@PFGAinterlessonさんをフォロー
小暮式1分間ゴルフ
【小暮式1分間ゴルフ】, 【激選】, ゴルフ用語

【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ83」 

2018年7月28日

上達を妨げている要因

皆さん、こんにちは! 今回は上達を妨げている要因を考えていきたいとおもいます。
よく言われている話、「悪癖が付いていない初心者は上達が早い」「女性は習い上手」「素直な性格のジュニアは上達が早い」がございます。
これらの言葉の対極にある状態を理解できたら、必ずや上達を加速させることができるでしょう。
設問へ進んで行きたいと思います。

【設問】
1.スイングを変えようとするも、従来の方が打ちやすい(はい・いいえ)
2.従来の打ち方を、なかなか変えられない(はい・いいえ)
3.従来の型に、新しい要素を組み込もうとしている(はい・いいえ)
4.取り入れてダメだと思えば、また元に戻せばよいと思う(はい・いいえ)
5.完成を目指すより、自分の打ち方を探せばよいと思う(はい・いいえ)
6.スイング改善中、スコアが落ちるのを嫌う(はい・いいえ)
7.スイング改善中、上手くできないことを嫌う(はい・いいえ)
8.できない場合、コーチや自分への責任探しを始めてしまう(はい・いいえ)
9.常に、過去の最高の自分とくらべてしまう(はい・いいえ)
10.すべてが完璧に完成するまで、納得できない(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。従来のスイングが馴染んでいるだけで、それ以上ではありません
2.いいえ。新しい物が良い効果があるなら、取り込むべきです
3.いいえ。全く別の物として考えるほうが違和感なく進んでいきます
4.いいえ。最初から退路をあると、必死で行う気持ちになれません。
5.いいえ。完成を目指したあとでなら、理解できます。しかし、到達する前に最初から崩した型をゴールとしてはなりません。
6.いいえ。治す事による一時的な後退に耐えるだけの忍耐力が無ければ、到達は難しいと言えます。
7.上手くできることを前提に思ってしまうと、苦しくなります。投下した時間が解消してくれると気軽に考えていきましょう。
8.いいえ。できないことは事実であるとしても、それ以上受け止める必要はありません。単にできたかできないかしかなく、責任転嫁するようでは、重すぎてしまい、短期間で先に進む邪魔になるだけです。
9.いいえ。過去の最高の自分は、数倍にも美化され、神格化さえ。現状を見据えていきましょう。
10.いいえ。こだわることは悪いことではありませんが、こだわり手過ぎて先に進めない人が多すぎると言えます。最初は全体を通して、細部にもどり、再度全体へと学んでしきましょう。

【解説】
<素直な性格、先入観がない初心者や女性>
なにも、ゴルフ経験者よりも初心者や女性だけが直ぐに上達してしまうことではありません。
大切なのは、素直な状態で新しい手法や理論を受け入れることができるかです。違和感や抵抗が初心者の方に少ない分、ダイレクトに浸透していきやすいと言えます。フィルターが少ない方が、その良さや効き目が明確になるでしょう。

<知りたいという質問と疑念による質問では、記憶量2倍以上違う>
懐疑的な心では、到底心のそこから変化を起こすことはできない。
知りたいという純粋な想いこそ、上達の強いエネルギーとなります。
習ったそばからこれでは上手く行かないとの気持ちをすてることにします。でないと、その先にある到達できる最高地点までたどり着くのに、毎回疑念を解消しなければならず、膨大な時間がかかってしまいます。

<できない+無理だVSやってみよう+反復練習>
出来る事を前提に進む場合や、完璧主義で進もうとした場合、なかなか思うようにすすまない場合が多いと言えます。
また、一つ一つ解消しなければ先に進む事が出来ない丁寧な性格の方より、できるところから、先に解消して行こうとの性格の方の方が進みが早いと言えます。不可能、可能の明確なラインはそもそも存在しておらず、何回かのトライアルの先に、気が付いたらできるようになっていたとの考えが正しいと考え方だと私は思います。

<正しい感覚の置きどころとは?>
A.自分の感覚の上に置く
B.先生やコーチの感覚の上に置く
C.自分と先生が考えるゴールに、感覚を置く
答えC
新しいスイングを身に付けて、上達を手にするには、自分の感覚を捨てなければなりません。今までと違う感覚を、最終的には自分本来の感覚に塗り変えて行くことが重要です。
従来の感覚は、この場合邪魔であるかもしれません。

<聞く、見る、真似る、浸る> 上達するには、聞くことから始まり、見る事、真似る事、脳を浸すことが重要です。どれか1つだけでは不十分です。 方法論を聞く、方法論を見る、真似ることを繰り返しおこなうことにより、 脳が新しい手法に慣れて行きます。 上達が早いとは、このような単純作業がルーティーン化されている人であると言えます。ここにおいて、たとえば「やりずらい」「以前の方が動きやすい」「飛んでいた」「打ち易かった」等の言葉は、上達を妨げる指示を脳から出していると言えます。 解消していきましょう。 <自分で自分を責めてはならない> 「ダメだ」「全くできていない」 このような言葉を毎回口にして、自信を失うばかりか、やる気さえも失せてしまう恐れがあります。 出来ない自分の存在を固定化するのではなく、新しい自分を描いていきましょう。 ポイントは、結果と感情を切り離すことです。 最初から完成しているゴルファーは皆無です。 修正しながら、努力の末、最終的にたどり着いた先がゴールくらいな感じでいくと、進化の過程を楽しめ、意外と早く到達できるものです。 以上です。 読者の皆さん、今回の内容は如何でしたでしょうか?上達は、誰にでも起きます。上達のスピードは、個人差があります。 誰もが、最速上達が可能であり、けれどもそのスピードに差があるとしたら、その理由は筋力や柔軟性、知識、考え方でしょうか?私は思うには、ルーティーン化された、聞く、見る、真似る、浸すであり、結果と感情を切り離すことだと思います。 稀に、ミスショットしても顔色一つ変えないジュニアがいます。ミスの出方さえも学んでいるかのように。 次回も上達をたのしんでいきましょう。

Tag : , ,

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

*

1分間で上達するメルマガ

     

© HIRONORI KOGURE. all rights reserved.