@PFGAinterlessonさんをフォロー
小暮式1分間ゴルフ
【小暮式1分間ゴルフ】, 【激選】, ゴルフ用語

【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ88」

2018年8月27日

グリップの正しい握り方について

皆さん、こんにちは!

今回は、グリップについて、考えていきたいと思います。クラブと体の唯一の接点、それだけ重要度が高く、考え方の正しさが求められています。強く握ると、クラブはふれない。やさしく握ると、フェースがぶれる。正解は、どこに?

さあ、さっそく進んでいきましょう。

【設問】
1.グリップは、ロングサムで握っている(はい・いいえ)
2.グリップは、ショートサムで握っている(はい・いいえ)
3.コッキングは、ノーコックだ(はい・いいえ)
4.コッキングは、早めに入れる(アーリーコック)(はい・いいえ)
5.アドレス時、左手角度は甲側におれ、人指ゆびは左を差す(はい・いいえ)
6.アドレス時、左手角度はストレート気味、人指ゆびは右を差す(はい・いいえ)
7.コッキングの方向は、縦に使う(はい・いいえ)
8.コッキングの方向は、横に使う(はい・いいえ)
9.グリップは、強く握る傾向にある(はい・いいえ)
10.インパクトでは、手首を返さないイメージである(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。ロングサムでは、スイングスピードを出すことが、難しくなります
2.はい。左親指を短くしています
3.いいえ。コッキングを使用しています
4.はい。テークバックと同時に入れています
5.いいえ。インパクトでのハンドファーストがしやすい形を目指しています
6.はい。グリップエンドは左股関節を指すようにしています
7.はい。左手親指方向に縦コックしています
8.いいえ。クラブを開く方向には使用しません
9.いいえ。但し、右手の角度維持をする程度に力が必要です
10.はい。ハンドファーストを意識しています。

【解説】
<シュートサム&アーリーコック>
従来の手法では、ロングサムで、レートコック(遅いコッキング)が標準でした。
これでは、毎回ゆっくりとした均一なテンポを維持する必要があり、スピードを加速して上げる事ができませんでした。
しかも、切り返しの負担が、左手親指の付け根に来るために、亜脱臼を起こす危険もありました。
左重心スイング理論では、「ショートサム&アーリーコック」を採用することにより、
スイングスピードを上げる事や、スイング軌道のブレを少なくする利点があります。

<コッキングの方向>
従来の手法では、右横を目指して、クラブを横に倒す方向で上げて行くのが標準でした。
これでは、フェースが開いてしまい、インパクトではフェースを返す複雑さがありました。
新しい理論では、「左手親指方向」に縦に上げることにより、
クラブフェース面を開く必要が無くなり、インパクトでシンプルにフェースを維持できます。

<グリップの強さ>
従来の手法では、グリッププレッシャーに対して、明確な考えがありませんでした。
これでは、人により、場面より、適正値を見出すことが困難でした。
新しい理論では、「フィンガーグリップ&右手の角度維持」を採用することにより、
力の入れすぎからくる左へのミスを防げ、力の抜き過ぎからくるダフリや右へのミスを防げます。

<肘の向きと、手首の向き>
従来の手法では、両肘は上を向く構えで、左手はフックに握っていました。
これでは、バックスイングで肘の回旋が起きてしまい、フェースが開きやすい欠点がありました。
新しい理論では、「両肘が向き合うように、手首は左手甲が一直線」を目指して握ることにより、
フェースの無駄な開閉を防ぎ、インパクトでの安定性を得ることができます。

<右肘の回旋とシャットフェース>
従来の手法では、バックスイングで右肘をたたんでいました。
これでは、フェースが開いてしまい、ダウンスイングで肘を伸ばす動きと、クラブを返す動きによるアウトサイドイン軌道の欠点がありました。「右肘を開く+シャットフェース」は、手首や両肘を痛める危険さえありました。
新しい理論では、「右肘の回旋」を抑えることができ、かつフェースをあまり閉じる必要がなく、ボールにスピンを与え、止めることができます。

<右手を下から握ることの弊害>
従来の手法では、右肩が下がり、右手を下から握っていました。
これでは、バックスイングで、右肘が支点となり、フェースが開いて上がりやすくなる弊害がありました。
新しい理論では、「右手を横方あてがう」これにより、バックスイングでは、肩の縦回旋とリンクして、右肩右肘が上昇していき、ダウンブローに打てる前段階が形成されます。

<手首を返すことの弊害>
従来の手法では、下半身リードを行い、遅れてきたクラブや開いたフェースを前に返していました。
これでは、タイミング次第で、左と右へミスする弊害がありました。
新しい理論では、「体を正面にむけたまま、右手の角度維持」クラブを通過させることにより、打点の安定が得れます。

購読者の皆さん、
今回の内容はいかがでしたでしょうか?

最後に1つ。
「最適なグリッププレッシャーとは?」
腕が最速で振れる状況であり、右手の角度維持が出来るグリッププレッシャーであることです。
強く握る→肩やひじが硬化して、最速でふれない。
脱力して握る→最速で振れるが、インパクト時のフェース面を維持できない。

次回も上達をめざして取り組んでいきましょう。

Tag : ,

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

*

1分間で上達するメルマガ

     

© HIRONORI KOGURE. all rights reserved.