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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ124」

2019年5月30日

誤解を解くことで上達スピードを上げる

皆さん、こんにちは!
今回はもっと簡単に上手くなる考えを伝えていきたいと思います。それには、今まで描いていた誤解を解くことが、一番理解が早いと思います。
さっそく今回も進んでいきましょう。

【設問】
1.ボールを捕まえために腕を返す(はい・いいえ)
2.ボールを飛ばすために体重移動を行う(はい・いいえ)
3.ボールを正確に打つために膝を正面にける(はい・いいえ)
4.ボールを強力に打つために右股関節に体重を乗せる(はい・いいえ)
5.インサイドダウン行うために下半身リード行う(はい・いいえ)
6.ダウンスイングで右サイドが出ないために上半身の脱力行う(はい・いいえ)
7.インパクトでクラブヘッドを走らせるため、でんでん太鼓のイメージで、インパクトでリリースを行う(はい・いいえ)
8.方向性を良くするためにターゲットに向けて腕をまっすぐ伸ばすフォロースルー(はい・いいえ)
9.ヘッドスピードを出すために左腰をきる(はい・いいえ)
10.飛距離を出すためにフィニッシュで右肩をターゲットに向ける(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。腕を返すと曲がります。
2.いいえ。体重移動は必要ありません。
3.いいえ。右膝正面と方向性は無関係です。
4.いいえ。右脚股間節への荷重とスピードは無関係です。
5.いいえ。インサイドダウンの完成は下半身リードと別の要素である。
6.いいえ。上半身の脱力、パワーが伝わらない、だから飛ばない。
7.いいえ。振り遅れ状態からはパワーが出ません。
8.いいえ。真っ直ぐ伸ばすだけでは、ダフリやトップを避ける事が出来ません。
9.いいえ。左腰を切らず、左足を伸ばしパワーを導きます。
10.いいえ。右肩ではなく、腕をインサイドに振りぬくことでスピードが出せます。

【解説】

<腕は返さなくても、ボールが捕まる>
スライスや、飛距離不足に悩んでいる場合、腕を返すことを取り入れていかれる場合があります。しかし、プロや上級者は腕を返すことを行わないことで、ボールを捕まえる事に成功し、飛距離を得ています。
ポイントは、腕を体のセンターから、右へ45度、左へ45度動かすことです。
体よりも腕の運動量を増やします。腕が通過する事で、ボールを捕まえる事ができます。
バックスイングでできた運動量をキープしたまま、身体を開くことなく、腕をインサイドインに振りぬくことで、ボールを捕まえることができます。
同時に、右手の角度をキープすることで、正確さ得ることができます。

<飛ばす為に体重移動は必要ない>
飛距離を出す為に、体重移動が必要であるという考えは間違っています。
理由は、遠心力を向上させるためには、右腰を60度以上回旋させることや、インパクトで左足を伸ばすことの方が、寄与度が高い事です。
右から左への体重移動よりも、左足へ体重を踏込み、身体の姿勢をおこす。
腰が起きると、回転スピードも増すことが出来ます。

<右膝正面と方向性は関係有りません>
インパクトで方向性に影響を与えるのは、右手の角度とスイング軌道であります。
右膝正面を向けたままでは、股関節がロックしてしまい、右腰を60度以上回すことがでず、飛距離をだすことができません。
テークバックでは、曲がった右膝を伸ばすことで飛距離を得て、インパクトでは右手の角度をキープすることで、ハンドファーストをインパクトと方向性を得ることができます。

<右股関節に体重を乗せる以上に重要なこと>
飛ばす為に右股間節へ体重を荷重させてしまうと、右足の回旋が不十分となります。
右腰が回らない状況では、回転スピードを上げる事が出来ません。
大切なのは、左足荷重の方が、右腰を回すことができる事です。

<インサイドダウンは、下半身のスライドにある>
下半身リード(下半身は回転し、上半身は開かない)と、下半身のスライド(肩も腰も開かず、左へ移動)を区別します。
インサイドダウンを行うには、スライドが重要であり、下半身リードしてしまうと上半身も開きやすく、クラブがアウトサイドから降りやすくなってしまいます。

<上半身の力みや柔軟性低下と、脱力によるインサイドダウンが可能であるとは、違う>
スポーツにおいて、可動域や柔軟性は武器である。
けれども、脱力したからといって、インサイドダウンが自然にできるとはなりません。
腕が前から降りないように、肩の可動域を確保しながら、腕を振って行きます。

<インサイドインの角運動量>
直進性を増すために、腕を真っ直ぐのばすことが必要であるという考えを変えます。
右手の角度をキープしたまま、インサイドインに振りぬくことが大切です。
両肩のラインがボールに正対している状況で、インパクトをむかえます。
リリースを伴わない打ち方が大切となります。

<ヘッドスピードは、左膝の上に左腰を乗せる>
飛ばす為には、左腰を切る必要があるという考えを変えます。
左脚を伸ばし、腰が水平になることで、自然と回転スピードが増します。
腰を後ろに切ってしまうと、身体が開きやすく、アウトサイドインの軌道が決定されます。
ヘッドスピード向上は、身体を開かないことで達成することができます。

今回内容はいかがでしょうか?次回もゴルフ上達を楽しんでいきましょう!

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