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小暮式1分間ゴルフ
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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ79」

2018年7月19日

夏のラフ対策

皆さん、こんにちは!
夏本番です。今回は夏特集を展開したいと思います。ラフ対策や暑さ対策等、今回ご紹介する内容の中で、もし知らないことがありましたら、それだけスコアが良くなる可能性があります。
さっそく設問をすすんで行きましょう。

【設問】
1.夏ラフ、ボールの状況に応じて使用クラブをかえている(はい・いいえ)
2.夏ラフ、左へ飛ばないように工夫している(はい・いいえ)
3.夏ラフ、芝に負けないヘッドスピード加速方法を知っている(はい・いいえ)
4.夏のセカンドショット対策、グリーン手前を狙う(はい・いいえ)
5.夏ラフアプローチ、上げる、転がす、打ち方と距離感をつかんでいる(はい・いいえ)
6.夏ラフアプローチ、逆目からの打ち方を知っている(はい・いいえ)
7.夏の暑さ対策、後半に飛距離が出ない理由を知っている(はい・いいえ)
8.夏の暑さ対策、日傘をさすほどスコアが良くなる(はい・いいえ)
9.夏のドライバー対策、FWの重要性を理解している(はい・いいえ)
10.夏のグリーン対策、後半強く打つことを理解している(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。残り距離ではなく、ラフの状況(深い場合、浅い場合)によりSWからミドルアイアンへと使用クラブを変化させています。
2.はい。ラフからのボールは、クラブヘッドがターンしやすく、左へ飛びやすいといえます。その為、アドレス時にフェースを開き対応しています。
3.はい。インパクト付近で左膝をキックすることにより、ヘッドスピードを加速させることが出来ます。
4.はい。スピンがかかりにくく、ボールが転がる状況なので、フロントエッジを狙っています。
5.はい。ただ上げるだけでは、ボールはピンに寄りません。インパクト付近、開いたフェースを立てることにより、ボールが前に転がるように意識しています。
6.はい。逆目はフェースを閉じてアタックすると刺さる傾向にあります。
アウトサイドからのフェースオープンにより、対応致します。
7.はい。暑さによる体力消耗、疲労回復には時間がかかります。暑さ対策により血中温度の上昇を防いでいきましょう。
8.はい。日傘は後頭部、背中の太陽照射を防ぎます。よって体力温存と集中力維持によりスコアが崩れないと言えます。
9.はい。FWにあれば、セカンドで長いクラブを使用できます。深いラフに入れば、ショートアイアンしか使用できず、1打目と2打目の合計飛距離の差が、スコアの差になっていきます。
10.はい。午後になり、芝がグングンと伸びて行きます。ゆえにグリーンスピードが遅くなり、強く打つ必要があります。

【解説】
<ラフの中のボールには、A沈んでいるB半分見えるC浮いている、があります>
セカンドショットの優先順位は、
1ボール状況確認
2残り距離の確認
3打ち出したボールがグリーンへ着地してどのように転がるか
4次打がスピンをかけて打ちやすい状況を作る
となります。
Aの沈んでいる状況では、長いクラブ、ロフトが少ないクラブの使用は行いません。理由は、ボールを強く打ち出す事が出来るスピン量を確保できないからです。SW~9番がお勧めです。
Bの半分ボールが見える状況では、8~6番のミドルアイアン、もしくはUTや7W、5W等の使用が適切です。芝の抵抗が予想以上にあるので、短く持ち、ボール位置はスタンスセンターへ置き、コンパクトなスイング(大振りしない)を心がけます。
強くヒットしようと、右サイドが下がると、ヘッドが深く入りすぎて飛ばない状況となります。ご注意ください!
Cの浮いている状況では、長いクラブ、ロフトの少ないクラブを使用することも可能です。5番アイアンや3Wの可能と言えます。ただ、沢山飛ばそうとするあまり、ボールの下にヘッドが入り、だるま落としの状況に陥りやすいので注意が必要です。

<左へのミスを防ぐために、フェースを開く>
ラフからのミスで、一番多いのはフェースがかぶり左へのミスとなります。
ではどのように対応していくか?
アドレス時に、少しだけフェースを開いて、グリップします。
これにより、インパクト付近でのフェースターンを抑える事ができます。
また、インサイドからのダウンスイングは、低い位置から降りる傾向があり、手前の芝のヘッドが当たり、アイアン精度がさがる傾向にあります。
故に、クラブヘッドをやや外側のアウトサイドから入れ、ハイ&ローのスイングイメージを持って行い、インパクトではローテーションを少なくしましょう。

<加速させることにより、アイアンは鋭くラフを切り裂くことができます>
ラフから飛ばない、ラフから出ない方の多くが、このインパクト付近での加速度がない打ち方をしています。フェースターンを起こさない状況で如何にボールを飛ばす事が出来るか?
1右から左への体重移動+下からのかち上げインパクト
2左足体重による軸ブレ防止+インパクトでの左膝の伸展パワー
正解は2番にあります。
大切なことは、インパクト付近での加速度とスピン量です。
インパクト直前から、左膝を伸ばしていくことにより、クラブヘッドを加速することができます。右に倒れて、下からくるクラブヘッドでは、ボールを強く打つことが出来ません。

<夏ラフからのセカンドショット、グリーン手前を狙う>
ラフからショットは、高さで止めることはできても、フェアーウエイからのショットと比べて、ランが出やすい傾向にあります。
故に、直接グリーンに乗せてしまうと、オーバーしてしまう恐れがあります。大切なことは、グリーンフロントエッジを狙うことです。
例えば、グリーン中央のピンまで150ヤードだとしたら、グリーン幅が30ヤードの状態でしたらフロントエッジまでは150-30÷2=135ヤードとなります。9番もしくは8番の軽めで充分と言えます。
また、ラフからはショートアイアンほど飛ばしやすく、ロングアイアンほど飛びにくい傾向があります。
プロは良く、ラフからは上に打つと表現します。高く上がったドロップ(回転数が少ない)球は、ロングアイアンで打たれた低いボールよりも飛距離が出させることを意味しています。

今回の内容はいかがでしたでしょうか?
インパクト付近でひざを伸ばすことにより、飛距離を伸ばす事ができるか、次回の練習で早速試してみてください。

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