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小暮式1分間ゴルフ
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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ48」

2017年10月2日

アンカー&トリガーで好結果をもたらす!

読者の皆さん、こんにちは。

今回のお題は、『アンカーとトリガー・碇と引き金』です。頭の中の抽象概念を象徴するようなイメージをアンカー(碇)、それを思い出すきっかけをトリガー(引き金)と呼びます。これらを上手く呼び起こすことができれば、プレーに好結果をもたらすことができます。早速進めていきましょう。

【設問】
1.パッテイングで、ショートしやすい(はい・いいえ)
2.パッテイングで、フェースをコントロールできない(はい・いいえ)
3.アプローチで、高さや落とし場所のイメージできない(はい・いいえ)
4,アプローチで、強く入りすぎてしまう(はい・いいえ)
5.ショットで、ダウンスイングが外からきやすい(はい・いいえ)
6.ショットで、起き上がりトップボールがでやすい(はい・いいえ)
7.左サイドの行きたくないホールで、左へ行ってしまう(はい・いいえ)
8.バンカーで、起き上がりトップしてしまう(はい・いいえ)
9.バンカーで、ボールが上がらない(はい・いいえ)
10.朝一番のテーショット、緊張緩和がどうしてもできない(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。ショートしやすいとは、インパクトでの加速がスムーズでないことによります。
2.はい。インパクト付近で、フェースが直角に維持できないと言えます。
3.はい。イメージできないまま、打ってしまう場合があります。
4.はい。どうしても、ダフリを嫌い強く入ってしまいます。
5.はい。アウトサイドからのスライス&ヒッカケが治りません。
6.はい。トップして、グリーンを突き抜けて行きます。
7.はい。左池などは、必ず池に飛んでいきます。
8.はい。ボールを上げようと、救い打ち、トップしています。
9.はい。右へ飛ぶのが怖くて、フェースが開けない。
10.はい。周囲の視線が気になり、直ぐにうってしまう。

【解説】

1.パッテイングでのショートは、右手を横に振るだけで解消できます

カップまでの距離を正確に把握し、距離感のイメージを出す事ができても、実際に手が動かない場合が誰でもあります。正確な情報、イメージ、表現の回路が順行にするには、ターゲットに正対したま、右腕を横に大きく振ります。眼はカップを見つめたままの状態で、右手を振りましょう。ボールを向いたままの素振りでは、腕の感覚が距離感のイメージと合致しにくくなる場合があるのです。大きく振った感覚があるうちに、ボールに視線を移し、直ぐに打ちます。これによりショートをオーバに変える事が出来ます。

2.パッテイングのインパクト、フェースが歪んでヒットする癖を治す方法

上級者に多いミスと言えます。フックラインは右へ押し出し、スライスラインは左へひっかけてしまう。これらは、過敏に反応してしまった結果と言えます。
では、一体どのようにして、払拭できるでしょうか?
右手が距離感だとしたら、左手が方向性と言えます。左腕を伸ばし、親指が上を向いた状態から、インデックスフィンガー(人差し指)で真横にラインを描きます。これを数回繰り返します。両足を結んだライン等を使い、水平に動かうことにより、スイング軌道とフェース角を一手に保つ事ができます。行ってみると、分かる事があります。平時では簡単に出来るライン描きも、緊張状態では波打ちやすくなります。黒板にチョークで漢字の一を描くように、伸び伸びえがきましょう。

3.アプローチの高さ、ライン、落とし場所を知るには、右手スローイングが大切です

ターゲットに正対して、右腕を下から上へボールを投げるような素振りを数回行います。
一番寄りそうな高さや、ラインと距離がイメージと重なるまで、右腕を振ります。
ターゲットを見たままの素振りを上級者が取り入れているとしたら、ターゲットに正対して右腕を振ることにより、同じ感覚を得ることが出来ます。実際にボールを投げる動作を練習で試すとよいですね。事実、手で投げた感覚が良い人はアプローチの感覚も良いと言えます。

4.アプローチ、浮かした球を打つ方法とは?

伏線として、手前にクラブが落ちるダフリのミスと、ボールがトップしてしまうミスがあります。このような状況が多い中で、ボールを上げようとした場合、肝心なインパクトでクラブが下りて来る事を待てず、ガツンと強く入ってしまう事があります。
では、どのように対処していくのか?
ポイントは、左膝をインパクトフォローにかけて、進行方向へターンする練習を数回行います。ボールやクラブなどの感覚に敏感になりすぎると、手先が過敏に反応してしまいます。これを避けるには、手先の感覚でないところを意識します。インパクト付近で左膝が動けば、スムーズにターンが出来ます。結果、インパクト付近の引っ掛かりが解消されて、ショートロブが打ちやすくなります。

5.アウトサイドダウンを修正するには、右肘を右体側に付ける

どうしてもスライスが治らない方が多いと思われます。
テークバックでフェースを開く場合、そのまま打つと球が右へ飛んでいきます。
この様な状況を回避するには、フェースを開かないような上げ方とインサイドダウンを練習します。右手の親指を左に向けて(手のひらが下を向く)そのまま右肩を目指して腕を上げて行きます。これを数回繰り返します。その後、右肘が、右の体側にぶつかるように数回、運動を行います。これにより、テークバックから、ダウンスイングまでの動きをリハーサルする事ができます。

6.トップボール、ミスを減らす効果的なドリルとは

大抵の場合は、インパクトでの右脚体重と左ひじの引けとなります。
ではこの根底にあるものは、バックスイングでの体のねじり方と、体重配分にあります。
リバースピボットを防ぎ、インパクトで左サイドが浮かないようにするには、左親指に体重をかけながら、数回フォローの練習をします。次にこの状態のまま、左肩の高さが変わらないようにしながら、左腕を振っていきましょう。
左に体重をかけたポジションで、左肩のラインが浮かない状態を得れば、トップのミスは確実に減ります。

7.左が池、これを防ぐには、フェースオープン&フォロー素振りを行います

ボールが左へ飛ぶ原因の一つが、フェース角にあります。インパクトフェースが閉じない事が重要です。先ずは、フェースオープンをマスターしましょう。スライトリー(少し)開いた状態からインパクトフォローを数回練習します。また、インパクトで右手が返り、左ひじが引けてしまう事も球が左へ飛ぶ原因となります。次の素振りでは、スライトリーオープン&両肘を伸ばした内容からの素振りを数回行います。これにより、左へ飛び出す軌道を修正することが出来ます。

8.バンカーショットのトップミスは、左膝、左腕、顎を注意します

起き上がってしまう原因がある方は、以上の3つを意識して素振りを行いましょう。
最初の素振りは、左膝を曲げたまま、素振りを行います。次に、左腕を伸ばしたまま素振りを行います。最後に、顎を軽く引いたまま、素振りを行います。これにより、重心を下げたままのバンカーショットが可能となります。

9.バンカーショットで、ボールを上げるには、踏む、右腰、左脚荷重

フェースを被せて、ハンドファーストに構えてしまう方が、多く見受けられます。
この様な状況では、ボールを上げる事が難しいと言えます。バンカーに入る前に、靴でフェース面を踏んでみましょう。これにより、開いた感じを見る事が出来ます。次に、開いた状態のまま、グリップエンドが右腰を指している状態(ハンドレート)を得て、素振りを数回行います。最後は重心を左脚にかけたまま素振りを2回行います。これにより、フェースが開いた状態でのインパクトが完成し、ボールが上げることができます。

10.朝一番の緊張を防ぐには、後方、同じ歩数、同じテンポで打つ

プロでも緊張するのが、スタートホールと言えます。しかし、ここを切り抜ける術を知っています。遠くの景色をぼんやり眺めることを取りいれているプロもいますし、打つ直前まで会話しているプロもいます。今回の方法は、ボックス的マインドセットです。
ティーアップしたら、後方から、決められた歩数、同じテンポでスイングする方法をお勧めしたします。練習場で、あらかじめ試しましょう。
また、もう一つ別の方法があります。静的な方法で、ボールのロゴを3秒見て目を閉じ、3秒想い描き、目を開けて繰り返し3回行います。ボールのロゴが、くっきりとイメージできることは、周囲へと意識が行っていない状況と言えます。

以上のように、この動作を行うと、良い結果に結びつく動きを沢山持つことにより、
良い結果を導く事が出来るようになります。 ぜひ次のラウンドでお試しください!!

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