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小暮式1分間ゴルフ
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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ39」

2017年6月17日

上達できない要素を知ることが、上達への近道になる!

今回お伝えする内容は、“誰でも上達できる”という内容です。そのためには“誰でも上達できる”を反転し、“このような方は上達できない”を把握してみてください。

上達への近道を説いていきたいと思います!

【設問】
1.いくら練習しても、自分の実力を信じる事ができない(はい・いいえ)
2.昨日練習した内容や方法を直ぐに変更してしまう(はい・いいえ)
3.自分には、飛距離を出す力が無いと、最初からあきらめている(はい・いいえ)
4.アプローチはフィーリングにたより、正攻法を身に付けたことがない(はい・いいえ)
5.パターでは、結果を気にして、しっかりと打てない(はい・いいえ)
6.バンカーショットでは、フェースを開けない(はい・いいえ)
7.アイアンショットで、右脚体重でインパクトしてしまう(はい・いいえ)
8.FWで、インパクト付近、前傾角度が浮いてしまう(はい・いいえ)
9.1Wで、トップの位置で、クラブを外側の高い位置にあげてしまう(はい・いいえ)
10.状況観察、客観視、確率よりも、欲望を重要視する(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。信じる事が出来なければ、本番で高いパフォーマンスを発揮できません。
2.いいえ。これではいつまでたっても、積み重ねることが不可能です。継続性を大切に。
3.いいえ。意思のないところに、結果は出ません。毎日1ヤードアップを大切にしましょう。
4.はい。正しい打ち方を習得した後、フィーリングが宿ります。理論のないフィーリングは、移ろいやすく、不確かと言えます。
5.いいえ。ストロークと結果を切り離して考えます。重要なのは、読み切ることです。
6.いいえ。バンカーではフェースを開いてこそ、バンスが砂の上を滑ることができます。
7.いいえ。地面にあるボール、左へ踏み込んでこそ、ボールをとらえる事ができます。
8.いいえ。体が浮き、水平なターンではトップボールが出やすくなります。
9.いいえ。クラブを立てすぎてしまうと、鋭角的に下りるので、スピン量が安定しません。
10.いいえ。欲望を爆発させるより、感情をコントロールして忍耐強く、チャンスを待ちます。

【解説】

◇この様な方は、上手くなれません。
*信じる事が出来ない
*結果を素直に受け入れられない 
*見本となるコーチがいない

練習した時間に関わらず、自信の持てる方がいます。他方で、いくら時間を費やしても、信じる事が出来ず、本番で実力を発揮できない方もいます。

また、あるがままのボール状況や、ミスの結果を受け入れられず、自滅していく方もいます。

上達には、見本となる上級者やコーチの存在が必要です。なぜなら、悩んだ時の解決法を聞ける場合や、悪い癖を身に付けることなく進む事が出来るためです。

◇この様な方は、短期間で上達できない。
*練習に一貫性がない
*継続的に取り組まない
*性格にムラがある

今日はスライス、明日はドローを練習、もしくは好きなクラブしか練習しない様子では、一貫性がありません。何事もフォームが完成するには、一貫性、継続性が必要です。また、練習に意欲的な日と全くやる気が無い状況では、上達に時間がかかると言えます。

◇この様な方は、飛ばすことができない
*飛ばしをあきらめている
*シャフトで、背中を叩けない
*バックスイングで両肘をたたんでしまう

“ゴルフは、飛距離ではない”、“ゴルフは飛距離だけではない”

この場合、後者が正しいです。つまり、飛距離は絶対的に優位であり、諦めている方は、ロングホールでの攻略法が限定されます。

取り組むべきは、意識改革です。そして、ヘッドスピードをあげるべく、シャフトで背中を叩くイメージで振り切ります。同時にミート率を上げるために、両肘を伸ばしてかまえましょう。

両肘を伸ばしてインサイド上げることにより、スピン量を一定に保てます。伸ばして、内側からアタックしてドローボールを目指しましょう。

◇この様な方は、アプローチが上達できない
*基本を理解していない
*毎回違う打ち方を試そうとする
*落とし場所をきめていない

ボールポジション、グリッププレッシャー、コッキングの有無、フェース角度等、組合せによりボールの飛びが変化します。このような理論を知った上での練習やフィーリングが一番重要です。そして、ボール状況、グリーン面の観察以降に、落とし場所を策定します。これにより、ミスなく、ボールを運ぶことができます。

◇この様な方は、バンカーが上達できない
*スイング軸がブレ、打点が安定しない
*フェースを開いてスイングできない
*ボールを直接打ってしまう

体重移動が多く、スイング軸が動いてしまう状況では、毎回狙った場所にヘッドを落とすことは不可能です。また、右に行く事を嫌い、フェースを被せて構えて、ダフリを嫌い直接ボールにヘッドを当てる方は、バンカーショットが成功しません。

バンカーでは、フェースを少し開き気味にして、ボールの手前3~5センチを狙いヘッドを打ち込みます。フェースを開いて打ち込んだ勢いにより、ボールに浮力が加わります。これにより、簡単に脱出が可能となります。

◇この様な方は、パターが上達できない“
*ストローク中両ひざが動く
*目視した映像を記憶できない
*結果を気にして、スムーズなストロークが出来ない

パターでは、フェースコントロールをしなければなりません。この場合、軸ブレを防ぐために、両ひざが動かないように固定してストロークを行います。同時に、ターゲットを見た後、ボールを見てストロークを始めます。この際、直前に見た仮想カップとの距離をイメージしたまま、ストロークを行います。鮮明な記憶により、ヘッドアップによるもミスを防げます。

また、“これを入れれば”との思いより、“どのようなタッチやラインでボールを打つか”とのプロセスを重視します。プロセスが良く、結果がでる場合が大半であり、プロセスが悪く、結果が良い場合は殆んどありません。

◇この様な方は、アイアンショットが上達できない“
*インパクトの際、右脚体重でスイングしている
*ダウンスイングで、クラブが寝てしまう
*フォロースルーで左腰が引け、左ひじが引けてスイングしている

地面に位置するボールをアイアンで正確にヒットするには、インパクト重心がボールよりも前に位置することが望ましい。これにより、クラブは鋭角的にボールへアタックでき、ボールの先のターフをとれます。

また、注意点として、ダウンスイングでは、右肘よりもシャフトが下に来ないよう注意します。理由は、クラブが寝るとダフリやすく、右へもボールが飛ぶ傾向があるからです。同時に、左ひじが引ける動きは、ボールに届かない状況のトップミスと、右手を返してしまう左へのミスを誘発します。ご注意ください。

◇この様な方は、FWが上達できない
*インパクト付近で、体が水平にターンしてしまう
*ダウンスイングで、背骨のラインが右に傾いてしまう
*スイング中、両膝を使いすぎてしまう

地面にあるボールを正確にヒットするには、クラブがダウンブローに下りて来る必要があります。これを実現するには、トップの位置で左肩を下げる事をお勧めします。水平にターンした場合は、クラブが横に動きやすくトップボールを誘発します。

また、ダウンスイングの右倒れは、ボールの手前の地面へクラブが振れやすく、FWの優位性である飛距離と方向性を失います。同時に、両ひざの横や下への移動は、上下の打点がずれる傾向にあり、FWの機能を有効に使えません。その意味では、ひざを大きく使う方はアイアンの方が向いていると言えます。

◇この様な方は、1Wが上達できない
*テークバックで、フェースを極端に開いてしまう
*トップで右ワキが開き、クラブシャフトが外側に立てて上げてしまう
*インパクトで、体がクラブの通過よりも先に左へ流れてしまう

ドライバーは構造上、ロフトが少なく、クラブのライ角がフラットにできています。

この様な場合、極端にフェースを開いてしまうと、右へ飛びやすくなります。同時に、立てて上げ過ぎると、ダウンスイングでシャフトが外側から降りやすく、アウトサイドインでスピン量が増え、左右へ曲がる要因となります。また、上半身が前に出てしまうスイングは、体が開きやすく、クラブが振り遅れて、スライスやテンプラ等のミスショットを誘発します。

クラブフェースを極端に開かず、右ワキを開けず、クラブの通過を待つスイングがお勧めです。

最後まで、読んで頂きありがとうございます。

簡単な内容ですが、要点を集めることにより、理解度が増します。
知識は、実力を上げる最大の味方です。
今後とも、上達を目指して一緒に取り組んでいきましょう。

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