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2019年3月1日

1軸スイングの完成

皆さん、こんにちは!今回は、1軸スイングのポイントを理解できる質問を考えていきたいと思います。これが出来れば、スイング完成となります。さっそく進めていきましょう。

【設問】
1.アドレス時、左右の肩のラインは平行である。(はい・いいえ)
2.両肘の内側は、正面から見えない(はい・いいえ)
3.スイング中体重は左足に多くかかっている(はい・いいえ)
4.トップでは、右足が伸びている(はい・いいえ)
5.トップでは、左肩が下がる(はい・いいえ)
6.トップでは、左足が前にでる(はい・いいえ)
7.クラブはインサイドインの軌道である(はい・いいえ)
8.インパクトは右手の角度維持である(はい・いいえ)
9.インパクトでは、左足を伸ばしている(はい・いいえ)
10.インパクト付近、左腰を後ろに引くような動きを見せない(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。右肩が低いアドレスですと、クラブが寝て上がりやすくなります。
2.はい。両肘が空を向いてしまうと、ローテーションが強くなります。
3.はい。右足に乗る必要がありません。
4.はい。右足を曲げることより、伸ばすことにより腰の回転が増えます。
5.はい。左肩が上がると、フェースが開きやすくなる。
6.はい。左足が右へ移動することより、前に出します。
7.はい。ストレートにリリースするより、加速度が上がります。
8.はい。右手の角度を維持する事により、シャフトの逆しなりを利用できます。
9.はい。左足を曲げるよりも伸ばすことによりスイングスピードが増します。
10.はい。左腰を突出し、力強いボールを打つことが出来ます。

【解説】
<両肩のラインが大切である>
アドレス時に、右サイドが低い場合、トップでは右肘をたたみ、フラットな形となるでしょう。そのよう場合、インパクトではローテーションを使用し、ボーが左右に散ってしまう。1軸スイングのアドレスでは、左右の肩のラインは平行に構えます。バックスイングでは、右肘は左肘よりも高い位置に。両腕を伸ばしてあげることが大切です。コッキングも早い段階で行います。

<両肘の向きが、空を向かない>
20年前のレッスンでは、両肘が空を向くようにとありました。今では、世界一流選手の殆んどが、左肘の内側が正面から見えなくなっています。その理由は、スイング中のローテーションを少なくするためです。高速運動を行う場合、極力ローテーションを少なくしたい。そのためには、バックスイングでフェースを開かないように、右肘もあまり開かないようにアドレスします。

<体重は左脚に多くかかる>
左脚に多くかけることにより、右脚をフリーにすることができます。フリーになった右脚は、可動域最大に動かすことができます。また、インパクト付近では、一気に左脚にのった体重を爆発させることにより、自体重分の反作用を利用することができます。

<テークバックで右足に乗る以上に、右脚を伸ばして使用する>
体重を乗せる事だけでは、不十分です。右脚はしっかりと伸ばし、ヒップは60度回旋させ、右脚を蹴り、地面にスパイクさせることにより、軸を安定させ、ダウンからインパクトにかけて、さらに左へ荷重させることができます。右脚曲げたまま、右脚に体重を乗せた場合は、テークバックにおける瞬間的な回転スピードが出にくくなることが理解されています。

<トップの位置では左肩を下げる>
テークバックで、左肩が上がる場合、クラブ軌道が安定しません。左ワキを締め、顎の下にクラブが収まるように。ただし、首をすくめ、頭を空下げ過ぎると、左肩が回らなくなるので、注意が必要です。左肩が右肩に移動しすぎる場合は、これを注視して直します。

<左脚が前にでる目的>
左脚は前にでる必要があります。1つは、インパクトでの左サイドの壁を作る為です。1つは、バックスイングでの軸ブレを防ぐ為です。1つは、左サイドの筋肉群を伸ばす為、止める目的で使用します。
左サイドの筋肉群を右腕で引っ張り、伸ばす為には、左サイドを止める必要があります。左膝を前に出すことにより、右サイドの筋肉群で伸ばす動きと拮抗し、ダウンスイングでの縮む力を得ることが出来ます。

<インサイドイン&右手の角度維持>
角運動による加速度は、ストレートにリリースすることよりも飛距離アップに直結します。その場合、右手の角度維持がセットとなります。もし、右手をリリースした場合、ボールの方向性やインパクト打点を低下させる恐れがあります。また、ハンドハーストインパクトを行う場合、右手の角度維持が必要であり、かつ右手の角度維持により、シャフトの逆しなりを有効に使用できます。

<インパクトで左脚を伸ばす>
膝を伸ばすだけでは、膝を壊す可能性があります。膝を伸ばすタイミングが間違うと、トップボールとなります。前に出した膝頭の上に、左腰をのせるように意識して行い、膝を伸ばすタイミングは、クラブが右腰におりてきた状態を待って行います。膝が割れ、腰が後ろに引けた場合は、パワーロスになる危険があるので注意が必要です。

以上です。今回の内容はいかがでしたでしょうか?スイングの諸動作に違いがあるとします。1つ1つ、練習しながら治すことで、全体として調和ができます。大切なのは、どれも失ってはならないポイントだということです。全部ができて初めて機能するのがゴルフスイングであり、難しいことであっても徐々に、少しずつ進めていきましょう。

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