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小暮式1分間ゴルフ
【小暮式1分間ゴルフ】, ゴルフ用語

【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ12」

2016年10月20日

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「良いコース」の条件とは?世界名コース100

今回のテーマは、「良いコースとは何か」について、展開したいと思います。

良いコースを厳格に調べた、世界名コース100選の選定基準を見ていきましょう。アメリカのGD(ゴルフダイジェスト誌)が提示している選定基準は8つ挙げられています。

1.Shot Values(ショットの価値)

最も重要視されるポイントで、この条件だけはポイントを二倍して計算する。クラブごとの飛距離、正確性、次のショットへの関連性などがバランス良く要求されているか。

2.Resistance to Scoring(スコアへの抵抗)

バックティからスクラッチプレイヤー(ハンディがゼロの選手)がプレイしたとき、フェアでありつつ、どれほどの難しさがあるのか。

3.Design Balance(デザインバラエティ)

距離、地形、ハザードの位置、グリーンの形状、アンジュレーションなどが変化豊かにコースを造りあげているか。

4.Memorability(記憶に値する)

各ホールに個性があり、しかも1番から18番まで一貫した流れがあること。プレイ後、各ホールが印象に残ること。単調さを極力避けること。

5.Esthetics(景観)

景観の美しさがゴルフをより楽しいものにする。オーガスタ・ナショナルに代表されるようなコースの美しさがある。

6.Conditioning(コンディショニング)

プレイした日のコースの状態を見る。ティ、フェアウェイの整備、グリーンのスピード、バンカーの砂の状態など。

7.Tradition(伝統)

どのような歴史がつくられてきたか、公式競技を開催したか、コース設計はどのように寄与したかなど。古いコースは有利だが、それだけではなく、ゴルフの歴史に対する関心度も考慮に入れられる。日本ではまったく無視されている点。

8.Walkable(歩ける)

米国ではコースを歩けることの重要性を大切にしている。カートしか認めないコースは得点が少なく、いつでも歩いてラウンドできるコースにボーナスポイントが与えられる。

GM(ゴルフマガジン誌)の世界のコース100選(2010年)

1.PINE VALLEY /米・ニュージャージー G・クランプ、H・コルト

2.CYPRESS POINT/米・カリフォルニア A・マッケンジー

3.AUGUSTA NATIONAL/米・ジョージア A・マッケンジー、B・ジョーンズ

4.ST.ANDREWS OLD COURSE/スコットランド

5.ROYAL COUNTY DOWN/北アイルランド オールド・T・モリス

6.SHINNECOCK HILLS/米・ニューヨーク W・フラン

7.PEBBLE BEACH/米・カリフォルニア   J・ネビル D・グラント

8.OAKMONT/米・ペンシルベニア

9.MUIRFIELD/スコットランド

10.MERION(EAST)/米・ペンシルベニア

11.SAND HILLS/米・ネブラスカ

12.NATIONAL GOLF LINKS OF AMERICA/米・ニューヨーク

13.ROYAL MELBOURNE(WEST)/オーストラリア

14.ROYAL PORTRUSH(DUNLUCE)/北アイルランド

15.PINEHURST(NO.2)/米・ノースカロライナ

16.ROYAL DORNOCH/スコットランド

17.BALLYBUNION(OLD)/アイルランド

18.TURNBERRY(AILSA)/スコットランド

19.PACIFIC DUNES/米・オレゴン

20.CRYSTAL DOWNS/米・ミシガン

40廣野 CH・アリソン

76川奈ホテルGG富士コース CH・アリソン

96東京GC 大谷光明 CH・アリソン

100以降 鳴尾GC H・クレイン CH・アリソン

1位を獲得した「パイン・バレー」は、きわめて難易度度が高いコースです。パイン・バレー・ゴルフクラブは、1913年にフィラデルフィアのアマチュア・ゴルファーのグループによって創設されました。

コースのデザインはGeorge Arthur Crumpが担当。彼の設計思想によって、どのホールも他のホールと平行にレイアウトされないこと、どのホールのティーからも他のホールが見えないこと、これらの規則に沿って建造されています。

私財を投げ打ってコースの設計と建造に注力したCrump氏は、コース完成の前に亡くなってしまいました。彼が設計したコースはこれが最初で最後となりましたが、世界100選に選ばれる傑作となったのです。

単に歴史がある、距離が長い、難易度が高いだけではなく、すべてのコンセプトがしっかりと調和している点が、良いコースの条件と言えます。

私たちは、世界100のコースをすべて回ることは不可能かもしれませんが、日本でノミネートされている、34コースをラウンドできるチャンスは必ず訪れるでしょう。その際は、スコアにとらわれることなく、コースのコンセプト、デザイン、記憶、美しさ、コンデイション、伝統等を総合的に見てください。

上質のプレーヤーは、スコアの良さを競うものだけでなく、その日のラウンドで最も美しいホールを記憶しているもの。また四季の変化の中で、様々な景色を見せてくれるコースを愛する心情を表しています。

良いコースと楽しいプレー、記憶に刻まれる情景と仲間たち。ゆえに、大切な事を思い出してくれる事が良いコースと言えます。

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