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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ36」

2017年5月1日

理想主義と現実主義のゴルフスタイルとは?

前回は、ゴルフの上達を考える上で、理想から逆算していく方法と、現実から進めていく方法があり、その設問を見てもらいました。

今回は、理想主義と現実主義のゴルフスタイルを見ていきたいと思います!

【ゴルフ上達について】

■目標からの導き、理想主義のゴルフ上達
“飛距離は250ヤード以上欲しい、スコアは1年以内に100を切り、3年以内に70台を目指したい”と願えば願うほど、計画性、行動力、進捗状況からの再修正等の可能である。
土台となるスイングフォームの基礎作り、方法論、プロセスの理解が、そのまま上達に直結します。指針となるコーチがいると良いでしょう。

■結果からの導き、現実主義のゴルフ上達
“同伴競技者に、飛距離でもスコアでも勝ちたい”
スイングや内容に重点を置かず、その日の結果が全ての欲求です。このようなタイプのゴルファーは、スイング改造によるスコアの悪化は受け入れがたい傾向にあります。
結果志向で場合は、応用編や経験値を上げることにより、心理的満足度があがり、自信につながります。大局になってアドバイスできるコーチが必要でしょう。
 
【飛距離アップについて】

■理想主義の飛距離アップ
飛距離アップを行うための、具体的な手法に興味があります。
プレーヤーの理解が進む事が、一番重要であり、感覚的なレッスンは悩ますだけで、逆効果となります。加速度を上げる、ミート率を上げる為には、どのような手法が必要かを説明して、理解を求めます。理解が進む事、すなわち飛距離アップを手に入れる事とるでしょう。

■現実主義の飛距離アップ
ボールの初速、ボール回転、ボールフライト、サイドスピン、ラン等、あらゆるデーターを改善させる内容を望んでいます。短時間で、直ぐに改善する事が望ましく、時間のかかる練習ドリルは、正直嫌いです。低スピンの高い打ちだし角を得る為に、インパクト付近のクラブヘッド(ロー&ハイ)を練習しましょう。

【アプローチについて】
 
■理想主義のアプローチ
“20~30ヤードは2M以内に寄せて、1パットで決めたい”
この様な思いこそ、練習への強い動機付けとなります。過程として、ランニング、ピッチエンドラン、チップショットの正しい打ち方を反復練習しましょう。
 
■現実主義のアプローチ
“アプローチの打ち方は一つ”
決められた打ち方を絶えず行うことにより、ミスなく距離感と方向性を得ることができます。不安要素を無くす事で、自信を深めるプレーヤーなので、多くの技は必要ありません。

【バンカーショットについて】


■理想主義のバンカーショット
可能な限りの高いボール、スピンの効いたボール、距離のあるバンカーショット等、打ち方の習得&練習が好きです。簡単な状況から、技を駆使して難しく打ってしまうので注意が必要です。


■現実主義のバンカーショット

“顎が低い状況では、ボールを右脚前に置きトップ目にうつ。”
この様に、打ち方は変えたくない傾向にあります。フェースを開く、アウトサイドに上げる、ボールから離れて立つ等の特殊な試みが苦手です。新しい事への挑戦を取り入れていきましょう。

【パッティングについて】

■理想主義のパッテイング
“ストロークは変えない、ただグリーンが合わないだけ”
“最初のホールで長いパットを決めると、その日一日調子がいい”
つまり、状況への対応ではなく、アドレスは不変、自分本位のパッテイングと言えます。
雨や風の悪天候時、距離感の掌握が好スコアのポイントと言えます。
 
■現実主義のパッテイング

“打ち方は気にしない。結果が全て、入ればOK”
独自のスタイルで、フックライン、スライスラインによってボールポジションや、ストローク軌道を変化させて対応します。ラインに乗せる、ラインを消す、ラインを作る等、タッチとラインを自在に作れます。
因って、集中力と練習量が、重要となります。
 
【アイアンショットについて】

■理想主義のアイアンショット
“7番なら160ヤード”
“ショートアイアンなら1ピン以内”
と具体的な目標とスイングイメージが大切です。明確なほど、プロセスを大切に練習できます。また、ピンを果敢に攻める傾向があり、ミスした場合、理想と現実のギャップに悩まされ、簡単にボギーを打ちやすい。


■現実主義のアイアンショット

“今の悪い調子なら、多くを望めない”
“1番手上げて、短く持って、ミート率をあげていこう”
現状観察能力が素晴らしく、決して理想を追わない。自分自身の力を過小評価する傾向があるので、ピンを攻めきれず、グリーンセンター狙いの堅実的なプランをとりやすい。
 
【コンディションについて】

■バットコンデイションでは?
現実主義のゴルフが向いています。
悪条件下のゴルフでは、最高の結果は、最高のショットでは無いからです。
最高の結果とは、ミスを少なくしたプレーであり、理想を求める事によるリスクより、
手堅いゲームを必要とします。
 
■グットコンデイションでは?
理想主義のゴルフが向いています。
快晴無風、グリーンは良く止まる。ラフは無く、ピン位置は簡単。
この様な状況では、堅実なゴルフでは、スコアが伸ばせません。ピンをガンガン狙っていきましょう。
 
【スコアについて】

■スコアを伸ばすには?
理想主義、攻める事が重要です。リスクを負い、ピンを狙っていきまましょう。
理想は攻めながら守る。ここに至るには、自分の力量を普段から把握しておく必要があります。
 
■スコアを守るには?
現実主義、守る事が重要です。グリーンセンターを狙い、ミスしても寄せやすい方からゲームを組み立てます。不安やリスクを無くす事こそ、安定して力を発揮できる最良の方法と言えます。



以上、今回の内容は如何でしたでしょうか?
正確に合致した方法での上達を目指すことにより、長所を生かすことが出来ます。
よろしければ、ご参考にしてください!

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