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小暮式1分間ゴルフ
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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ34」

2017年4月8日

野球、水泳、テニス経験者の特性を考える

前回は他スポーツ競技から、ゴルフへ活用できる要素を考えてみました。今回は各スポーツ競技について、その特性をもう少し探ってみたいと思います!

野球、水泳、テニスをされていた方の競技特性、筋力、巧みさを説明したいと思います。読者の皆さんも、経験された方もおられると思います。

<野球編>
動くボールに対して反応できる、高いバランス力と筋力を持っています。重くて硬い野球のバットと軽くて長いゴルフクラブとフェース角の特性をしり、スイング作りをおこないましょう。

投手の場合:下半身、肩が強い。メリットはコントロールが素晴らしく、アプローチやパッテイングが卓越します。また、自分のタイミングで投げられるので、ゴルフに向いています。

野手の場合:上半身、下半身が強い。メリットは飛距離。デメリットは、体が開きやすく、体重が右に残りやすく、スライスがでます。右肘が空かないトップを身に付け、方向性を安定させます。

<水泳編>
心肺機能が高く、忍耐力も備わり、高い筋力と持久力があります。反面、道具の特性を必要としないので、クラブの機能を知り、プレーを組み立てていきましょう。

クロール:全身の体力、特に肩の力が最強と言えます。前に使う両腕を、ゴルフでは横に使用します。

背泳ぎ:肩を後ろに使用する動きは、ゴルフのインサイドダウンに利用できます。

<テニス編>
ネットを超えてコートにボールを入れるために、ドライブをかけます。これは、ボールの下から、ラケットを上に上げる動きであり、特徴と言えます。また、利き腕の握力が強く、左右さが出てしまう影響があります。ドライブの悪影響として、ゴルフではトップボールと左ひっかけが出やすい。インパクト以降、両肘がたたまれるテニスと違い、ゴルフでは常に両肘を伸ばして、斜め上から、下に向かって振りぬきます。

今回の内容は、いかがでしたでしょうか?
最後に1つ。スポーツにおける、競技特性、筋力の発達、巧みさは、ゴルフのベースとなります。一見、ゴルフしかしていないジュニアの方が上手いように見えますが、手先の器用さで、結果を出している場合が大半です。

世界で活躍している選手のほとんどが、違うスポーツを幼少期から行い、運動センスの基礎を作っています。単一スポーツの弊害として、けがなどの故障のほかに、結果が出ない時に諦めてしまう弱さが挙げられます。今まで経験したスポーツからの上達法も面白いと思います。

次回も上達を目指して取り組んでいきましょう!

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