフリを嫌い、左肘が引ける(はい・いいえ)
5.アプローチでトップミスが多い。(はい・いいえ)
6.アプローチでオーバーを嫌い、ショート目になる。(はい・いいえ)
7.バンカーショットはいつもザックリする(はい・いいえ)
8,バンカーショットは砂を薄く取ろうとしてホームランミス(はい・いいえ)
9.FWはトップしてしまう。(はい・いいえ)
10.パッティングは、左へミスしてしまう(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。ドライバーは低い入射角を保って、スライスしにくい状態です。
2.いいえ。アウトサイドインを修正することで、スライスもヒッカケも修正できます。
3.いいえ。右手と右肘の角度を維持するように意識し、解消できます。
4.いいえ。右手角度維持と、左腕伸ばしを平行して行っています。
5.いいえ。軸を左へ傾けることで、ボールの先までヘッドが出て行きます。
6.いいえ。スピンがかかるので、最後までしっかりと打つことができます。
7.いいえ。ハンドレートに構えることで抜けがよくなります。
8.いいえ。バックスイングでフェースを開くことで、バンスが使用でき、安心してうてます。
9.いいえ。ボールを上げようとせず、グリップエンドを立てて下ろしてきます。
10.いいえ。インサイドインの軌道で、ボールの直進性を上げることができます。

【解説】
<ドライバーで、ライン出し>
スライスで悩んでいる方の多くは、ドライバーショットを苦手としています。
クラブが短く、ロフトあのある5Wが打ちやすく、これを基準にゲームを行いたいと思うっているはずです。実は私もドライバーショットのスライスに悩んでいて、これを克服することで、ベストルートを攻略することが出来るようになりました。
ドライバーでスライスを気にしなくて済むようになることは、右へのミスを無くすだけでなく、攻めるゴルフができるという最大のメリットが得られます。
ポイントは3つ。
1)トップでは、右腰を60度以上回し、左肩回転を90度以上を得る
2)ダウンでは、右肩右腰を出さず、クラブを引く位置へ下ろす
3)インパクトでは、身体の開きを抑え、腕が通過するように意識します
以上を踏まえ、
右手の角度を維持することで、ドライバーでライン出しショットを打つことができます。

<アイアンで、ピンをさす>
アイアンショットでダフる方の多くは、これを避ける為に、左肘を引くようにする、あるいは左足をジャンプして伸びあがる傾向があります。
実は行った週刊ゴルフダイジェストのレッスン企画で対談したアマチュアの悩みも、左肘でした。左肘を直すことができると、方向性、距離も変わってきます。なにより、アイアンショットでピンを狙って打つことができます。つまり、18ホールズで、一番使用頻度が高いアイアンやウエッジで、ピンを狙えるのです。
ここがゴルフの醍醐味、獲物(ピン)を狙う狩りができるということになります。
ポイントは3つ。
1)スイング中、右手の角度を維持します
2)ダウンスイングでは、手元をベルトの下まで下ろします
3)軸を左足にキープして、両肩のラインが地面と平行になるようにインパクト

ミスショットを打ってしまうことを気にかけてプレーを行うよりも、成功を信じてピンを狙う方が、はるかに良い結果となります。必ずできるので、頑張っていきましょう。

<アプローチで、スピンをかける>
アプローチで、トップミスを繰り返してしまうと、次にアプローチの場面に遭遇した際に、トップを嫌い手前から攻めるようになります。そうすると、今度はピンまで届かないアプローチとなり、パーセーブが難しくなります。
アプローチの悩みは距離感が合わないことであり、ミスショットを回避したい想いが強い方ほど、この傾向にあります。本来的にはスピンをかけて、根本を狙います。
トップミスを防ぎ、スピンをかけてピンの根本を狙うアプローチのポイントは3つ。
1)ボールはセンターから、1個右側
2)ハンドファースト、フェースオープン
3)左足体重、左肩を下げ、手元を低く、インサイドインでダウンブローに撃ちぬく

スイング中、右手の角度を維持することで、強く低く打ちぬくことができます。

<バンカーショットで、ピン下に落とせる>
バンカーで多いミスは、砂を強く打とうとして、クラブが刺さってしまうミスです。
フェースが開けず、閉じて構える場合に多く現れ、脱出するのに数回かかることもあるでしょう。
砂を綺麗にかきだすバンカーショット、ピン下に落とせる技術を磨くポイントは3つ。
1)ボールから離れて立つ
2)ハンドダウン、ハンドレートアドレス
3)インパクトでは、ハンドファースト、フェースオープン

距離感は、砂の取る量と、クラブスピード、ロフトで決まります。
ここをしっかりと練習していきましょう。

<FWで、綺麗に球が上がる>
FWから、ボールが上がらず悩んでいる方の多くは、インパクトでボールを上げようとして、軸を右に倒す傾向があります。しかし、プロは右へ倒れる動作を行いません。
ボールを上げることが出来れば、グリーン上でボールをとめることもでき、チャンスが広がります。
FWのポイントは3つ。
1)ダウンスイングで、グリップエンドを立てておろす
2)インパクト体重は、左サイドへ
3)クラブ軌道はインサイドイン

右手の角度を維持することで、もっと成功の確率を上げることができます。
取り組んでいきましょう。

<パッティングで、強く打てる>
グリーンが重いから、ショートしてしまうとの考えがある皆さん、
実は本当の原因はそこにはありません。
強く打てない原因の多くは、左へのヒッカケをきらい、右へ押し出してしまうからです。
ここを修正することで、しっかりとヒットすることができ、パッティング巧者になれます。
30パットを切る、パットが強く打てるポイントは3つ。
1)アドレスでフェースを被せることなく、構えられる
2)ストローク軌道はインサイドイン
3)ストローク中、左サイドを動かし続ける

インパクトで右手を強くリリースする場合、左へのミスとなります。
ここを注意していくことで、左へのミスを気にすることなく、インサイドインのストロークで、カップインの確率が増します。

今回の内容はいかがでしたでしょうか?皆さんの上達を応援しています。次回もどうぞお楽しみに!

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