@PFGAinterlessonさんをフォロー
小暮式1分間ゴルフ
【小暮式1分間ゴルフ】, 【激選】, ゴルフ用語

【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ102」

2019年1月1日

距離の長いコースの攻略法

wp-image-2079″ />

今回は、距離の長いコースの攻略法を考えてみたいと思います。突然長いコースでのプレーを余儀なくされるアマチュア、競技志向でフルバックからのプレーで良いスコアであがるために、いったいどのようなことを考えていくべきか?7000ヤードを超えるホールをラウンドしたことのある方なら、だれでも理解されている難しさと攻略法を考えて行きたいと思います。
さっそく、進めて行きましょう。

【設問】
1.飛距離に自信がある(はい・いいえ)
2.飛んでも、曲がる事が多い(はい・いいえ)
3.セカンドショットが200ヤードくらい残ると不安だ(はい・いいえ)
4.200ヤード前後では、安心して使用できるクラブがある(はい・いいえ)
5.三打目が打ちやすいように、ピンサイドに外さないよう狙う(はい・いいえ)
6.ピンサイドからの難しいアプローチも常に練習している(はい・いいえ)
7.遠くから打ったセカンドで、長いパットが残ることを想定する(はい・いいえ)
8.奥ピンは手前から攻める(はい・いいえ)
9.手前ピンをセンターから攻める為に高いボールを練習している(はい・いいえ)
10.奥からのアプローチのタッチをつかんでいる(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。圧倒的な飛距離が無くても良いスコアであがる人もいます
2.いいえ。軸ブレスイングを身に付けて、安定したゲームを目指します
3.いいえ。200ヤードでも、ショートウッドやUTを上手に打てれば克服できます
4.はい。長いコース攻略では、必ず頼りとなるクラブが必要です
5.はい。右ピンの左サイド。左ピンの右サイドに打てる技術を磨きます
6.はい。近いピンへのラフやバンカーからのアプローチを練習している
7.はい。乗っても近くに寄らないので、ロングパット練習が課題となる
8.はい。奥ピンの奥へは外してはいけない
9.はい。手前ピンや池越え、バンカー越えの攻略として高いボールを練習する
10.はい。長いセカンドは、奥へこぼれやすく、ここからの距離感が大切です

【解説】
良いスコアで上がるとは、良い準備を行うことであり、その練習内容の差が、スコアの差になります。飛距離が出ることが重要と考えがちですが、得てして飛ばなくても良いゲームが出来る方も見受けられます。
さて、実際どのようなスキルが求められるのでしょうか?

<飛ぶ、曲がらない、安定している>
7000ヤードを超えるコースでは、250~270ヤード前後にバンカーや池が配置されています。このような状況でバンカーや池に捕まってしまうと、スコアをロスしてしまう場合が多く見られる。ボールコントロールが出来るか、もしくは250ヤード手前まで打ち、そこから220~200ヤードを攻略するゲームを考えなければならない。その為には、軸ブレしないスイングを第一に身に付けることです。

<頭は動かさず、下半身を積極的に使う>
下半身リードではなく、ニーフレックスを行う。ニーフレックスとは、左ひざを前に出し、右脚を伸ばす動きを指す。飛ばそうと思い右から左への体重移動を目指すのではなく、軸ブレしないように膝をロックして下半身を固定することもなく。大切なのは、積極的に膝を入れ替え、右ヒップ60度回旋を得る事です。

<腕を返さず、腕を速く振る>
インパクトで腕を返すことで、ボールを捕まえているようでは、ターゲットへの方向性をあげることはできません。オートマティクにボールコントロールするには、腕を返すことを辞めて、腕を速くふることを練習します。具体的には、バックスイングでは右胸を開き、右肩の後方まで右肘を動かします。これにより、ダウスイングでボールを強くたたけるポジションを得ることができます。
ただ、注意点として、クラブが外から降りる場合、スライスや左ひっかけとなります。体の開きを我慢し、左ワキをしめて、グリップエンドが右ポケットにぶつかるくらい引きつけてダウンスイングを行います。左ワキが開きてしまうと、クラブは一気に操作性を失ってしまので注意が必要です。

<200ヤードセカンドショットを攻略する>
どうしても避けられないのが、セカンドショット攻略です。3W、5W,UTを駆使して、長い距離を3回で上がる為にスキルを磨く必要があります。
*ダフリ、トップをしない
*左右の曲りは、1つの方向に整える
(FWは上がりやすく、UTは右へ行きにくく、アイアンは左へ行きにくい)
*傾斜地、ラフは、無理せずロフトのあるクラブで対応
*乗せることも大切だが、3打目が打ちやすいところへも視野にいれる
*力まない。このショット成否よりも、3打目、4打目をグリーン近くから打てることが大切。
*池越え、バンカー越えでは、確実にボールが上がる必要がある。
トップミスの原因は、バックスイングでの肩の水平ターン+インパクトでの左肘引けである。これを防ぐために、ショルダーダウン+左腕を伸ばしインパクトを目指す。
いずれにしても、飛ぶ人が優勢である。けれども、ショートゲームが上手いかたも優位にゲームを展開できる余地が残されています。ロングゲームが得意な方は、1発のOBに注意してゲームを運び、ショートゲームの得意な方は、2~3Mのパッティングが生命線となります。

皆さん今回の内容はいかがでしたでしょうか?長いホールは、実は攻略法があり、これを行うことで、大たたきを変え、楽しいゲームへと導くことができるのです。次回も上達をめざして、取り組んでいきましょう!

Tag : , ,

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

*

1分間で上達するメルマガ

     

© HIRONORI KOGURE. all rights reserved.