上達を10倍引き出す効果的な質問

皆さん、こんにちは！今回は、上達を10倍引き出す効果的な質問を説きたいと思います。経験者に向けては、ゼネラルな質問が一番効果的です。

なぜなら、今までの考えを否定される内容は受け入れがたく、今の自分のスイングと一流選手の違いなら、素直に受け入れやすいからです。さっそく、今回も進んでいきましょう。

【設問】
1.アドレスでは、極端に右手が下から握っている（はい・いいえ）
2.アドレスでは、膝を深く曲げ、腰は落ちて構えている（はい・いいえ）
3.アドレスでは、手元が身体から遠く離れてアドレスしている（はい・いいえ）
4.腰の高さで、クラブフェースが極端に閉じている（はい・いいえ）
5.腰の高さで、クラブフェースが極端に開いている（はい・いいえ）
6.トップでは、フェースが空をむいている（はい・いいえ）
7.トップでは、フェースが開き過ぎている（はい・いいえ）
8.ダウンスイングでは、シャフトが右肩より上からくる（はい・いいえ）
9.ダウンスイングでは、シャフトが右肘より下からくる（はい・いいえ）
10.インパクトでは、左腰と左肩が引け、右手は多く返している（はい・いいえ）

【解答】
1.いいえ。右手はシャフトを横から握るようにします。
2.いいえ。腰は浅くして、ややつま先側で立ちます。
3.いいえ。手元は、両肩の下にアドレスします。
4.いいえ。クラブフェースは斜め下を指す角度となります。
5.いいえ。トウが真上を指してしまうとフェースを被せる動きが必要となります。
6.いいえ。フェース面が斜め下を向くようにします。
7.いいえ。トウが真下を指さないようにします。
8.いいえ。右肩と右肘の中間、もしくは右肘からのダウンします。
9.いいえ。クラブが下からくるとダフリやスライス原因になります。
10.いいえ。左腰や左肩が開き過ぎない、右手を返さないようにします。

【解説】

＜アドレス時の注意点＞
重心位置が、踵すぎないこと。
手元が、離れてアドレスしないこと。
極端に右肩を下げてアドレスしないこと。
スムーズなテークバックを行い、再現性高いスイングを行うには、動きやすい状態でアドレスを作る必要があります。
もし、踵体重で、腰を深く落としたアドレスからのテークバックでは、アップライトにあがるか、もしくは横に上げて行き、フェースが開きやすくなるでしょう。
開きやすいフェースをシャットフェースにすることで、スイングはより複雑になってしまいます。

＜テークバックの注意点＞
左ワキを締めて上げること。
フェースローテーションを少なくすること。
クラブを立てること。
テークバックの際に、左腕を伸ばす必要があります。しかし、ここで注意しなければならない点があります。コッキングです。左腕を伸ばすことだけを意識してしまうと、左手とシャフトの角度は一直線になりすぎ、クラブがダフりやすくなるでしょう。

＜トップの注意点＞
左肩を下げること。
右腕を伸ばすこと。
右脚を伸ばすこと。
右腕をたたんでしまうと、インパクトで伸ばす動きが入ります。
この場合、打点が安定しません。右腕を最初から長く使うイメージで、コッキングを保ち、インパクトを正確に保ちます。

＜ダウンスイングの注意点＞
左ワキをしめること。
クラブをたてること。
クラブが右腰におりるまで、右肩右腰は前に出ない。
トップから、いきなり左腰を切ってしまうと、クラブは急激に前に出てしまいます。左ワキを締め、クラブをたてて下ろすことにより、インサイドからのダウンスイングが完成します。

＜インパクトの注意点＞
腕を返さない。
左腰が引けない。
左肘が引けない。
正確なインパクトをむかえるには、ハンドファーストインパクトを目指していきます。その為には、左腕をのばし、ねじらないようにします。過度に左肩や左腰を開いてしまうと、アウトサイドインが助長され、右への回転がかかりやすく、これを嫌い腕を返す必要が発生します。
ここを注意していきましょう。

＜フォローの注意点＞
インサイドインのスイング軌道。
右手の角度維持。
左膝を伸ばした状態。
ボールへ強い力を伝えるには、インサイドインにクラブを振る必要があります。
それには、右手の角度維持がセットとなります。
もし、右手が返ってしまうと左へ飛びやすく、ボールコントロールが出来ません。
また、左膝を伸ばすことにより、クラブヘッドを加速さて打つことができるので、どうしてもこの技術を取り入れていきましょう。

以上です。
今回の内容はいかがでしたでしょうか？質問によって、答えの明確化できます。明確であるから、計画行動がしやすいとなります。次回も一緒に上達を進めていきましょう。
どうぞお楽しみに！