@PFGAinterlessonさんをフォロー
小暮式1分間ゴルフ
【小暮式1分間ゴルフ】, 【激選】, ゴルフ用語

【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ74」

2018年5月25日

ショートアプローチが上達する考え方

今回は、ショートアプローチが上達する考え方や練習法を説明したいと思います。「初心者が左右の曲がりを気にかけているころ、上級者はショートアプローチの精度を磨いています」
スコアに直結するグリーン周辺、さっそく設問を解いていきましょう。

【設問】
1.アプローチ練習では、同じ距離複数球打つことにしている(はい・いいえ)
2.アプローチ練習では、クラブを変えて、同じ距離を打つ場合がある(はい・いいえ)
3.アプローチ練習では、1本のクラブで、同じ距離を、高低をイメージして打つ場合がある(はい・いいえ)
4.アプローチ練習では、1本のクラブで、ボールポジションを変化させて打つ場合がある(はい・いいえ)
5.アプローチ練習では、ターゲットに対して、前後左右の4つのエリアを打ち分けている(はい・いいえ)
6.アプローチ練習では、センターに対して、ドロー、フェードで寄せる練習をしている(はい・いいえ)
7.つま先上がりからのアプローチは、左へ引っかかりやすいことを理解している(はい・いいえ)
8.つま先下がりからのアプローチは、右へ回転がかかることを理解している(はい・いいえ)
9.左脚上がりからのアプローチは、ボールが上がりすぎてショートしやすい事を理解している(はい・いいえ)
10.左脚下がりからのアプローチは、ロフトが立ち、飛びすぎる事を理解している(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。複数球同じところへ打てることから、距離感を習得しています。
2.はい。クラブを変えても同じ距離を打てることにより、クラブ操作を身に付けられます。
3.はい。高低をだし、しかも距離を同じにそろえる事が、難易度が高い状況に対応できます。
4.はい。ボールポジションの変化によって飛距離が変わることを理解できます。
5.はい。オーバー目、ショート目、左右に付ける感覚を磨くことができます
6.はい。右からスライススピン、左からフックスピンを打つことにより、ターゲットへのイメージが鮮明になります。
7.はい。左へ飛びやすく、これを加味して右を向く場合と、フェースを開いて対応する場合があります。
8.はい。右へ飛びやすく、膝を落として、左へ向いて打つ必要があります。
9.はい。上がりショートしやすい為、大きく打つ場合とボールを右へ移動してロフトを立てて打つ場合があります。
10.はい。低く飛びすぎる為、手前から低く行く場合と、フェースを開いてアウトサイドから入れ、上げる場合があります。

【解説】
<20ヤード、30ヤードの基礎練習が大切です>
同じ打ち方が何回もできることが、大切だといえます。緊張した場面では、基礎練習の成果がでる訳であり、応用技を用いる必要はありません。基礎や基本のもどれることが、継続的に上達する上で必要だと思います。
練習を重ねる事により、フェース角、スイング軌道、ふり幅、体重移動、リズム、テンポ等をマスターする事ができます。ザックリを嫌いトップしてしまう場合は、フェースを被せすぎる傾向や膝の使い過ぎが考えられます。
トップを嫌いザックリしてしまう場合は、左肘の引けや、インパクト付近での左肩の浮きに注意しましょう。

<同じ20ヤードでも、使用クラブが変化させることにより、落とし場所が変化してくる>
たとえば砲台グリーン、エッジからピンが近く、直接グリーンをのせてしまうと、ピンハイにつけてしまい下りのパットが残ってしまう場面があります。このような状況では、落とし場所にあった使用クラブを選ぶ必要があります。
SW>AW>PWとロフトが立てばたつほど、転がると同時に止めるのが難しいと言えます。
上級者は落とし場所の芝の長さや地面の硬さを探りながら、最適なクラブを選んでいきます。
試合会場では、転圧を行い、グリーン面やカラーもかたくなる傾向があります。
上手く上げる事が出来ても、前に弾かれることもあるので、十分に注意しましょう。

<同じ距離を上げる、転がす>
上げるのが得意な方は、どんな状況からも上げたがります。
同時に、転がしが得意な方は、ラフやバンカー越えの状況であっても、ボールをスタンスの右側に置き、転がそうとします。これらは、普段からの練習の偏りに原因があると思われます。
ボールポジションの変化やクラブ軌道、フェース角の使い方の違いがあるアプローチは、多彩なショットが可能となる反面、膨大な練習が必要となります。
スイングは、一度作れば壊れにくいとするならば、アプローチは絶えず感覚を維持する為に間隔をあけずに練習する事が重要だと言えます。
また、スタンスセンターより左へボールを置けない人の原因として、インパクト付近での救い打ちが予想されます。
左肩を挙げないように、練習しましょう。

<距離を合わせるだけでなく、方向を磨くには?>
アプローチを成功させるには、距離感だけでなく方向性を磨く必要があります。
ではどのように磨くことができるか?
ターゲットを絞る練習方法と、危険サイドを意識した練習方法があります。
前者は練習すればするほど、精度が高くなるの傾向がある反面、緊張感を維持する事が難しいと言えます。
後者は、ミスがはっきりと意識されるので、上級者向きです。
後者の例として、グリーン左端にピンがきってあります。グリーン左端は全て池であり、ピンの右が狙い目となります。
この場合、危険サイドを意識した状態で、限りなくピン方向へ打たなければなりません。
1球たりとも、左へ外してはならない状況、かつ右へ逃げすぎてはチャンスを作れません。
練習では、ピンの左サイドを池と仮定し、ピンの右サイドを狙っていきます。
可能な限り近いエリアを狙っていきましょう。

<ボールに回転をかける>
フックスピンは左ピンを右側から攻めやすくします。
スライススピンは右ピンを左から攻めやすくします。
ボール位置はスタンスの中央もしくは、少し右側にセットして、インサイドインでフックスピン、
ボール位置を中央もしくは、少し左へセットしてアウトサイドインでスライススピンとなります。
総じて、フックスピンはランが多く、スライススピンは、ロフトを変えるSW→AWかえることにより、寄せやすくなります。

<傾斜地からのアプローチを寄せきるには?>
方法は2つあると思います。
1つは、傾斜地なりに飛び出しやすい傾向があり、それを活かしたアプローチを行うことです。
つま先上がりは左へ飛びやすく、ピンの右をむきましょう。
もう1つは、限りなくストーレートに打つ方法です。フックしやすければフェースを開き、フェースターンを抑える為にインパクト以降に左肘を引きます。上級者ほど、ピンに対して直線的に攻める傾向があります。
理由として、直線的な攻め方の方が、距離感と方向性を得やすいと言えます。
実際のコースで、プロが行っている練習として、芝の抵抗や使用クラブの性能を確かめる為に、クラブの抜けを確認しています。クラブの入れ方、スピードによって、どのくらい飛ぶかをテストしています。
プロほど、フェースの見た目、バンス形状、バランスにこだわっていると言えます。

以上です。
読者の皆さん、今回の内容はいかがでしたでしょうか?
最後に1ポイントアドバイアスです。アプローチを上手くなる練習法は以下の手順になります。
1.同じ距離を複数球打つ
2.同じ距離を、高さを変えて打つ
3.同じ距離を、クラブを変えて打つ
4.ターゲット変えて打つ
次回の練習ではぜひお試しください!!

Tag : , , ,

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

*

1分間で上達するメルマガ

     

© HIRONORI KOGURE. all rights reserved.