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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ106」

2019年2月3日

ゴルフにおけるストレステスト

皆さん、こんにちは!今回は、ゴルフにおけるストレステストを考えて見たいと思います。実力があるのに緊張して力を発揮できていない、朝1番のティーショットが上手く行かない場合等、ストレス耐久度を確かめていきたいと思います。さっそく進めて行きましょう。

【設問】
1.朝一番のドライバーが苦手だ(はい・いいえ)
2.ギャラリィーの視線がどうも苦手だ(はい・いいえ)
3.走って向かうアイアンは、ミスが多い(はい・いいえ)
4.打つ前に音がすると、テークバックができないことがある(はい・いいえ)
5.適当に構えて直ぐにアプローチできない(はい・いいえ)
6.グリーンに先に人がいると気になってアプローチできない(はい・いいえ)
7.顎の高いバンカーは、打つ前から嫌でしょうがない(はい・いいえ)
8.硬いバンカーは、考えただけで逃げ出したくなる(はい・いいえ)
9.ロングパットは、打つ前から寄る気がしない(はい・いいえ)
10.緊張感が高まるショートパットは、外したときの言い訳を考えてしまう(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。練習場ですでに打っている延長と考えます
2.いいえ。ギャラィーが見ているのはボールの行方や景色であり、ボールの結果に影響を与えることはありません
3.いいえ。1回深呼吸できれば、普通にうてるでしょう
4.いいえ。練習場に鳴り響く音楽だと思えば打てます
5.いいえ。自然体。身体がスムーズに反応できます
6.いいえ。気にすべきは落とし場所。人に向かって飛ぶのはミスであり、打つ前からこれをきにしていてはいけません。
7.いいえ。技術でカバーできなければ、迷わず、低い顎の方向へ。
8.いいえ。ネックからヒット。出来なければ、もう一度トライ。
9.いいえ。難しいからこそ、やる気が出ます。集中力を高めていきましょう。
10.いいえ。どうせ無理。その考えが無理を確定しています。

【解説】
<ドライバーストレスを克服する>
周囲の視線がどうしても気になる。確かに、この様な悩みを抱えているゴルファーも多くいらっしゃると思われます。
自らのセンスが周囲に向かうのではなく、ターゲットや自分のスイングに向かうべきです。
普段の練習から、打つまでの秒数を合わせる工夫や、ワッグルやハーフウエイダウンを意識した素振りを行い、センスが内に向かうように工夫します。
同時に、高い期待や目標を掲げすぎると、完璧を狙うがあまりに自滅してしまう恐れがあります。ショット、ショットを繋いで行くアバウトな感覚、プレッシャーでさえ、1打目、2打目、3打目、4打目と分割していくイメージを持って臨みます。

<アイアンで酷いミスを繰り返してしまう>
「走ると、打ち急いでしまってだめなんだよね」
確かに、これもミスショットの理由かもしれません。
けれども、10秒深く深呼吸できたら、通常のスイングを行うことは可能です。
また、7~8割の精度で良いと思えば、大きなミスを防ぐことができます。周囲の雑音や話し声があったとしても、最初から聞こえてくる音楽だと想えれば、対応できます。
また、耳を塞ぐのではなく、心でピンを射抜く気持ちを持って、耳以外の他の感覚を研ぎ澄ませていきましょう。

<アプローチでグリーンにいる人が気になる>
マナー的には、打つ人より前に人がいてはならない。
けれども実際のラウンドでは、このような状況に多く出くわします。
「すみません、後ろから打ちます!」
一声かければ、あとはどこにボールが飛んでも、気にする必要はありません。
前を歩く同伴者が行けないと、腹をくくってください。
その方が、ミスショットが防げます。
また、自分自身の実力があれば、ピンの根本しかボールは飛んで行きません。
仮にミスしたとしても、縦のばらつきであり、横のばらつきは少ないでしょう。
実は前を歩く方は、貴方の実力を推し量り、あえて前をあるいていることがあります。心理戦に、イライラしないことが大切です。

<バンカーが嫌いである>
ダフっていい、バンカーショットで、そもそも正確さを出す方がおかしい。
また、ハザードなのであり、1回多く費やしても構わない。
バンカーは、1回で脱出できれば十分である。
たとえ顎が高く、砂が硬くても、打つことは可能です。
ピン方向以外の、低い場所を狙っていきましょう。
~硬いバンカー脱出法~
*ワイドスタンス
*ハンドダウン
*少しボールから遠くたち
*フェースは開かず、
*ネック部分で、ボールの手前を鋭くチョップ

<グリーン上のストレス>
ロングパットを打つ前に、結果を予見してしまう、
ショートパットを打つ前に、どうせ入らないと感じてしまう。
高すぎる期待は、落胆や逃避を生みます。
上級者は、高い期待と、高い集中力、結果を受け入れる広い心、ダメージを受け流す技術を持っています。
1つは、プレーヤーと感情を切り離すことです。
最高を望むも、結果は常に最高にはならない。
けでども、このダメージを受け過ぎると、パフォーマンスが下がってしまう。
強いプレーヤーは、ダメージを受けない為に、やるべきことに集中する。
キャディーと会話することで、気が晴れるなら、これも取り入れていきましょう。

以上です。今回の内容はいかがでしたでしょうか?ストレスはゴルフのスコアに影響を与えます。実力が劣っていても、ストレスに強い人も居て、彼らのゴルフは大変に参考になります。
曲げても、気にせず。難しいアプローチも、あんまり寄らず。長いパットも、短いパットも、躊躇なく打てる。
次回も上達をめざして、取り組んでいきましょう!

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