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2017年3月10日

雨の日の飛距離アップ法 解説編

前回は「雨の日の飛距離アップ法」について、設問と解答をお届けしました。

今回はそもそも雨を嫌う理由は?といった基礎的なものから、上級レベルのゴルファーの方の悩みについて解説をしていきましょう。

<雨を嫌う理由は?>

二つあります。

一つは、生理学的情動です。哺乳類は雨を嫌います。これは、素早い動きが出来ない状況は外敵から身を守る上で避けなければならず、また濡れるという不快感を避けたい自然な感情です。

二つ目は、技術的な要因です。雨のラウンドで良いイメージが少ない為に、これを嫌います。

よって、雨を克服するには、生理的な感情を抑え(イメージトレーニング)、技術的な要因することが必要です。夏の雨は、野外でのシャワーと思います。技術は、普段から効率の良いスイングを練習しましょう。

<雨とスライス>

雨を嫌う最大の理由が、ボールが飛ばない、スライスが出てしまうからです。では、いったいどうすべきかを考えていきましょう。

確かに、濡れた地面はボールのランが稼げません。セカンドショットでは長いクラブを使用する事になります。ここは、事前にUTやFWを練習していきます。スライスについて、ここが重要なポイントです。アマチュアの大半がスライスボールで悩んでいます。雨では、スピンレスになります。サイドスピンもバックスピンも減る傾向にあります。

一旦、開いたフェースは、閉じても、閉じきれません。快晴時は右に出て戻ってきたボールも、そのようになりません。普段から、スライスを打たないスイングを作ることが、重要となります。

雨では、飛ばそうと思い、肩を大きく回し、腰を素早く切る事が、求められておりました。

しかしながら、本当は軸ブレや、振り遅れからくるスライスを助長している場合が多いと言えます。

左肩を右足の上まで回し、切り替えしでは左腰のリードから行い、下半身リードで上半身の開きを抑えながら打つスイングは、体の負担が大きく、再現性が乏しいと言えます。

<ボールを上げる事とオープンフェース>

一般的にボールを捕まえるにはフェースを閉じるとあります。閉じるフェースでは、ボールが上がらず、雨の苦手なゴルフとなります。

では、フェースをオープでしたら、どうなるか? 殆んどの方が、スライスが出てしまうと思います。

ここが、左重心理論では、明確に違います。なぜなら、フェースはスライトリーオープンだからです。フェースが開いていても、スライスしません。フェースが開くは、右にボールが飛ぶだけで、回転数をかける理由は、スイング軌道(アウトサイドイン)となります。

よって、フェースオープンからの、アタックにより、ボールコントロールする打ち方をマスターしたいと思います。

<アイアン、アプローチ、手前を打つ>

雨だから苦手ではなく、普段からこの傾向があります。雨でぬかるんでいて、顕著に結果がでてしまうだけなのです。

この状況を解決するには、一つの事に集中します。右手の角度です。シャフトと手首の角度(フライングエッジ)が解けないように意識します。

リリースする打ち方が良い、悪いではなく、角度を維持した方が打点が安定してスイングすることが出来ます。

<雨、飛距離、体重移動?>

雨だ、飛距離が欲しい、体重移動を最大にする?

これでは、結果が目に見えています。体重移動は、スイング軸の乱れにつながり、結果打点が安定しません。では、効率的な飛距離アップを行うには、何をすべきか?

簡単に取り入れられる方法として、ヒップターンがあります。イメージとして、バックスイングで右腰を60度回します。これを行うには、左足体重の方がしやすいのです。

右足に重心をのせてターンするよりも、左足に体重をのせたままターンしたほうが、簡単にできます。飛ばしのヒップターン、是非お試しください!!

<いままでのイメージからの脱却>

左肩を右足の上に、体重は右足にかけて、左腰は早目にターンする。

このような状況でボールを簡単に飛ばすことが出来るなら、皆さんのスコアは飛躍的に改善しているはずです。

しかしながら、殆んどの状況で、難しい状況に置かれています。雑誌やコーチの教えどうりに行っているのに!

つまり、方法論が違っていたと言えます。

新理論では、左肩はスタンスの中央まで、体重は左足に、左サイドのターンは静かに使います。

これにより、ボールを確実にコントロールすることが出来ます。

<ダウンスイングで左腰を後ろに引くは、正義のヒーローか?>

どこでも、聞こえてくる格言として、ダウンスイング~インパクトにかえての左腰リードがあります。

これは、信じられていて、だれも否定していません。

また、さらには、インパクト以降左腰を後ろに引くような動きがベストだと言われています。

“本当でしょうか?”

左サイドを後ろに引く動きは、インパクトで両肩のラインがオープンになり易く、フェースやスイング軌道をマッチさせることが難しくなります。

可能ならば、両足、両膝、両腰、両肩のラインが、平行がベストと言えます。

つまり、腰を後ろに、肩はスクエアを保ちながらスイングするは、本当のようで難しい打ち方と言えます。

<雨は雨に聞いてくれ>

雨は、自然現象が相手のゴルフでは、避けられません。

避けられないのであれば、ここから逃げるのではなく、手なずけることです。

ボールは良く止まり、キャリーでピンの根本を攻略できます。

また、同伴競技者がスコアを落とすので、スコアを維持しているだけで、順位が伸びます。

よって、雨は雨に聞くが良し。土砂降りほど、雨を受け入れるプレーヤーに見方してくれます。

シャツ、靴下、帽子、レインウエア、防水スプレー等、準備されている方に優位に展開します。

雨を楽しんでいきましょう!!

さて、どうだったでしょうか?

試合では1打に10名が並びます。

晴天、簡単な状況では、スコアの上昇が必要条件です。

しかし、雨天では(プロの試合はカットラインが落ちない)、平均悪い傾向にあります。

メンタル&技術面の改善に取り組み、梅雨のゴルフを楽しんでいきましょう!

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