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小暮式1分間ゴルフ
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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ57」

2017年12月21日

次のシーズンまでの準備

今回お伝えするテーマは、次のシーズンまでに行いたい内容や方向性です。

正確性や再現性を高めるスイング改造、飛距離アップの為の簡単トレーニング、ショートゲームで重要な細かさを向上させる方法を、ご紹介できたらと思います。さっそく設問を進めていきましょう。

【設問】
1.今現在、スイング指導をコーチからうけている(はい・いいえ)
2.3ヵ月後の目標と、半年、1年後の期間での目標がある(はい・いいえ)
3.目標は、スコア、飛距離、大会成績等、明確である(はい・いいえ)
4.現在、定期的にトレーニングを行っている(はい・いいえ)
5.その内容や結果に、十分満足している(はい・いいえ)
6.やる気はあるが、定期的には行なえていない(はい・いいえ)
7.普段から、パターやショートゲームの為に行う日課がある(はい・いいえ)
8.右手以上に、左手の意識を鍛えるように意識している(はい・いいえ)
9.フェース面やテークバックの大きさ、引き方に注意して練習している(はい・いいえ)
10.トレーニングを含めた練習内容の記録をつけている(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。専門知識を持ち、客観的に指導してくれるコーチが必要です。
2.はい。期間と目標設定が明確なほど、達成可能です。
3.はい。いつまでに、何をどうしたいかが重要です。
4.はい。トレーニングは継続が大切です。何もしないは筋力低下となります。
5.はい。柔軟性と可動域を確保したうえでの筋トレをお勧めします。
6.いいえ。目標設定が甘いもしくは、気持ちが乗らない状況を変える必要があります。
7.はい。継続力が大切です。普段から養う感覚を大切にしましょう。
8.はい。左手のリードや左肩の方向性、重要と言えます。
9.はい。パターのフェース面では0.1度の違いが感じられる程度が必要です。
10.はい。行なえていない箇所を把握し、時間と力を割り当てることが大切です。

【解説】
<なぜ、コーチが必要なのか?>
例えどんなにやる気があったとしても、常に専業で考えられるほどの時間はありません。
コーチは、クライアントのスイングを定期的に見ることにより、修正ポイントや改善状態を把握しています。上手く行かない状況の打開策も必ず考えています。経験を買い、上達までの時間を短縮できるコーチは大変重要です。因って、コーチ選びも大切と言えます。難しく思える改善課題も信頼関係があればこそ、乗り越えられます。それだけ、上達が早いと言えます。

<タイムスケジュールをどう使用するか?>
上達する為には、期間を区切る事が大切です。期間を絞ることにより、達成したかどうかが明確化されます。練習と上達や結果は、投下時間に比例しそうで、しません。
つまり、長く時間をかけたからと言って、内容が伴わなければ、意味を持たないと言えます。タイムスケジュールとは、達成する為にだけ使用するのではなく、未達成の時に効果があります。その原因を深く掘り下げる事が出来るからです。計画して行動して、検証する。これにより、レベルアップが進みます。

<欲求こそ、最大の行動力>
誰よりも飛ばしたい、どんな状況からでも寄せたい、必ず優勝したい。
欲求は強く、明確なほど、練習に向かう原動力となります。また、その目的に合わせて、練習メニューを作成、実行することが出来ます。飛距離アップの為に、何が必要か?
トレーニング、スイング改造、クラブフィッテイング等、総合的に取り組んでいきましょう。

<時間がないは、答えにならない>
時間がないからトレーニングできない、だから春先に結果が出せない。だとしたら、時間があればトレーニングが行え、結果もきちんと出るはずです。しかし、実際は時間と結果は比例しません。大切なのは、工夫です。短時間でトレーニング効果が期待できるものを幾つかご紹介いたします。

*カーフレイズ
垂直に立ち、両つま先と両踵を交互に上下を繰り返します。(目的は脹脛、向う脛の強化/傾斜地からの安定したショット)

*スクワット
膝の位置を変えないように、腰を突き出す。(目的は臀部と腹部、四頭筋の強化/ボールを上げる飛距離アップ効果)

*握力
入浴中に水をつかむ運動を繰り返します。(目的は手首の強化/コッキング、左右の手首角度維持)

*腕と肩の強化
背中を壁に付け、背中が壁から離れないように両腕を左右に動かします。(目的は柔軟性と肩周辺の強化/安定したトップ、飛距離アップ)

以上ご紹介したドリルは、それぞれ2分行って頂ければ十分です。簡単に出来るトレーニングこそ、一番継続でき、力となるでしょう。

<プロが言わない・見落としがたいショートゲームのセンスとは?>
だれでも、練習すればボールをターゲットへ寄せることができます。
しかし、一球勝負では、中々上手に行えません。
プロが言う、センスの良さとは、この一球の完成度を言います。つまり、練習での培ったセンスが、緊張した土壇場の場面でミスなく出来るかが問われています。
では、どのように身に付けるのか?
答えは、プロの練習風景にあります。何回か打ち、休み、また始める事です。
最初の一球が一番重要だと言えます。手さぐりの状況でも寄ってしまう、入ってしまう事が大切です。この感覚を養うには、毎日新鮮さ状況での感覚を磨く必要があります。
最初の一球、ここにすべてが凝縮します。

<不器用な左手だからこそ、鍛える>
ゴルフは左手のリードが必要だと良く言われています。
けでども、その必要性を明確に言い表すことは難しいと言えます。
なぜ、繊細な右手ではなく、左手なのか?
ここで、過度の緊張状態を設定します。手からはうっすらと汗が流れ、寄らなければ負けが決まる難しい状況です。
この時、繊細な右手は、過敏に反応しやすいと言えます。ショートが嫌だ、オーバーが嫌だ、トップが、ダフリがと思うほど、良い結果から遠くなります。
左腕は、このような時に、過敏に反応しません。因って、緊張した場面で手元がスムーズに動きやすいと言えます。
一方、左腕のリードは、ターゲットへの方向性を決定します。同時に左腕や左肩の位置はインパクト打点を決定します。重心が左にあること、左肩や左腕が低く動くことは、上級者にとっての生命線と言えます。

<フェース面、ここがかなり重要です>
レッスンを行って驚くことがあります。プレーヤーによって、クラブフェースの垂直角度に違いがあります。大半のプレーヤーはフェースを被せる傾向にあります。
同時に、スクエアと思っていても、そうでない場合が多いと言えます。
目線、両肩、両肘、両腰、両ヒザ、両足首のラインを揃える練習を行う必要があります。
そのうえで、自分の構えやすいアドレスを作ると良いでしょう。
プレーヤーが調子が良い時は、アドレスが良く、調子が悪い時はアドレスが良くないと言えます。

<アウトサイドフェースオープンとは?>
バックスイングの上げ方は、常に一定ではないの?
はい、一定ではありません。ボールを上げる状況では、クラブの上げ方やフェース面を変えていく必要があります。このような変化の中で、距離感と方向性をコントロールするイマジネーションが大切です。練習では、想定される如何なる状況に応じられるように練習しましょう。

<パターでも振り遅れがあります>
インパクト付近で体が先に流れてしまうと、パターでも芯を外して右へボールが転がっていきます。結果を気にしてのヘッドアップを防ぐ方法として、プロが取り入れているのが、メトロノームです。リズムよく打ち抜くまで、上体をおこさない。
毎回同じテンポや打点を習得できます。是非練習してみてください。

皆さん、最後までお付き合い下さりありがとうございます。
今回書いていて思うことがあります。
一番大切なことは、自分自身の気持ち(ゴルフへの思い)であると感じました。

皆さんのゴルフへの思いが熱いほど、良い結果が必ず訪れます。

次回も上達を目指して一緒に取り組んでいきましょう!!

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