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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ145」

2020年4月2日

簡単に飛距離が出せる方法

皆さん、こんにちは!
今回は、「簡単に飛距離が出せる方法」について考えていきたいとおもいます。飛ばすことができるとセカンドでパーオン率が向上します。ポイントは「飛ばす要素を持つこと」です。さっそく今回も進んでいきましょう。

【設問】
1.クラブの上げ方を考えすぎて、スムーズに上げることができない(はい・いいえ)
2.打つ前から、結果を気にして、スイングを加速できない(はい・いいえ)
3.インパクト付近で、ボールを捕まえようとしている(はい・いいえ)
4.ボールをしっかりと見る意識が強い(はい・いいえ)
5.下半身リードを考えている(はい・いいえ)
6.インパクトで腕を返すことを注力している(はい・いいえ)
7.空手の突きのように左右の肩の入れ替えを意識している(はい・いいえ)
8.右から左への体重移動を意識している(はい・いいえ)
9.左膝の伸展を考えすぎて、タイミングがあわない(はい・いいえ)
10.常にクラブが身体の正面にあることを考えている(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。スタートと、終着点を結ぶライン上に向かって、一気にあげる。
2.いいえ。スイング中に極力考えないようにすることでパフォーマンスを上げる。
3.いいえ。インパクトでは、シャフトを通過させるようにします。
4.いいえ。ボールを見過ぎると、肩が緊張してクラブが加速できません。
5.いいえ。下半身を安定させ、上半身をふります。
6.いいえ。左手を止めず、右手の角度を維持しておこないます。
7.いいえ。インパクト付近は、肩が地面と水平、正面で行うように。
8.いいえ。左足での荷重で軸ブレを防ぎます。
9.いいえ。腕が右腰まで落ちてきてから、徐々に左足を伸ばしていきます。
10.いいえ。腕の運動量を増やす方が飛距離に直結して、飛ばすことができます。

【解説】
<飛ばす為には、テークバックを素早くあげる>
考えすぎて、動作が遅くなり、クラブが振れなくなってしまうことがあります。
特に初心者は、多くの情報を1回のスイングで実践しようとしているために、振ることを忘れてしまいがちです。
もっとも、簡単にスピードを出す方法は、トップの位置を決めて、そこへ向かって一気に上げることです。このようにすることで、ダウンからインパクトにかけて、スピードを上げてゆく準備が整います。

<結果を気にして、クラブが振れない>
打つ前に、脳がスイングにブレーキをかけてしまう場合があります。
大きくスライスする状態や、連続してミスショットが続く場合です。
上級者は起こりうるミスを事前に予測対応することはあっても、スイング中はあまり考えないようにして、スイングを行います。
スライスなら、クローズドスタンスを採用してあたります。

<ボールを見ない、腕は返さない>
ボールを強く見過ぎると、速くふることができないことが判明しています。
漠然と見ることで、スイングスピードを上げることができます。
腕を返すとは、インパクトでねじることで、左手のスピードが止まる為に、加速してインパクトをむかえることが難しくなります。
この2つを解消することで、ドライバーの飛距離も変化してくるでしょう。

<体重移動と下半身リードは必要ない>
右から左への体重移動を行うことは、飛距離に直結しているという考えは間違っています。
軸ブレすることなく、クラブを速くふることが、飛距離の要因となります。
下半身は膝を前後に使用することで、腰を回しやすくなります。
同時にインパクトで、曲げた左足の上に、腰を突き出すことで、インパクトの加速度を増すことができます。

<空手のつきを意識して、プロゴルファーが練習した経緯はありません>
つまり、結果的に似たような動きがスイング中にあったとしても、それを意識して取り組んだ形跡がないとしたら、もしこれを採用しようと練習しても、上級者のようにはならないことが予見できます。
空手の突きは、肩の入れ替えを表すことはあっても、ゴルフクラブを動かす動作と共通する部分は非常に少ないと言えます。
理由は両肩が地面と平行の時に、クラブが通過する必要があり、一瞬にして肩を入れ替える必要が無いからです。

<ボディースイングとは、腕を使わないようにして打つスイングではありません>
ほとんどのゴルファーが間違っていることがあります。
ボディースイングとは、腕を積極的に使用するスイングであり、
腕を使用することで飛距離を出すことができるスイングがボディースイングと言えます。
上手な腕の使用法は、アームローテーションを行わず、胸の前から上腕を左右に動かして、
積極的に胸の正面から腕をずらして使用します。肩と腰の運動量以上に腕が後方へ動き、インパクトからフォローにかけては、インサイドへ振りぬくことができます。

<まとめ>
考えすぎると、運動能力が低下してしまうことや、
ボールを見過ぎたり、腕を返すことを意識すると、クラブを速くふることが難しくなります。同時に、間違った動作を強く意識してしまうと、本来必要な動作を違った形で身に付けてしまうことがあります。
一番速い上達は、上級者の動作を見る事です。見て学び、実践して違いに気が付くことができ、これを練習で修正してゆく過程に、飛距離と方向性の改善があります。
私が行っているジュニアレッスンでは、連続素振りを行っています。
手先を使うのではなく、ハンドファーストを維持したまま、身体の切れで行う素振りです。
これにより、飛距離アップに成功している選手が沢山いるので、是非皆さんも取り入れてみてください。

今回の内容はいかがでしたでしょうか?次回も一緒に上達を楽しんでいきましょう。

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